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2014年10月14日火曜日

ジオラマ化計画 その9 ・・・よくある風景を改造しました


 気が向くとやってしまうジオラマ化計画です。今回はこれで更新したいと思います。

 ただの風景写真を模型っぽく改造するのに、フリーツールのGIMPを色々いじくるのは楽しいです。たいてい紹介される手法は、画像の上端と下端あたりをボカして接写感を出すことを基本に、彩度や明度の調整、ノイズ取りなんかで質感を出す感じになっています。

 私の場合、ボカシは一様ではなく段階的にレベルを上げる、なるべく背の高いオブジェクトを活用する、なども加えて作るようにしています。実際、こうしないと、模型らしさから離れてしまうからです。その為、スタンプ、消しゴム、マスキングなどのツールも活用しています。

 一部、写真に絵画的な描き込みをするようなもので、めんどいのですが、その分、生々しいジオラマ写真が出来ると思うのです。まあ、GIMPしか使っていないので、ひょっとすると市販のフォトショップでは、こんなことせずに簡単に処理ができるのかもしれません。よくわからんけど。

 別の画像から切り貼り(コラージュ)して遊ぶのも好きなので、この場合はジオラマ化というようり、創作に近いものかもしれません。

【オリジナル】
 池袋の眺望だそうです。遥か彼方にスカイツリーが見えますね。こういう大雑把なビル群を俯瞰で捉えた写真は、絶好の素材になります。


【ジオラマ化】
 で、これが完成したジオラマ写真です。んー、どうかな?まあこんなもんでしょう。


【ジオラマ化(オマケ)】
 更にジオラマっぽく見えるように余計なものを登場させました(笑)。フィギュアを太陽光のもとで撮影した素材なので、溶け込んでくれてるかな・・・。



 GIMP楽しいです。


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2013年7月28日日曜日

ジオラマ化計画 その8 ・・・今度は空港に挑戦+α


 暑いですね。こういう出だししか書けないくらいに暑い毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 さて、ここのところマイブーム(死語)になってるジオラマ化計画で更新したいと思います。今回のネタは空港です。飛行機もミニチュア化には打って付けの題材でありますね。

 で、作成中にふと思いました。空港のジオラマといえば東宝SFの『フランケンシュタインの怪獣/サンダとガイラ』('66)があるじゃない。ここでプチ映画ネタです(笑)。

 日米の研究チームにより誕生した人口生命体のサンダとガイラ。凶暴なガイラは羽田空港やビアガーデンを襲いまくります。自衛隊がL作戦と称し、ガイラを山中に追い詰め、メーザー光線砲で攻撃をかます場面は、総なめする光線が森林までもなぎ倒す迫力に伊福部マーチの高揚感も相まって、東宝SF屈指のカッコよさ。また、何かとガイラを気遣うサンダに泣けるという、東宝SFの名作であります。ブラッド・ピットもこれに影響受けたんだって。

 ということで、羽田空港で悪さをする寸前のガイラのイメージも合せてみました。

【オリジナル】


【ジオラマ化】



 東宝特撮のスケール感は、ミニチュアの尺度をかなり大きめにして奥行も演出しているから、とにかく見入ってしまう程の素晴らしさです。昨今のCGもいいけど、昔の東宝特撮もいいですよね。


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2013年7月7日日曜日

ジオラマ化計画 その7 ・・・今度は夜景に挑戦


 7月に突入しましたね。夏らしく蒸し暑くもなっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 さて、今回は早くも暑気払いを一発、ということで、またまたジオラマ化計画で更新したいと思います。

 どうでしょうか、夜景ということで、ちょっとはヒンヤリ涼しくなりましたかね?・・・ならんか。

【オリジナル】


【ジオラマ化】



 今年8月公開の『パシフィック・リム』に思いを寄せて、ということも付け加えておきましょう(笑)。

 ・・・しかし、また映画記事から遠のいてしまったな。最近、観てはいるのですが、これぞというのがありません。次回は、昔観た楽しい作品の感想でも掘り出してみようかな。


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2013年6月14日金曜日

ジオラマ化計画 その6 ・・・なんとなくリベンジ


 6月も半ば。梅雨入りしたのか、してないのか、よくわからないですね。ただ、暑くなったことだけは確かです。

 さて、今回はジオラマ写真です。前々回に挙げたのがイマイチだったので、今度こそジオラマな写真にしてみました。バッチリ俯瞰の構図。

 なんとなく、アジア圏内のリゾート地みたいですね。

【オリジナル】


【ジオラマ化】


 よし、次は巨大ナースシリーズを復活させるか。

 ツールは、GIMP 2.6.11+プラグイン(GREYCstoration/Focus Blur)を使用しました。


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2013年6月8日土曜日

ジオラマ化計画 その5 ・・・なんとなく久々に挑戦


 久々にジオラマ化計画に挑戦してみました。

 今回は、イタリアのフィレンツェを流れるアルノ川。ここに架かるヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)の写真をジオラマ風にしてみました。

 この橋、えらい古くからあるそうで、川が氾濫する度に作り直してきてるんだとか。最後に作り直したのが1345年なんだって。何世紀経ってんだよ。

 『パフューム』('07)って昔のフランスを舞台にした作品にも、こういう建物を積み上げた橋が出てきましたね。ダスティン・ホスマン演じる調香師が香水屋を構えていましたが、見事、老朽化で崩落。

 ヨーロッパらしい景観といえば景観ですが、なんか危なっかしいですな。

 で、肝心のジオラマ化写真はというと・・・あんまり変わっていないかな(汗)。極端な被写界深度を表すのに周辺に一様にボカシをかけるのを基本として、あとは背景と夫々のオブジェクトの境界にメリハリがつくよう工夫はしていますが、どうでしょうか。

 あと、もうちょっと俯瞰で見下ろす素材があるといいのですが。

【オリジナル】


【ジオラマ化】


 ツールは、GIMP 2.6.11+プラグイン(GREYCstoration/Focus Blur)を使用しました。


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2011年5月2日月曜日

ジオラマ化計画 その4 ・・・GWということで久々に挑戦

 
 せっかくのGWなので、久々のジオラマ化計画に挑戦してみました。前回の記事はちょうど2年前でしたな(笑)。
 
 今回、こんな題材でやってみたら


 こんなのが出来ました。


 こういう見上げるような構図だとミニチュア感を出すのは難しいですね。ということで、恒例のナースに登場してもらいました。今回は巨大ナースではなく、実物大ナースがジオラマの町を訪問・・・という強引な設定。これでちょっとはミニチュア感が出たかな。出ないか。やっぱし無理がありすぎたようです。アホです。因みにこの町、築地だそうです。
<追記
 モデルはブラックナースでなくブラックメイドになるんかこれ。どっちなんだろう(笑)。

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2009年4月5日日曜日

ジオラマ化計画 その3 ・・・滲み消しに挑戦(最後にプチ映画ネタ 笑)


 どうも!4月ですね。皆さん今週末はお花見でしょうか?新年度へ突入しましたが、今回も相変わらず目新しさのない記事だったりします(笑)。

 前回の「ジオラマ化計画 その2」で、塔をクッキリさせた一生懸命バージョン画像(笑)を紹介しましたが、その後に一生懸命は必要ないんじゃないか?という手法が見つかり、背中に冷たい汗が流れてしまいました(笑;)。その手法とは以下の通りです。

<2011/03/06追記
 以降は前回記事を流用した手順になっていたのですが、前回の「その2」手順を大幅に修正したことで一部整合性が取れない状態になってしまいました(汗)。ただ、滲み消しの考え方については汲んで頂けるかな、と思っております。何かのご参考にして頂ければ幸いです。(いずれは、こちらも前回に合わせて修正したいと思います)


①「奥ボカシ」レイヤーをぼかす前に、塔をパスツールで囲みます。
②この状態だとパスツールで囲った内側が編集の対象となりますので、ここで範囲指定を反転します。これで、囲った塔の外側の範囲が編集の対象となります。
③この状態でぼかしをかけてやると、塔はそのままで編集対象の外側の範囲が焦点がズレることになるのです。

 この手法だったら、「奥ボカシ」レイヤーの全体をぼかした時に塔の輪郭が周辺に滲み出る、ということは無いはずでした。

 やってみました。

 結果・・・・・・ダメでした(爆)。
 なんと、滲みに変わりがなかったのです。塔以外を囲む形でぼかしをかけ、その効果が塔に及ばないようにしているのに、やっぱり滲みが出てしまうのでした。
 これはどうやら、範囲外の塔には何もしないけど、範囲内については全体をぼかした結果を用いているようなのです・・・。←何だか訳わかりませんね(-ω-)

 要は使えない手法ということで、結局は一生懸命バージョンに戻ってしまうのでした(笑)。

 という訳で、以下に一生懸命バージョンの手法を紹介したいと思います。需要あるのか不明ですが(笑;)

【前回の手法】(滲み有り)


【前回の手法+一生懸命】(滲み無し)


 まずは、概要から。
 前回では「奥ボカシ」レイヤーの画像をまんまぼかした為に、塔が周囲に滲み出てしまってました。滲み出さないようにするにはどーするか。悪さをする塔を消すしかありません。
 消すのは簡単ですが、1枚ものの画像ですからポッカリ穴が開いてしまいます。そのままぼかすと境界線付近が透けてしまい具合が悪くなってしまいます。そこで、塔の背後にあるはずであろう景色をでっち上げる訳です。凄くベタでしょ(笑)。

 直接描いてもいいのですが、もの凄い労力が要りそうですので、ここはGIMPの便利ツールを使うことにします。ただ便利といっても相対的なだけで、これも大変ではあります。だから一生懸命(笑;)。
 ここではスタンプツールという機能を使います。ある部分を基点として、他の場所にもスタンプを押すようにコピーを描画できるというものです。塔の周囲を見極めて、塔の背後に続く背景を想像します。そして、その想像した背景を作るのに適した部分を他の背景から見つけ出し、それをスタンプでコピーしていきます。合わせて多少の効果も入れてやります。

 ここで、そんな荒っぽいやり方だと一目でバレるだろ?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。なぜなら後でボカシをかけるからです。バレません。意外とイケます(笑)。だいたい、黒っぽい塔のわずかな滲みを押さえるだけなので、極端、塔周辺に近いカラーで塔のシルエットを塗り潰すだけでもいいのです。最後にバッサリ消去するし今回の手法はムダに見えるかもしれませんが、GIMPの一つの操作方法としてご参考になればと思います。

 それでは実際にやってみましょう。
 前回の17項目で「奥ボカシ」レイヤー全体にボカシ(値8.0)をかける直前から入ります。

1.「奥ボカシ」レイヤーを下図の状態まで作成します。レイヤーウィンドウでは「奥ボカシ」レイヤーを選択(青色反転)しておきます。
(Fig.1)


2.「The GIMP」ウィンドウでスタンプツール(スタンプマーク)を選択します。そして下側にある[ブラシ:]をクリックして「Circle Fuzzy(09)(9x9)」を選択します。これは、スタンプするサイズになりますので、特に決まりはありません。また、その下にある[フェードアウト]と[ハードエッジ]の2つにチェックが入っていないことを確認します。とりあえず、これで始めます。
(Fig.2)


3.画像ウィンドウを拡大します。ウィンドウの下側のバーにプルダウン形式の[拡大/縮小]があります。とりあえず400%でいいでしょう。
(Fig.3)


4.それでは、簡単そうな一番奥の背景と空からでっち上げてみましょう(笑)。コピーしたい部分にカーソル(円マーク)を持ってきて、Ctrlキーを押しながらクリックします。カーソルの中に十字が表示されればOKです。これでコピーされました。
(Fig.4)


5.スタンプを適用したい部分にカーソルを持っていき、そこからクリックしたままゆっくりと上下左右に動かしてみます。十字と同じ部分がスタンプされていくのがわかります。見えなかった背景が自然な感じになるようにスタンプしていきましょう。クリックを離してしまうと、次のクリックからまたコピーした基点からスタンプが始まります。基点を変えたくなったら、再度Ctrlキーを押しながらクリックしてコピーし直します。
(Fig.5)


6.この調子で塔の背後にあると思われる背景をスタンプしていき塔を消してしまいます。滲み出すのを押さえる為ですので、全部消さなくてもいいのですが、せっかくなのでやってしまいます。スタンプのサイズを変えながらやってみましょう。「エアブラシツール」や「にじみツール(指こすり)」を使って雰囲気を出すのも手です。間違えたり気に入らなかったりしたら、「戻る」ボタンで元に戻しましょう。
(Fig.6)





7.こんな感じでいいでしょう。ちょっと引いてみて初めから塔が無かったように見えるかな?これで「奥ボカシ」レイヤーの一生懸命バージョンの準備ができました(笑)。
(Fig.7)


8.それでは「奥ボカシ」レイヤー全体をぼかしましょう。「奥ボカシ」レイヤーを選択した状態で、画像ウィンドウの[フィルタ]→[ぼかす]→[ガウシアンぼかし]を選択します。[ぼかし半径]の[水平]と「鉛直」を8.0にします。プレビュー画面で変化の具合がわかります。よければ[OK]をクリックします。これで奥側全体にぼかしがかかりました。これで完全にわからなくなったでしょ?
(Fig.8)


9.あとは「奥ボカシ」レイヤーの塔の部分を切り取って、「ベース」レイヤーの塔が見えるようにするだけです。それでは「ベース」レイヤーのみ表示にします。そして、パスツールで塔と城の上半分くらいを打点しながら囲っていきます。気持ち輪郭の内側を打点していきます。一周したところで、Ctrlキーを押しながら開始点をクリックするとパスが繋がります。この後、修正したいポイントをドラッグすることで調整が可能となります。よければエンタを押して範囲を確定します。
(Fig.9)


10.「奥ボカシ」レイヤーを選択した状態で、画像ウィンドウの[編集]→[消去]を選択します。そして「奥ボカシ」レイヤーだけ表示にしてみます。塔のシルエットが透けているのがわかります。
(Fig.10)


11.「奥ボカシ」「手前ボカシ」「ベース」レイヤーを表示にします。これで、塔の焦点がきれいに合った(滲みのない)画像ができました。これで完成です。
(Fig.11)


 以上が、一生懸命バージョンの全貌です(笑)。
 6項目で無駄なエネルギーを注いでいる訳ですが、これはひょっとすると他の何かに利用できるテクニックかもしれませんね。ジオラマ化手法については、今後も模索していきたいと思います。

 ところで、これを作っていて思い出したのが、SF映画『ブレードランナー』。皆さんご覧になってるでしょうか?ハリソン・フォード演じるデッカード刑事が脱走レプリカントを取り締まる伝説の作品です。この中でデッカードが1枚の写真を分析装置にかけるシーンがあります。音声認識が付いていて、デッカードが見たい部分を指示すると、その通りにモニタに表示する高機能な装置です。ここで不思議なことが起きます。なんと1枚写真のくせに、写っていないオブジェの背後の様子を3Dのように視点をずらして表示してしまうのです。
 何なんでしょうかこの分析装置は。見えない部分を他の要素から計算して見えるようにしているのでしょうか?こんな分析装置があれば捜査もはかどるでしょうなあ。何気ないシーンですが、後からジワジワとくる名シーン(?)だと思うのです。
 で、今回の一生懸命バージョン画像では、この写真分析装置を地で行くことをしてるなあ、と思った訳です(笑)。


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