tag:blogger.com,1999:blog-2136320178693549542024-03-06T01:55:56.312+09:00映画偏り放題umetramanhttp://www.blogger.com/profile/15412586897974327040noreply@blogger.comBlogger274125tag:blogger.com,1999:blog-213632017869354954.post-4143703950960997382016-05-15T01:24:00.001+09:002016-05-16T00:00:17.116+09:00映画『お!バカんす家族』・・・ 遊園地を目指して4000キロを珍道中<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh34OgciC9pkgEeXAa9JqTR3zeHScFlpYF9JJzKOUfoyj8DDOQQws7YnHavgEO5EXzWVmEZhY2bafdzbPdNqEGy5hnsiCrNN4Eoqz_V7dvFLFa8ji_8BfK2Nr102HDedc6H44mNEJJ0aSat/s1600/vac0.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh34OgciC9pkgEeXAa9JqTR3zeHScFlpYF9JJzKOUfoyj8DDOQQws7YnHavgEO5EXzWVmEZhY2bafdzbPdNqEGy5hnsiCrNN4Eoqz_V7dvFLFa8ji_8BfK2Nr102HDedc6H44mNEJJ0aSat/s200/vac0.jpg" /></a>●原題:Vacation <br />
●ジャンル:アドベンチャー/コメディ<br />
●上映時間:99min<br />
●製作年:2015年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー<br />
◆出演:エド・ヘルムズ、クリスティナ・アップルゲイト、スカイラー・ギゾンド、スティール・ステビンズ、チェビー・チェイス、クリス・ヘムズワース、レスリー・マン、ビヴァリー・ダンジェロ、チャーリー・デイ、ノーマン・リーダス、レジーナ・ホール、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。国内線パイロットのラスティは、愛する家族と幸せな生活を送っていたが、一方ではマンネリも感じていた。妻のデビーが毎年の丸太小屋バカンスに飽きていることを知るや、ラスティは一念発起し新たなバカンスを計画する。それは家族で4000キロ先の遊園地ワリーワールドに向けて旅をすることだった・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3aN2Q65mi_ospqvN-qmkSJ0LhzBCBW3RqQcX-xG9_WlN4Uditq7QrFvsbmN46eGiKEDDKMFK5B0LGkZZDwkFbwPJFyoqEGnH-T2q3t_OuDcXKivcTaFb1blBVThruy8JQc-dcWNTdJbef/s1600/vac1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3aN2Q65mi_ospqvN-qmkSJ0LhzBCBW3RqQcX-xG9_WlN4Uditq7QrFvsbmN46eGiKEDDKMFK5B0LGkZZDwkFbwPJFyoqEGnH-T2q3t_OuDcXKivcTaFb1blBVThruy8JQc-dcWNTdJbef/s420/vac1.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
ちょっとベタなパッケージに身構えてしまいましたが、クリスティナ・アップルゲイトが出てるんですね。思い入れのある女優なので興味が湧いてしまいました。あ、よく見たらマイティソーのクリス・ヘムズワースも出てるとか(笑)。これはいったい。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">なんという絶品コメディ。</span></b><br />
<br />
ああやっぱアメリカって凄いわ、と唸らせるほどのセンス・オブ・バカ度です。オープニングタイトルから早くも一般人のバカンス写真を使った二段オチ演出に、これはイケる!!と確信しました(笑)。本編でのキャラクタの造形は素晴らしく、どいつもこいつも特徴的で無駄なく立ちまくり状態です。シーン毎にとにかく笑える仕掛けがテンコ盛りで、コメディとはそういうものですがとにかくいい。<br />
<br />
冒頭、国内線パイロットのラスティが乱気流で大揺れしながら乗客の美人ママの<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">おっぱい</span></b>を鷲掴みにするという、「ドリフ大爆笑」(古いよ)さながらのコントが素晴らしいです。観る人の心も鷲掴みです。演じるエド・ヘルムズをじっくり見たの始めてなんですが、いいコメディアンですね。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_DA1W0yImpsSe9eKts4YujQR1cy6HeIiZY-N-776ymQx1wOwJqz5hfpEftY1k3kelQriYfSW965vzrcPSbrgvVYuUZFbQWzyB50bH9Oa5YVfpj-bhUu7FAPfpwVO53D_A7i5yvmtefs6U/s1600/vac2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_DA1W0yImpsSe9eKts4YujQR1cy6HeIiZY-N-776ymQx1wOwJqz5hfpEftY1k3kelQriYfSW965vzrcPSbrgvVYuUZFbQWzyB50bH9Oa5YVfpj-bhUu7FAPfpwVO53D_A7i5yvmtefs6U/s420/vac2.jpg" /></a><br />
<br />
ちょっと疲れた感じの妻デビーを演じるのがクリスティナ・アップルゲイトなんですが、大好きな<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">『ビッグ・ヒット』</span></b>('98)に出ていたことで印象付いてる女優です。初めは普通の良きママですが、歴戦のコメディエンヌがそれを許すはずもなく、ネジが徐々に外れて台詞どころか体当たりで下品ネタに突撃していくところは感動ものです。女優の鑑です。好きだぞクリスティナ(笑)。<br />
<br />
また、息子兄弟の設定にもツボりました。暴力的な弟が温和すぎる兄をしょっちゅうイジメるという、過激で可愛くもある兄弟関係には大笑いしました。女の子に見とれている兄に弟が突然<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ビニール袋攻め</span></b>するところは、その状況やBGMも相まって神がかりでしたし、のちに再度ビニール袋攻めが活かされるところは痛快でもありました。何度も見直したいシーンです(笑)。<br />
<br />
こんな家族が西海岸の遊園地に向かう4000キロの珍道中は『なんちゃって家族』('13)の比ではないと思いました。旅の過程で思い出作りをしたいパパは色んなサービスをしますが、その全てが豪快なトラブルに繋がってるのが楽しいです。珍道中をサポートするのはキャンピングカーではなくアルバニア製の謎のセダンで、これだけでも飛び抜けたアイテムなんですが、特にある言語で暴走するカーナビに息子が「なんでこんなに怒ってるの?!」と呆れるところは、作り手のわかってる感がヒシヒシと伝わる瞬間でした(笑)。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3Az8Fo1b7M_bCKCUCgKDQmt570QYXBQqfNtNPDPf24FxT7it-4cj8UBb1rYJrO-bbbOQ87W-pXCA9LDyXRS2CC2odW0AXv61M4YaeUeQDvxbzLmV6vzfqf55XsBqIqiRfygDmg74DRVRh/s1600/vac3.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3Az8Fo1b7M_bCKCUCgKDQmt570QYXBQqfNtNPDPf24FxT7it-4cj8UBb1rYJrO-bbbOQ87W-pXCA9LDyXRS2CC2odW0AXv61M4YaeUeQDvxbzLmV6vzfqf55XsBqIqiRfygDmg74DRVRh/s420/vac3.jpg" /></a><br />
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『モンスター上司』('11)の脚本コンビが手がけていて、その経緯もあってか脇役陣もなかなか豪華ですね。コメディ役者系では、ママ友のレジーナ・ホール、脳天気バカ嫁のレスリー・マン、急流下りガイドのチャーリー・デイ、なんてのが飛び抜けていました。ところで、ラスティの豪傑父親のチェビー・チェイスは本作に繫がる前日譚『ホリデーロード4000キロ』('83)で同じ役をまんま演じられていたんですね。母親役も本作と同じくビヴァリー・ダンジェロで。世代をまたがった一大ドラマになってるんだこれ。<br />
<br />
強烈な髪型でリスペクト俺様のクリス・ヘムズワースや、謎のトラック野郎のノーマン・リーダスには、そんな役もやるんだとビックリですが、やはり真の役者ほど潔くバカ役もこなすということですね。凄くわかります(笑)。そういえば冒頭の乱気流でいじられる乗客親子のパパ役をコリン・ハンクス(トム・ハンクスの息子)がやってました。だから何って感じですが(笑)。<br />
<br />
本作のいいところは、ハチャメチャ路線のところ、それでも根底には家族の幸せを願う思いがあるところです。国際線パイロットとの確執から繫がるクライマックスで目的をやり遂げようとする家族の結束はカタルシス以外のなにものでもないです。下品なネタが多いですが、どのシーンも愛さずにはいられない魅力ある作品です。<br />
<br />
吹替でも観たのですが、やはりコメディってのは化けるものですね。翻訳やアドリブの妙もあってか、オリジナル音声とは違った面白さを感じます。コメディ作品はベテラン声優も本領発揮の場ではないでしょうか。ぜひ吹替でも観て頂きたいです。<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">しかし、4000キロのドライブ旅行ってどんなよ。</span></b><br />
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<br />
(C)2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.<br />
【出典】『お!バカんす家族』/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント<br />
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●ジャンル:コメディ/ドラマ/ロマンス<br />
●上映時間:106min<br />
●製作年:2007年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ<br />
◆出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、ニコラス・アート、クリス・エヴァンス、ポール・ジアマッティ、ドナ・マーフィー、アリシヤ・キーズ、ジュリー・ホワイト、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。せっかく大学を卒業できたというのに、この先の人生を見いだせず、就職に興味を持てないアニー。ある日、公園で男の子を相手にしたことで親であるミセスXから強引に子守の誘いを受けてしまう。その場の勢いで仕事を引き受けるアニーだったが・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSd26Hd1AHDYyyKVoLZxAHbKTepz6GbggjiRDP95f7qKwc3zHpM-t8wQU6rehb0Cj63tQ4itev-0eapryIe_sHYjCwBvbx38ZpgTbrDg2TK_v9uwo8Rbeog1VeQsajoUEoYqP49YAAcV0c/s1600/tnd1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSd26Hd1AHDYyyKVoLZxAHbKTepz6GbggjiRDP95f7qKwc3zHpM-t8wQU6rehb0Cj63tQ4itev-0eapryIe_sHYjCwBvbx38ZpgTbrDg2TK_v9uwo8Rbeog1VeQsajoUEoYqP49YAAcV0c/s420/tnd1.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
マーベルのSF超大作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』('16)が大変素晴らしい出来だったので、やはりここはひとつ、スカーレット・ヨハンソン(スカヨハ)にスポットを当ててみたいと思いました。『シビル・ウォー〜』のことを書けよ、というご意見が聞こえますが、ここはそういうポリシーですので。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">若かりし頃のスカヨハです。</span></b><br />
<br />
冒頭いきなり大学の卒業式でコケるという失態をかます主人公アニー。彼女の独り立ちが描かれます。演じるは何かと強靭でセクシーなイメージのあるスカヨハですが、本作では地味めなヒロインを演じています。これが素晴らしい。最近の現代ドラマ『ドンジョン』('13)とかも純愛なヒロインでしたが、ダイナマイトすぎる性格と容姿が問題でした。<br />
<br />
地味なリクルートスーツを決めて商社へ面接しに行くも、アニーは自分の人生が何なのか分からなくなり路頭を彷徨いだします。このスカヨハがナチュラルメイク(っていうの?)でケバくもなんともないんですよ。当然ながら初々しい。で、意外と背が低いみたいで、他の役者と並ぶとえらくちっちゃくて、全てが相まって愛らしい(笑)。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8J2MoAPn-JGnVcY2r05ml08Deiz6Q4uujJ4Mpu1NKQID7CIhoRJzNNjvAkDdWYVzI0pwEWJ1etinSRjTfRhoSkZ1wvC9VuPwNl_f8_vpvv6T8RBz-vpHXDwChmkIPF5L5OfBz3IAAd5Cz/s1600/tnd2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8J2MoAPn-JGnVcY2r05ml08Deiz6Q4uujJ4Mpu1NKQID7CIhoRJzNNjvAkDdWYVzI0pwEWJ1etinSRjTfRhoSkZ1wvC9VuPwNl_f8_vpvv6T8RBz-vpHXDwChmkIPF5L5OfBz3IAAd5Cz/s420/tnd2.jpg" /></a><br />
(キャプテン・アメリカの4年前とブラック・ウィドウの3年前です)<br />
<br />
セレブなミセスXから名前を聞かれアニーと答えるも、”ナニー(子守)”と聞き間違えられたせいで、強引に子守の仕事を任されることになります。子守に楽なイメージを持つアニーは気軽に受けますが、実は大変な仕事でした。子守を雇うのは大抵がセレブ層で、当然まず子供の世話を殆どしません。ミセスXもご多分に漏れずで、更に傲慢で高飛車という性格が付いてきて、ワガママな注文にアニーも辟易します。『プラダを着た悪魔』('05)の子守業界版ともいえましょう。<br />
<br />
はじめは状況にムカつき放題のアニーも、ミスター&ミセスX(なんだよその名前)夫妻の根深い問題に子供が取り残されていることを知り、子守を通して家族再生と自己成長のなんたらかんたら・・・で、要はとってもいいお話しなのですが、そんなことよりもスカヨハにスポットなので、スカヨハのことを書きます。<br />
<br />
コメディでもあるので微笑ましいスカヨハ要素がテンコ盛りです。特筆すべきは、アニーが子供のイタズラで <b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">パンツが丸見え</span></b>になるところ。しかも後ろ向きで前かがみになります。グラマー体型がかますパンツ姿で可愛いのですが、これを目撃するイケメン学生が問題です。演じるはクリス・エヴァンス。まさかのヒーロー&ヒロインの顔合わせです。でも、マーベル作品ではないので、二人ともお気楽な関係です。クリスは学生といっても体型は既にキャプテン・アメリカなので、いつか暴れるんじゃないかと不安になります(笑)。スカヨハの方はブラック・ウィドウが微塵にも想像できない華奢な雰囲気ですが。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEilfe7wFE9DYQ62Og8x4FAeTBb3URUqwj63eQ-NiCzsdOLzKcQtidhb80LNK4p5q-jE0pwteXGwHLvofvlw0aosdoL5L24gVNTySjD5hEqYE2SwlLQ953o3AMa8E2e0II4zBGz-frZGnF_R/s1600/tnd5.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEilfe7wFE9DYQ62Og8x4FAeTBb3URUqwj63eQ-NiCzsdOLzKcQtidhb80LNK4p5q-jE0pwteXGwHLvofvlw0aosdoL5L24gVNTySjD5hEqYE2SwlLQ953o3AMa8E2e0II4zBGz-frZGnF_R/s420/tnd5.jpg" /></a><br />
<br />
手強い子供に翻弄されながらも心を通わせたり、トラブル発生時に慌てふためいたりと、不器用なんだけど、純真に一所懸命に向かい合うスカヨハがとにかくいいです。古風なメイドのコスプレしてちょこちょこ歩くところなんか可愛かったな。ちなみにイケメン学生の目の前で披露するこのメイド服がアメリカ国旗をなぞったデザインで、なんだかキャプテン・アメリカを彷彿とさせます。クリスは普通のポロシャツ姿だったりして、なにこのクロスオーバー。二人に対するなんかの暗示だったんでしょうかこの作品は。<br />
<br />
この子守という仕事はアメリカでは普通に浸透しているようで、いろんな作品で見かけますよね。よく日雇い的にギャラを渡してサイナラする場面とか。でも、日本では単に表に出てきていないだけかもですが、まあ馴染みがないですね。なので、子供相手の大変さはわかるものの、子守自体はアメリカならではのテーマであり、日本人には理解し難い歴史的な深い意味があるのかもしれません。<br />
<br />
まあでも、等身大でフレッシュなスカヨハが微笑ましいし、ホロリとするオチもあったりで、コメディ寄りのドラマ作品として楽しめると思います。邦題のタイトルの意味は、ちゃんとクライマックスに用意されていますので。これが何なのかは実際に観て頂ければと思います。もし興味がありましたらね。スカヨハファンで未見の方は、ぜひレンタル屋へ行ってみるべし。<br />
<br />
スカヨハは、<b><a href="http://oreno-yakata.blogspot.jp/2011/04/blog-post.html" target="blank"><span style="color: #33ff33;"><u>『スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦』('04)</u></span></a></b>でもクリス・エヴァンスとの共演とパンツもろ見え(笑)が堪能できます。こっちの方が更に若いですね。というか昔の作品ほどナチュラルなスカヨハが堪能できるということですね。<br />
<br />
<br />
・・・久々に記事を更新しました。次回がまたどうなるかわかりませんが、マイペースでいきたいと思います。<br />
<br />
<br />
(C)Copyright MMVII by The Weinstein Company, LLC. All Rights Reserved. <br />
【出典】『私がクマにキレた理由』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン<br />
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●ジャンル:アドベンチャー/コメディ/ドラマ<br />
●上映時間:120min<br />
●製作年:2014年<br />
●製作国:イギリス/ドイツ/カナダ/南アフリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:ピーター・チェルソム<br />
◆出演:サイモン・ペグ、ロザムンド・パイク、ステラン・スカルスガルド、ジャン・レノ、トニ・コレット、クリストファー・プラマー、伊川東吾、バリー・アトスマ、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
イギリス。精神科医のヘクターは何の問題もなく日々の生活を送っていた。同棲する恋人クララもそんなヘクターを愛情いっぱいに世話してくれていた。しかし、患者へのカウンセリングを繰り返すうちに、ヘクターは果たして自分は幸せな人生を歩んでいるのだろうかと疑問を持ち始める。意を決したヘクターは、クララをひとり残して幸せ探しの旅に出るが・・・。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghmTcIJP1R4JLsxMD9PYUerd3rFux9RWWfHomUqAx0aXf-vTUTEH7GIWSGJe_VKloSInx-u51NVhC-8QmOv5GELLyoODFM4TwiU13v7R1S7P9R2yZvxQhehzYLr_kGTmlHx_iy8hCGkWna/s1600/hec4a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghmTcIJP1R4JLsxMD9PYUerd3rFux9RWWfHomUqAx0aXf-vTUTEH7GIWSGJe_VKloSInx-u51NVhC-8QmOv5GELLyoODFM4TwiU13v7R1S7P9R2yZvxQhehzYLr_kGTmlHx_iy8hCGkWna/s400/hec4a.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
今年一発目の映画記事です(おせーよ)。昨年の話題作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』('15)をメインに、もう1本何か見ようと徘徊して見つけたのが本作。サイモン・ペグが出演とか共通点だし、何よりもロザムンド・パイクが出てるじゃんか。パッケージもいい雰囲気。一緒に借りました。<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">すまんトム、こっちの方が面白かったわ。</span></b><br />
<br />
どっちも世界を股にかける一大スケールな展開で結構命がけなところも共通点なんですが、異国の旅路でいろんな経験を積むロードムービー的な本作の方がしっくりきましたね。自分が歳をとった所為もあるかもですが(笑)。あくまでも比較なんで『ミッション~』も十分なエンタテイメント作品で楽しかったです。<br />
<br />
さて、本作の主人公はサイモン・ペグ演じる精神科医ヘクター。人柄はいいのに職業柄か何かと悩みがちな男。なんですが、とにかく注目点はその恋人クララを演じるロザムンド・パイクなんですよ。冒頭、悪夢にうなされるヘクターが飛び起きると、いきなり目の前に笑顔のクララがいるの。やべえ、逃げてヘクター!!って思わず叫んじゃいそう。『ゴーン・ガール』('15)がフラッシュバックする瞬間です(笑)。<br />
<br />
クララは完璧な恋人ぶりで、ヘクターの健康にも気を使うし、公の場ではちゃんとヘクターを引き立てたりする。素晴らしい。素晴らしすぎて逆に裏があるのでは・・・とちょっとでも勘ぐると『ゴーン・ガール』がフラッシュバック・・・って、そういう設定じゃないから。イギリス人の血統も手伝ってか落ち着きも感じる美人さんですね。製薬会社に務める彼女がバイアグラ系新薬の話をする時、効能を示すのに拳を立てる仕草がとても可愛いと思いました。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlHRusMmanVmr6tCBOlLXGT8Y5BjYN6GeCYJXb1Wqq_4wvmVr9oBDefeJYW-nQIhex25D-elFfJ6-2juW-WVMrSG24SwDR5O-uZLEQndBxRDq8FRXWVR69K_06tj9u4ZgjCK1yLQivopo-/s1600/hec1a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlHRusMmanVmr6tCBOlLXGT8Y5BjYN6GeCYJXb1Wqq_4wvmVr9oBDefeJYW-nQIhex25D-elFfJ6-2juW-WVMrSG24SwDR5O-uZLEQndBxRDq8FRXWVR69K_06tj9u4ZgjCK1yLQivopo-/s400/hec1a.jpg" /></a><br />
<br />
勿論、ロザムンド祭だけで終わる作品ではありません。ヘクターが愛するクララを置いてまで実行に移した幸せ探しの旅。異国での様々な経験やトラブルの教訓から”幸せ”の欠片をメモに書き留めていくのですが、その旅路で出会う人々がとにかく魅力的なんですね。例えば、<br />
<br />
中国へ向かう旅客機で出会う大企業の堅物社長エドワードを演じるはステラン・スカルスガルド。味わいある北欧男優ですね。ブスッとした態度で、ヘクターみたいな男は最も敬遠するはずなのに、何かを感じて気を許しちゃう。一緒に豪遊までしちゃったりする。がむしゃらに働いて稼いで引退して余生を送ることが幸せみたいなエドワード。<br />
<br />
アフリカのホテルで出会う麻薬王ディエゴを演じるはジャン・レノ。久々に見たなこの人。貫禄付いてます(笑)。メモ書きするのにディエゴから借りたペンがその後の命を左右するトラブルに関わるところは、本作が優しい世界だけで終わらないことがわかる結構な見せ場。妻の重病に悩むディエゴはヘクターに出会ったことで幸せになれるのかな。<br />
<br />
そして、アメリカで再会する元恋人アグネスを演じるはトニ・コレット。好きな女優です。『シックスセンス』('99)で息子から告白を受ける時の演技が忘れられません。アグネスの存在はどことなく彼女に未練がましいヘクターと現恋人クララとの関係に当然ながら影響を及ぼします。やがて、スカイプ映像に映るクララの冷めていく態度が不安を煽ることに。ここで『ゴーン(以下略<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKS5eXfQ00w7FKBRX1mPPCPwNp1pPR4fBYBcnI67TvTqbKSQAMj6GImn8C-8Xq2rxtxgsRiaFCId4FAW5a64XNehQ_YIxm3WWfKREqQmZ7lxxYAow7ZJaloMotyPY-mJNo_04d1FY-K927/s1600/hec3a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKS5eXfQ00w7FKBRX1mPPCPwNp1pPR4fBYBcnI67TvTqbKSQAMj6GImn8C-8Xq2rxtxgsRiaFCId4FAW5a64XNehQ_YIxm3WWfKREqQmZ7lxxYAow7ZJaloMotyPY-mJNo_04d1FY-K927/s400/hec3a.jpg" /></a><br />
<br />
クライマックス。沢山の出会いを経たヘクターは、最終地アメリカの大学で脳の幸せ度合いを測定する機械にかけられます。旅路での経験とクララのことを思い起こすヘクターにやがて反応しだす機械。果たして”幸せ”が何であるのか、ヘクターは解き明かすことができるのでしょうか・・・。<br />
<br />
オチがどうあれ、ヘクターが取った行動は意味のあることなんだなと思いました。異世界に触れることで新しきを知るというのは今更ですけど大事なことですよね。別に教訓じみてる訳ではないのですが。それと、旅路での色んな人との出会いは何かと印象的ですが、別れ際をヘタに感動的にしてないところもよかったです。<br />
<br />
社長エドワードは別れ際にヘクターが抱擁する素振りを見せるとスッと身を引くし(この二人の間は必見)、麻薬王ディエゴは帰国したヘクターに電話までしてあることを伝えますが捨て台詞を吐くとすぐに画面の外に去ってしまいます。あくまでもヘクターの通過点としてドライな扱いだったかもしれませんが、ヘクターの人柄が本人の気づかぬところで、幸せの何かを振りまいていたのは確かでしょうね。<br />
<br />
カラフルで丁寧に作られた大変見やすい作品です。サイモン・ペグとロザムンド・パイクは『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』('14)でも共演されてましたが、対極的に疲れきった設定でした。なのでロザムンドは、本作の方が嫁にしたい度No1です(笑)。<br />
<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">『ゴーン・ガール』とセットで観ると危険かもしれない。</span></b><br />
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(C)2014 Egoli Tossell Film/ Co-Produktionsgesellschaft "Hector 1" GmbH & Co. KG/Happiness Productions Inc./ Wild Bunch Germany/ Construction Film. 2014 All Rights Reserved.<br />
【出典】『しあわせはどこにある』/角川書店<br />
<br />
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デビッド・ボウイが旅立たれました。<br />
ガンを患われていたこと知りもせず、どうしてるのかなと思っていた矢先のことでした。<br />
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ラジオで耳にした「アシュズ・トゥ・アシュズ」の旋律が気に入って、初めて買ったアルバムが輸入盤の「スケアリーモンスターズ」。これでドハマリした以降、70年代まで遡ってアルバムを買い漁りました。<br />
<br />
にわかファンではありましたが、70年代後半から80年代前半がこれ以上妖艶な男がいるのかってくらいカッコよくて、音楽面やビジュアル面からの刺激がその後の私の人生に大きく影響してくれたと思っています。<br />
<br />
寂しいとか悲しいとかではなく、とにかく感謝の気持ちを伝えたいです。<br />
<br />
どうもありがとう! 我らがデビッド・ボウイ!<br />
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●ジャンル:アクション/アドベンチャー/コメディ<br />
●上映時間:129min<br />
●製作年:2014年<br />
●製作国:イギリス<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:マシュー・ヴォーン<br />
◆出演:コリン・ファース、タロン・エガートン、マイケル・ケイン、マーク・ストロング、サミュエル・L・ジャクソン、ソフィア・ブテラ、スフィ・クックソン、マーク・ハミル、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
イギリス。どの政府にも属さない独立諜報機関キングスマン。エージェントのハリーは、ある事件をきっかけに、かつて作戦の最中に命を落とした同僚の息子エグジーをスカウトする。不良同然ながらも父親の血を継ぐだけあってエグジーには十分な素質があった。一方、キングスマンはアメリカのIT実業家ヴァレンタインが世界規模の陰謀を企てていることを察知。ハリーとエグジーは捜査に移るが・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuGrjndcg6oxR9OgcIja3GUunxWF9R6b2u1JGnk9scFVDMYkK9yTi1vC_tjT4eH73r4l2OLv1Ha9mx_QTxw3OgJPx9ViZ0eUdRkt7Fxpq07iZA-MvQXugEWjMxzejknElDxTyg6eHvaaqk/s1600/king1a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuGrjndcg6oxR9OgcIja3GUunxWF9R6b2u1JGnk9scFVDMYkK9yTi1vC_tjT4eH73r4l2OLv1Ha9mx_QTxw3OgJPx9ViZ0eUdRkt7Fxpq07iZA-MvQXugEWjMxzejknElDxTyg6eHvaaqk/s420/king1a.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
実に素晴らしい。こういうリズムを持った作品ってホントにいいものです。根底が幼少の頃に胸踊らせた007シリーズのユーモアと奇想天外さであって、それを近代的な脚本と技術で底上げしてるという、<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">イギリスの面目躍如ですよこれは。</span></b><br />
<br />
伝統と規律を重んじる精神のもと、紳士たる身だしなみから繰り出す壮絶なアクションは、これぞ静と動を併せ持つイギリスというやつではないですか。同じ英語圏のヒャハーなアメリカよりも、日本に通じるものがありますね。この諜報機関は、まさに世界を相手にする必殺仕事人です。名作『レモ/第一の挑戦』('85)もそんなお話しでした(笑)。<br />
<br />
政府の指揮下に公正性がないことを嘆いた財閥は秘密裏に諜報機関を設立しますが、その本拠地に選ばれたのが伝統ある高級スーツ店キングスマンなのです。店内では趣きある調度品が落ち着きを醸す一方、超技術によるギミックが仕掛けられていて、紳士エージェントの表裏と同様に、ローテクとハイテクの対比が鮮明で目を見張るところです。これぞイギリスにしか出せない魅力というやつ。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihMUGqMbBpXbqfD0dQvPTfGAy4W_VUYJCqJp6d_OtGLc2oNOZPfb8EqThGpkbm1L8-eaOmIxY83YUOiI2v_P5DN2qxdx65JKjJtjV01XO1cEuOYL1sYEPcEBv0mxUcgceffccTWMwQ0SII/s1600/king2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihMUGqMbBpXbqfD0dQvPTfGAy4W_VUYJCqJp6d_OtGLc2oNOZPfb8EqThGpkbm1L8-eaOmIxY83YUOiI2v_P5DN2qxdx65JKjJtjV01XO1cEuOYL1sYEPcEBv0mxUcgceffccTWMwQ0SII/s420/king2.jpg" /></a><br />
<br />
スパイといえばの小道具も粋なものばかりで、紳士傘が武器と盾を兼ねてるところはいかにもです(笑)。ケレン味溢れる点では小道具だけでなく、密かに建築された広大な施設も外せません。後半の舞台となるヴァレンタインの根城も下僕たちを見下ろすようにガラス張りの司令室が設置してあって、ここでドンパチやるとか懐かしい空気が充満しまくりです。<br />
<br />
主演はイギリス側のコリン・ファースと重鎮マイケル・ケイン。このコンビは新旧スパイやクライム関連の繋ぎ役でもあるようですね。マイケルは古くからスパイ作品の常連だし、主役の絵画泥棒を演じた『泥棒貴族』('66)のリメイク作品『モネ・ゲーム』('12)ではコリンが主役を演じてましたしね。<br />
<br />
また、若手役者も揃えてエージェントの世代交代まで描いてる辺り、ロートルな世界で終わらせないフレッシュさは今風といったところですね。昔ながらの007って幼い時期が描かれていなかったので斬新といえるのかも。最近の007はシリアスにそんな路線に入ってる気はしますがね。<br />
<br />
スパイアクションには魅力ある悪役も欠かせません。アメリカ側のそんな期待を裏切らないIT実業家ヴァレンタインを演じるは我らがサミュエル・L・ジャクソン。ニヒルでもなんでもなく、狡猾で変なところで気弱なヒップホップ野郎。今時の申し子みたいでよろしい。しかし今回のサミュエル、『ジャッキー・ブラウン』('98)の銃器密売人に戻ったかのような若々しさなんですが、なんと今年67歳なんだとか!見えないぜサミュエル。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4PRel-IzWqbpnNm1irpOqpEmKgP40SBFBRiuVXzP4GGV2BugQ7HvwH7iezBkio3KP8svbq1h-cfOLGE1rIf3PcUtkHFsMk-2mFxLiAiKGzgX_9TZvj3HACVfcmkH4a5Vtrx5Qxr1d7T1V/s1600/king3a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4PRel-IzWqbpnNm1irpOqpEmKgP40SBFBRiuVXzP4GGV2BugQ7HvwH7iezBkio3KP8svbq1h-cfOLGE1rIf3PcUtkHFsMk-2mFxLiAiKGzgX_9TZvj3HACVfcmkH4a5Vtrx5Qxr1d7T1V/s420/king3a.jpg" /></a><br />
<br />
本作の最大の見せ場はなんといっても主人公ハリーの身のこなし。イギリス人の血統を醸しながらの戦闘シーンが素晴らしすぎます。同じイギリス人のマシュー・ヴォーン監督だからこその手腕でしょうか。独特のスピード感とワンカットのような巧妙な編集、そして縦横無尽なカメラワークによる一大殺陣はカタルシスの連続。粋なBGMがこれまた拍車をかけます。演じるコリン・ファースもよくあれだけ体が動いたもんです(全て本人が演じたと信じたい)。『96時間』シリーズはちょっとは見習って欲しい。<br />
<br />
ちょっと笑ってしまったのが、ヴァレンタインの女用心棒があるエージェントを迎え撃つところ。この女用心棒、両足が刃物を備えた義足になっていて、新体操みたいな技を繰り出すの。で、このエージェントが一瞬で唐竹割りにされるのね。ペローンって真っ二つ。安すぎるCGがまるでワザとやったかのようで、きっと『殺し屋1』('01)へのオマージュもあるに違いない。<br />
<br />
また、見た後で笑ってしまったのが、マーク・ハミル。出てたの全然気づかなかったです。かなり前面に出ていた人物なのに。言われてみればたしかにマークの面影あったような・・・。最新のスターウォーズを見る前に、本作で近況のお姿を拝んでしまいました(笑)。<br />
<br />
マシュー・ヴォーン監督は、経歴をみてみれば、なるほどクライム系の作品群を手がけられていたのですね。コミック原作の映画化に力を入れられているようですが、前作の『Xメン:ファースト・ジェネレーション』('11)よりも、『キック・アス』('10)での小気味よいユーモアとアクション性が更にパワーアップして帰ってきた感があります本作は。お勧めしたい逸品です。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">ちょっとスーツを着こなしてみたいと思いました。</span></b><br />
<br />
<br />
さて、今年はこれが最後の記事となります。素敵な作品で締めることができてよかったです(笑)。しかしまあ、ブログも8年目に突入とか、よく続いているもんです。あとどれだけ続けられるかな。。<br />
迷いこまれた方にちょっとでも役に立てればと来年もとりあえず頑張っていこうと思います。<br />
<br />
それでは来年も皆様にとって良い年となりますように。<br />
<br />
<br />
(C)20th Century Fox Film Corp. All rights reserved<br />
【出典】『キングスマン』/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント<br />
<br />
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●ジャンル:コメディ/犯罪<br />
●上映時間:108min<br />
●製作年:2014年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:ショーン・アンダーソン<br />
◆出演:ジェイソン・ベイトマン、チェーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、ジェイミー・フォックス、ケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、クリストフ・ヴァルツ、クリス・パイン、ジョナサン・バンクス、リンゼイ・スローン、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。ニック、デール、カートの三人は、にっくき上司らと決別し、自らが職場の上司になるべく会社を起こすことにする。発案したシャワー用品を売り込もうとやっきになる三人は、ある大企業から莫大な注文を受けるも、そこの悪徳社長の策略によって大借金を負うことになり、工場設備や特許までも失う寸前となる。意を決した三人は、悪徳社長の息子を誘拐し身代金を巻き上げようと策略するが・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigUC_sSzYKwpDtnNVw9ej0CnSE91Rbjj4XNXkzAx2a3hmEDmXzUsg3c7GXPEx3ke6lLT2xrST71jpTshYh4VMaQWDF2cOUTPAblgtC3BBXBb7faQynpS9t_lDNNQyOsDIQ9vHTCsy39fXJ/s1600/hb2_1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigUC_sSzYKwpDtnNVw9ej0CnSE91Rbjj4XNXkzAx2a3hmEDmXzUsg3c7GXPEx3ke6lLT2xrST71jpTshYh4VMaQWDF2cOUTPAblgtC3BBXBb7faQynpS9t_lDNNQyOsDIQ9vHTCsy39fXJ/s420/hb2_1.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
前作は劇場公開されたのに、本作は未公開だったのですね。気付いたらレンタル屋に並んでいました。しばらく後回しにしていたのですが、改めてパッケージを見てみると、なんとクリストフ・ヴァルツが出てるじゃないですか。即決ですよこれはもう。しかしまあ、シリーズ失速の法則は免れないだろうな、と構えていたら、<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">意外や楽しめたという。</span></b><br />
<br />
前作に引き続き、三人の主役にジェイソン・ベイトマン、チェーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、相変わらずの憎まれ元上司役にケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、悪友の犯罪アドバイザー(笑)役にジェイミー・フォックスという、よくやったぜと思えるところに、新キャラとしてクリストフ・ヴァルツとクリス・パインまで起用するとか、随分とゴージャスな布陣になっています。<br />
<br />
前作では、名優らが嬉々と演じるハラスメント上司をいかに楽しく懲らしめるかに見所があったはずなのに、急激なハードボイルド展開に熱も覚めちゃった感じでした。なので今回の続編ではちょっとは気の利いたコメディらしさを期待していたのですが、これがまったく同じといってもいいくらいの展開。またかよ急激ハードボイルドだし。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCRS8BKWJdzYBceOOknlov8sZ_Jo8O_0iz1Va30S0GKAfmPqvs1NXWeDtHN_EX-ZHgna9niyjaOB9XDPWEqU1jKBANSiTi6tgeEaqAi_DmVgbDt6_a-WVVpUzme7EYVx5Hs9hO20imqnyS/s1600/hb2_2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCRS8BKWJdzYBceOOknlov8sZ_Jo8O_0iz1Va30S0GKAfmPqvs1NXWeDtHN_EX-ZHgna9niyjaOB9XDPWEqU1jKBANSiTi6tgeEaqAi_DmVgbDt6_a-WVVpUzme7EYVx5Hs9hO20imqnyS/s420/hb2_2.jpg" /></a><br />
<br />
しかし、これが面白く感じました。前作で受けた犯罪コメディの妙な印象も咀嚼するうちに耐性ができて作品全体のリズムを楽しめるようになったのかもしれません。なにこの自己分析。きっとこれは、本筋関係なく三人のアホさ加減と、それを加速させる脇役のボケとツッコミを楽しむべきシリーズなのです。過激大好き細かいことは気にすんな、というアメリカ人の偉大なノリも見え隠れします。<br />
<br />
コメディアンらが三本矢となって暴走機関車のように作品を牽引する様はウザさを通り越して(笑)言うことなしです。ここでは脇役らに注目します。まず続投のケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、そしてジェイミー・フォックスらが失速せずに全力投球しているのが素晴らしいです。特にジェニファーの自助会を壊滅させる程のエロ依存症をもって主役の三人を虜にしてしまう演技はコメディエンヌの最高峰といってもいいでしょう。メイキングで見せる、どうしてもクチにできない台詞で恥じらう様も至高です。<br />
<br />
続いて本作で新参の脇役の一人。悪徳社長の息子を演じるクリス・パインは、さほどいい印象のない役者だったところ、初めて等身大な姿を見た思いです。って、こんなキャラは等身大とはいわんか(笑)。コメディ作品だからか、生き生きとした様が好印象となりましたよ。カーク船長なんかより、もっとこういう役やれ。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgu9phneB4rGw-RESW3Q_kcPsa6QOTEBJwgm22n7Bakm7PaOVY11qmmXfSWLSOd7fx-jbUpocob8-DYqtKW9UOFrWIFSRYLczMN56V8zbY6F3TPTwajz0G4V4X2f0M4I-bRDZrQmiNx5MqG/s1600/hb2_3.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgu9phneB4rGw-RESW3Q_kcPsa6QOTEBJwgm22n7Bakm7PaOVY11qmmXfSWLSOd7fx-jbUpocob8-DYqtKW9UOFrWIFSRYLczMN56V8zbY6F3TPTwajz0G4V4X2f0M4I-bRDZrQmiNx5MqG/s420/hb2_3.jpg" /></a><br />
<br />
今回、興味を引くきっかけとなった脇役のもう一人。悪徳社長を演じるクリストフ・ヴァルツ。もう言うことなしに大好きな役者であります。タランティーノ作品『イングロリアス・バスターズ』('09)での何ヶ国語もこなすナチス高官の嫌らしさといったら、彼以外に誰が演じることができたでしょうね。独特で流暢な言い回しの中に表裏を垣間見せる様が真骨頂で、欧州生まれが持つ迫力みたいなものも感じます。そんなクリストフは本作でも実に嫌らしい悪役を好演していました。<br />
<br />
前作でハラスメント上司を持つことに嫌気の差した三人は、会社を起こすことで自らが上司になりますが、悪徳起業に道を閉ざされたことで、再びドタバタと走り回ることになります。あまりのピンチさに、元の上司や悪友にすがりつくものだから目も当てられない。でも、なんだかいい感じ。むしろ前作よりも好きな流れかもしれない。<br />
<br />
ハードボイルドに至る展開は、ハラスメント上司に対するより、ビジネス上の悪意に対する犯罪計画からの方が、違和感なく納得もいくんじゃないでしょうか。コメディであれば尚さらです。監督が変わったことで演出や雰囲気にも差が出ていますが、潔く犯罪に手を染めることで、スピード感やスマートさがあるし、ハードボイルドもどんでん返しになってるところがいいですね。こういうテーマのコメディにしては一線を超えすぎな点は変わらずですが、総合的に私は続編の本作を推したいです。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">シリーズを通して歯ブラシの粋な扱い方を学びました。</span></b><br />
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<br />
(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.<br />
【出典】『モンスター上司2』/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント<br />
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●ジャンル:コメディ/ドラマ/ロマンス<br />
●上映時間:90min<br />
●製作年:2013年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:ジョセフ・ゴードン=レビット<br />
◆出演:ジョセフ・ゴードン=レビット、スカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーア、トニー・ダンザ、グレン・ヘドリー、ブリー・ラーソン、ロブ・ブラウン、ジェレミー・ルーク、その他ポルノ動画大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。リア充の独身男ジョンは夜な夜なナンパする人生を送っていた。今日も美女とベッドインしたジョンは、事が終わった後である行為に没頭する。それはネットでポルノ動画を鑑賞し全力投球することであった。生身の女性とどれだけ付き会おうが、ジョンはポルノ動画に別次元の快楽を求めていたのである。ある日のこと、ジョンはセクシー美女バーバラをナンパするが、彼女が予想外に夢見る乙女だったので調子が狂いだす。更には、もう一人の女性エスターとも知り合ったことで、ジョンは人生の一大事を迎えることになる・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWNn9vkvdPvL8-NVJmcuUXsnzPenfEsl1G5DcfagSFt6AYW_9G3G22Kf-nqPlVQR1UFXaVN9MKzXUQPVcD5rT0n_gWuGbIIWCXReMXOZpYNLVoTRZWy5BzdNF8sUhj58pDmqZUct6X7v8F/s1600/dj1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWNn9vkvdPvL8-NVJmcuUXsnzPenfEsl1G5DcfagSFt6AYW_9G3G22Kf-nqPlVQR1UFXaVN9MKzXUQPVcD5rT0n_gWuGbIIWCXReMXOZpYNLVoTRZWy5BzdNF8sUhj58pDmqZUct6X7v8F/s420/dj1.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ジョセフ・ゴードン=レビット</span></b>は、『インセプション』('10)や『ダークナイト/ライジング』('12)でのスマートで堅物なイメージが強かったので、今回の変貌具合にはちょっと驚いてしまいました。主人公ジョンを演じるだけでなく、脚本と監督までやってるなんて、<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">これがジョセフの本気ってやつ。</span></b><br />
<br />
クラブでナンパしては持ち帰り、自宅で合体し終わると、添い寝する美女をそっと退け、ジョンは別室でパソコンをパカと開けます。そしてポルノサイトを呼び出し、今日のオカズとなる動画を物色します。ポルノ動画の快楽こそ至高とのたまうジョン。この時ターゲットオンすると全力投球でアヘ顔になるところ、全盛期のロバート・パトリックを思い出してしまいました。液体金属ロボT−1000の人。ちょっと似てませんかね。<br />
<br />
今回の目玉は<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">スカーレット・ヨハンソン</span></b>でありましょう。我らがスカヨハ。ビバ!スカヨハ。ブロンドセクシー美女バーバラ役の匂い立つエロさ本領発揮ですよ。本当に素晴らしい。ジョンの期待とは裏腹に純愛と家庭を重んじるバーバラは、初デートでいきなりジョンを映画に誘いますが、当然それは恋愛作品だったりします。スクリーンを恍惚な表情で見つめるバーバラの顔面ドアップは圧巻です。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgsQnyo5IiJHudtHHM3PgEdHga6sr03vBl2d_gt3EzCqYaovJh7EP_wDVZoW3_LoaKKHxclOpgRNgH-qWf0OZ8EruWIvx9quOpAy3Yy3XKucPc30mghRd__aZpmyAPVbvHBvIYfbRq9Gzmi/s1600/dj2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgsQnyo5IiJHudtHHM3PgEdHga6sr03vBl2d_gt3EzCqYaovJh7EP_wDVZoW3_LoaKKHxclOpgRNgH-qWf0OZ8EruWIvx9quOpAy3Yy3XKucPc30mghRd__aZpmyAPVbvHBvIYfbRq9Gzmi/s420/dj2.jpg" /></a><br />
<br />
ここで鑑賞する架空の恋愛作品ですが、恋人同士をチャニング・テイタムとアン・ハサウェイが演じています(笑)。街角で出会い、愛し合い、ビンタを食らい、涙ながらに許しを乞い、遂に結婚し、そしてオープンカーで疾走する、というもの凄くベタな展開にジョンは辟易しますが、それでもバーバラの超絶セクシー美女ぶりに、今までない感情で突き進むことになります。わかる、わかるぞ。しかし、付き合っていくうちに、バーバラに対し違和感を覚えることになるジョンです。<br />
<br />
ところどころ登場するジョンの家族がまたいい感じです。マフィアみたいなパパはタンクトップ姿でやたら凄むけどジョンに彼女ができたことを嬉しそうにするところが可愛い。ママも豪快で明るくて可愛い。妹はいつも無口でスマホを弄ってるけど実は有能だったりする。この家族と共に日曜礼拝に参じる度、ジョンは婚前の性交渉とポルノ鑑賞(笑)を懺悔しますが、その様は逆に自分の罪を正当化しているようにも見えます。宗教のスタイルも様々なのでしょうか。<br />
<br />
絶好調なジョンの前に現れる熟女エスターを演じるは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ジュリアン・ムーア</span></b>。登場した途端、いきなり泣きだします。『ブギーナイツ』('97)でも離婚調停で親権を奪われ号泣するポルノ女優役をやってたのでどうしても重なってしまいました。あれは名演技でありました。バーバラとは真逆の性格を備えたエスターの登場によって、ジョンの人生に変化が起こります。エスターが示すジョンへの態度は、バーバラとは対象的に心地よいものです。ビバ!スカヨハに変わりはないですが、年上の女性もいいものですね。一方、かつて『がきデカ』でこまわり君がいった「年上にも限度がある」にも同感ではありますが。意味不明。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaiJLwa8K17vvVGZnGxURqzzT2WKSRLvLtRzu0zlBiPzqyS2vnatz_krhtKKk2xM_sCOUw01dbE3zS74PTibLE30okg1N6OjNQu38dn_orJ4Jd5XmJI8GxWUPxGnHJA95d4TxJkWLwKmGW/s1600/dj3.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaiJLwa8K17vvVGZnGxURqzzT2WKSRLvLtRzu0zlBiPzqyS2vnatz_krhtKKk2xM_sCOUw01dbE3zS74PTibLE30okg1N6OjNQu38dn_orJ4Jd5XmJI8GxWUPxGnHJA95d4TxJkWLwKmGW/s420/dj3.jpg" /></a><br />
<br />
中盤、バーバラがジョンの嘘つき行為を問いただすところは、スカヨハのプンプンすぎる演技が可愛いし大笑いもできたので、コメディに間違いないなとは思いましたが、この作品、間違いなくファミリー鑑賞はNGです。ポルノ動画やポルノ用語が満載ですので。こういう男性の心理を描いた作品は、女性に受け入れられるのか嫌悪感を抱かれるのか気になるところです。<br />
<br />
もの足りなさは感じますが、こういう題材を面白い視点でさらりと描いている辺り、ジョセフ・ゴードン=レビット監督の今後に期待したいと思います。次作もスカヨハを起用して下さい。<br />
<br />
ところで、ジョンが閲覧しまくるのが<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">『PornHub』</span></b>というポルノサイトなんですが、これ実在するサイトなんですね。動画配信だけでなくオリジナル商品も発売しているアメリカでは大手のサイトのようです。で、最近、このサイトへのアクセス数が激減した期間があったそうで、それがアメリカ産ゲーム<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">『Fallout4』</span></b>が発売された直後のことだそうです。RPGの最高峰といわれる大人気のシリーズ最新作なので、世界中の男性陣はポルノそっちのけでプレイに没頭したという(笑)。わかる、わかるぞ。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">スカヨハの体のラインが凄すぎる。</span></b><br />
<br />
<br />
<追記><br />
ジョセフはロバート・ゼメキス監督の最新作『ザ・ウォーク』('15)で究極の綱渡り師を演じるようですね。シリアス系ですがゼメキス印のジョセフも楽しみです。<br />
<br />
<br />
(C)2013 Don Jon Nevada, LLC. All Rights Reserved.<br />
【出典】『ドン・ジョン』/KADOKAWA/角川書店<br />
<br />
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●ジャンル:コメディ/ドラマ<br />
●上映時間:100min<br />
●製作年:2011年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:デビッド・フランケル<br />
◆出演:ジャック・ブラック、オーウェン・ウィルソン、スティーブ・マーチン、ロザムンド・パイク、ラシダ・ジョーンズ、アンジェリカ・ヒューストン、ジョベス・ウィリアムズ、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。1年間でウォッチングした鳥類の数を競う大イベントのザ・ビッグイヤー。今年もチャンピオンのケニーがタイトル防衛をするべく参戦するが、そんな彼をライバルとして同じく参戦する二人の男がいた。サラリーマンの独身男ブラッドと大企業の社長スチューである。3人の男達は相手の腹を探りながら、様々な攻防戦を続ける。今年の勝者はいったい誰になるのか・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4qZWRkasWdblGJEXzYxKnl7M-YBaxOHR-6i_xjuoJY8-9OOeqSmkjZUiCm8DbVGzwZK-7wnCFps9gGh1OtDiVSh3VqSCusyWiOWB4IXcT3D1bkJrX0mpmpDhAvN5VQnTSxx7djRSyUekl/s1600/tby1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4qZWRkasWdblGJEXzYxKnl7M-YBaxOHR-6i_xjuoJY8-9OOeqSmkjZUiCm8DbVGzwZK-7wnCFps9gGh1OtDiVSh3VqSCusyWiOWB4IXcT3D1bkJrX0mpmpDhAvN5VQnTSxx7djRSyUekl/s420/tby1.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
最初、どーしよーかな、と迷っていたのですが、出演陣に女優ロザムンド・パイクの名前を見つけた瞬間、即決しレジに向かってしまいました(笑)。しかしこれ、単なるバードウォッチング好きのドタバタコメディかと思っていたのですが、随分と違ってました。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">アメリカにこんな競技があったとは。</span></b><br />
<br />
アメリカ全土をまるまる1年かけて鳥類を追っかけ、ウォッチした数が一番多かった選手が優勝なんだって。スタートは新年明けた瞬間で、ゴールは年末の年越し直前。厳格なルールやコースとかは存在しないようで、とにかく色んな鳥をウォッチした数を自己申告していくだけの競技。<br />
<br />
審査員が常に張り付く訳でもなく、各選手のみで走り回って、ウォッチする度に「○○○○を見たぞー」と叫んでメモるの。アメリカではこういう規模の競技にもなると、不正するとかの発想の余地もなく、真面目にバカがつくほど一途な夢に向かって爆走するんでしょうな。<br />
<br />
1年もの間、どれだけバードウォッチングに時間を割き、またコストをかけられるかなので、凄まじく生活にも影響が出ます。アメリカ全土が対象になると、旅費も莫大だし、仕事も休みがち。家庭持ちだと理解を得るのも大変。さすがアメリカ、鳥好きもスケールが違い過ぎます。アホか。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiw9Wb8cm3sU_MM3qgtUVyLAtwHElQIG__FoOwzjAcjAsQR2yzCasmNuhQdO2dTb6l0pyiDMqLze-a8Tpnq5TNvLU-9GfKsGoCgK8jh_37XLBgAtqEJmnkJwPjR5QqHORiY7SYI1UXv6QaK/s1600/tby2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiw9Wb8cm3sU_MM3qgtUVyLAtwHElQIG__FoOwzjAcjAsQR2yzCasmNuhQdO2dTb6l0pyiDMqLze-a8Tpnq5TNvLU-9GfKsGoCgK8jh_37XLBgAtqEJmnkJwPjR5QqHORiY7SYI1UXv6QaK/s420/tby2.jpg" /></a><br />
<br />
そんな競技にぞっこんな3人の男が主人公です。700種以上もの記録を持つチャンピオンのケニーを演じるは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">オーウェン・ウィルソン</span></b>。仕事も成功していて妻がロザムンド・パイク(!)だというのに鳥のことで頭がいっぱい。親と同居中の独身男ブラッドを演じるは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ジャック・ブラック</span></b>。厳しい生活状況だというのに鳥のことで頭がいっぱい。大企業の社長スチューを演じるは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">スティーブ・マーチン</span></b>。部下に引き止められながらも悠々自適に鳥のことで頭がいっぱい。芸達者が勢揃いですね。<br />
<br />
この男達がそれぞれどんな背景を持って鳥に挑むのかを延々と追っていきます。コメディというよりも、軽快で洒落た人間ドラマという感じでしょうか。『プラダを着た悪魔』('06)や『31年目の夫婦げんか』('12)のデビッド・フランケル監督らしいスマートさですね。<br />
<br />
実話をもとにしているそうですが、ちゃんとエンタテイメントしているところは感心するばかりです。しかしまあ、よくぞこういう作品を撮ったなと思いますね。神出鬼没な鳥を追うのに、様々な大自然を舞台にしているので、裏方の苦労も相当なものだったのでは。VFXも使ってはいたようだけど。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmXDYtgEBFOMerDm_iYElXd60KSD_EP63X4qH_Z2UcxY67T6qL_5Z6MIctGUvr55sglJnCA6KkjQEx_ZSi1mtMBJ2NfHyM7hGpayOyH5VSE5kt5o-Nbr3ia47ekrie-5ZK9YfOEK04lA_w/s1600/tby3.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmXDYtgEBFOMerDm_iYElXd60KSD_EP63X4qH_Z2UcxY67T6qL_5Z6MIctGUvr55sglJnCA6KkjQEx_ZSi1mtMBJ2NfHyM7hGpayOyH5VSE5kt5o-Nbr3ia47ekrie-5ZK9YfOEK04lA_w/s420/tby3.jpg" /></a><br />
<br />
ブラッドとスチューの二人は家族の受け止め方や立場も違うけど、競技の勝ち負けよりも互いを尊重し合える関係になるのは微笑ましたかったです。<br />
<br />
この二人とは対照的に、ケニーが競技終了後にある光景を複雑な表情で見つめるところは、そこに被さる「欲しいものを得る為に払う代償の大きさ」を説くナレーターの声も相俟って、とてもしんみりする場面でした。<br />
<br />
地味な印象のバードウォッチングですが、本作はアメリカナイズされたスケール感でテンポもよく見易かったです。ジャック・ブラックが期待通りの顛末を見せてくれるところも、お約束といえばお約束ですね。大団円とはいきませんが楽しめる作品でした。<br />
<br />
ところで、ロザムンド・パイクなんですが、三枚目な役かと思っていたら意外とシリアス調だったので、『ゴーン・ガール』('14)がちょびっとだけ浮かんでしまいました。いかすぜ、ロザムンド。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">しかし鳥類が700種以上ってどんだけいるんだよ。</span></b><br />
<br />
<br />
(C)2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.<br />
<br />
【出典】『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン<br />
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●ジャンル:コメディ/ドラマ/ロマンス<br />
●上映時間:105min<br />
●製作年:2003年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:デニー・ゴードン<br />
◆出演:アマンダ・バインズ、コリン・ファース、ケリー・プレストン、エイリーン・アトキンス、アンナ・チャンセラー、ジョナサン・プライス、オリバー・ジェームス、クリスティーナ・コール、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。女子高生ダフネは母リビーとの二人暮らし。かつて英国貴族の父ヘンリーと結婚したリビーだったが、ダフネを身ごもった直後に離婚していたのである。ダフネはリビーと向き合うに連れヘンリーへの思いが強くなっていた。ある日のこと、ダフネは一大決心し、ひとり英国に飛び立つのであった・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDgj9c_Qg0ElkxqkYu6eXoTxPa2tJ9EZytc0U5leX_8ncxojuqXxL7wSdrOYLlqmGMVF_VN3zZyehQF20PqhfE_OMcju4hOKKvW8D4yYLNRL5VUsBOA4Shss43-Rx-TSzK-paW0os_mRNp/s1600/wgw3a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDgj9c_Qg0ElkxqkYu6eXoTxPa2tJ9EZytc0U5leX_8ncxojuqXxL7wSdrOYLlqmGMVF_VN3zZyehQF20PqhfE_OMcju4hOKKvW8D4yYLNRL5VUsBOA4Shss43-Rx-TSzK-paW0os_mRNp/s420/wgw3a.jpg" /></a><br />
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<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
レンタル店で何気に手に取った作品ですが、これが当たりでした。異国に乗り込んだ女子高生が、文化の違いに揉まれながらも父親探しに奮闘する展開には、心のガッツポーズもフル全開です。我ながら意味不明です。<br />
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以前にも、同様の米国女子高生の青春もの『ワイルド・ガール』('08)を記事にしました。米国と英国はお互い同じ英語圏なのに、文化と性質に違いがあってとても興味深いです。異国同士なら大抵は楽しめますが、英語の訛りの違いも加わる面白さから、米国と英国の関係がダントツ盛り上がりますね。<br />
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ダフネを演じる<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">アマンダ・バインズ</span></b>の可愛いこと。米国ではケリー・プレストン演じる母親リビーのアシスタントみたいな生活を送っていてパッとしない存在なんだけど、父親に会いたい一心で英国に乗り込んだ以降は、天真爛漫な威力を発揮します。英国からすれば奇行の塊が大爆進。<br />
<br />
名門貴族の父ヘンリーを演じるは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">コリン・ファース</span></b>。なんでもこなす実力の英国名優ですね。一気に画面が引き締まります。ダフネの存在に驚き、こっそり米国のリビーに電話すると、事情を察知し、遂に観念するヘンリー。名門の体裁とスキャンダルの間に揺れるナイスガイです。<br />
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ヘンリーには側近というか知恵袋みたいなジジイがいて、自分のバツイチ娘と孫娘を家系に宛てがおうと策略してるの。いずれヘンリーが政界入りしたら甘い汁吸うたろかな腹黒ファミリーで、ダフネが邪魔で仕方がない。英国流儀も相俟った悪の存在であり、米国人ダフネとの対比が凄く鮮明になります。<br />
<br />
貴族の地味なファッションショーに間違って紛れ込んだダフネは、調子こいてステージを闊歩してしまい、英国人を仰天させます。頭を抱えるヘンリー。しかし、英国人はダフネの斬新さに感銘し応援するようになります。ダフネざまあー、とほくそ笑んでいた腹黒ファミリーがざまあーの瞬間です。こういう痛快さがいいですね。<br />
<br />
『ワイルド・ガール』は父親との交流はあるものの女子高生のほぼ独走状態でしたが、本作は異国間の女子高生と父親を対等に描いていて格調の高さも伺えました。貴族でいるより自由に生きたいヘンリーの葛藤が爆発し遂ににハメを外すところや、そんな親だけにダフネと瓜二つの点があるところは、笑いのポイントです。<br />
<br />
意外や製作年が2003年と古いのですね。最近の作品かと思えるくらいの垢抜けさです。若めのコリン・ファースがなかなかのイケメンで、ひとりレザーパンツで踊り狂うところは、『ラブアクチュアリー』('03)のヒュー・グラントを思い出しました。・・・ああ、この作品でもコリン・ファースがいい味出してたっけ。<br />
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ちょっと気になった点は、実在する英国の伝統や文化、性格なんかを利用してコメディの踏み台的な描き方をしているところでしょうか。ハリウッドに一方的にやられている感。しかしまあ、英国にしてみれば自国の堅苦しさを打開したい思いもあるでしょうし、派生国のオープンな米国に見とれる部分もあるのだと思います。エンタテイメントの世界では余計な心配なのかもしれません。<br />
<br />
そういえば、『ラブアクチュアリー』には、英国女に嫌気の差した男が渡米して米国女をはべらすエピソードがありましたね。米国女が英国訛りを楽しむコントが秀逸すぎるし、結構好きだったりします。もっとそういうのやれ英国。<br />
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なんだかんだ、異国同士のドタバタは楽しいし(え)、固定観念やルールが際立つことで新たな発見やヒントも得られるんじゃないか、と思いますね。とにかくアマンダ・バインズとコリン・ファースがいいのでお勧めです。<br />
<br />
と書いておいて、アマンダ・バインズのその後を調べてみたら、本作以上の奇行ぶりに驚いてしまいました。なんだ?マリファナ所持とか、ひとん家に勝手に入って焚き火とか、飼い犬にガソリンをぶっかけたりとか、って。どーしたアマンダ。ダフネの健全さはどこにいった?女優業は終了しているようで非常に残念であります。<br />
<br />
ついでに、ダフネの母親リビーを演じたケリー・プレストンも調べてみたら、「夫のジョン・トラボルタと共演した『バトルフィールド・アース』('00)で、ゴールデンラズベリー賞の「最低助演女優賞」を<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">受賞してしまった</span></b>」とのこと。やるじゃん。<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">英国はかつて洋楽ブームで大変お世話になった国。</span></b><br />
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(C)2003 Warner Bros. Entertainment Inc. and Gayload Films LLC.<br />
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【出典】『ロイヤル・セブンティーン』/ワーナー・ホーム・ビデオ<br />
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●ジャンル:ドラマ/ミステリー/スリラー<br />
●上映時間:149min<br />
●製作年:2014年<br />
●製作国:アメリカ<br />
●言語:英語<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:デビッド・フィンチャー<br />
◆出演:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、テイラー・ペリー、キャリー・コーン、キム・ディケンス、パトリック・フュジット、エミリー・ラタコウスキ、その他大勢<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。今日はニックとエミリー夫婦の結婚5周年の日。しかし気がつけば屋敷は荒らされ、エミリーの姿はこつ然と消えてしまう。早速、ニックのもとに駆けつける警察は誘拐事件として捜査を始めるが、この夫婦には実はある秘密が隠されていた・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnClnc1rbC4vtmOSjBWASUbU056UOfIe3Q_3SggLCHXHEbiQbtZMB_iDwcIWMu-4b_lcy0Y9ege5KPujSE-4AbGfr-uhpXFzlSEPDgKntXANZdU3VU89m-auHLDUGMbjqsariJUFwaDEav/s1600/goneg2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnClnc1rbC4vtmOSjBWASUbU056UOfIe3Q_3SggLCHXHEbiQbtZMB_iDwcIWMu-4b_lcy0Y9ege5KPujSE-4AbGfr-uhpXFzlSEPDgKntXANZdU3VU89m-auHLDUGMbjqsariJUFwaDEav/s420/goneg2.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span><br />
観ました、『ゴーン・ガール』。<br />
<br />
デビッド・フィンチャー監督、相変わらずやってるな、と思いました。この監督の作風は、なんといいますか、とにかくクールでパンクですよね。しかもズッシリしていて見応えもバッチリ。闇を残したままの顛末には考えさせられました。この余韻はいったい。<br />
<br />
妻との謎めいた関係にある夫を演じるのは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ベン・アフレック</span></b>。前から胡散臭い印象しかなかった役者ですが、これがなかなかよかったです。コメンタリでは監督も、さりげない演技が旨い役者だと褒めまくり。ただ、一部ベンのワガママによるトラブル発生については一言「プロ意識の欠如」と漏らしていたけど(笑)。なんだ、見直そうと思ってたベン・アフレックは、やっぱし胡散臭い役者に変わりはないってことか。残念だな。<br />
<br />
謎めいたビッチ(あ言っちゃった)な妻を演じるのは<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ロザムンド・パイク</span></b>。ちょっと日本人好みの顔してませんかね彼女。あまり感情を見せない冷淡なところが実にいい。瞬きしてないような目つきが怖いんですが。ボンドガールとかSFヒロインとか、そんな役でしか見たことなかった女優さんですが、本作でいっきに株が上がりましたね。最近のSFコメディ『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』('13)でサイモン・ペグと組んでたのを思い出します。今後、要注意の女優さんになりました。<br />
<br />
序盤は妻失踪事件のミステリー仕立てで、中盤からは一気にドンデン返ってスリラー仕立てになって、そんである人物がエライことになって、えええとなりました。このえええとなった人物を演じたのが<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ニール・パトリック・ハリス</span></b>なんですね。<br />
<br />
この役者、私にとっては『スターシップ・トゥルーパーズ』('97)で軍部の若きエリート士官カールなんですが、一般的にはテレビドラマ『天才少年ドギー・ハウザー』の主人公の方が有名みたいです。ちょっと前に観たコメディ『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』('14)でも姿を拝見していたので、ここのところ印象付いていました。下の写真のお方です。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSCDzXzZptEglu6dpLrG23uc4T1DUgS4IwfbYMMMp70ludvFkYDoraA0cg35Pvt6DzWfRi6PMZy_i6GzqqzsqeTgDESdXAXNQK-EP8bsvg0gzh7oua4IZPc2yXgBQj3UfXgf74AFaQZq1A/s1600/goneg1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSCDzXzZptEglu6dpLrG23uc4T1DUgS4IwfbYMMMp70ludvFkYDoraA0cg35Pvt6DzWfRi6PMZy_i6GzqqzsqeTgDESdXAXNQK-EP8bsvg0gzh7oua4IZPc2yXgBQj3UfXgf74AFaQZq1A/s420/goneg1.jpg" /></a><br />
<br />
ここから、<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">ニール・パトリック・ハリスのネタ</span></b>が始まります。<br />
<br />
で、『ゴーン・ガール』を観終わって、なんとなくYoutubeでミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』('01)の楽曲パート動画をダラ観してたのです。<br />
<br />
そしたら他の類似サムネイルにニール・パトリック・ハリスの名前が見えました。なんで?!と思って見てみたら、本人がケバい格好で歌い出しました。最近、舞台化した『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で主役を演じた彼によるたぶん授賞式でのパフォーマンス動画でした。<br />
<br />
’14年度のミュージカル主演男優賞を取ったんだって。ビックリしました。この時の選曲が「Sugar Daddy」というイカしたナンバーで、映画版の原曲が好きなんですが、このハードにアレンジされた舞台版もなかなかいいです。音がちっさいんだけど。。<br />
<br />
宇宙バグと戦う若き士官であり、西部開拓時代のゲス野郎であり、ロザムンド・パイクにあんなことされる資産家であるという、ニール・パトリック・ハリスのイメージが完璧に木っ端微塵になること請け合いな素敵すぎる動画なので、凄く暇でこちらにたどり着いた方なら観るしかないと思うです。こんな姿でフォーマル軍団に特攻とか、きっと笑えます。<br />
<br />
<b><span style="color: #3366ff;">『Neil Patrick Harris - "Sugar Daddy" - from Hedwig』</span></b><br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="236" src="https://www.youtube.com/embed/uIaFn5lsLd8" width="420"></iframe><br />
<br />
いじくられる観客の中に、サミュエル・L・ジャクソンとケビン・ベーコンがいたような(笑)。他の観客は・・・有名な人かな、ちょっとわかりませんでした。<br />
<br />
ちなみに、ニール・パトリック・ハリスは同性愛をカミングアウトしているそうなので、こういうドラッグクイーンな役はすんなり演じられるのでしょうね。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">意外や素敵な発見でした。</span></b><br />
<br />
<br />
(C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. <br />
【出典】『ゴーン・ガール』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン<br />
<br />
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皆さん、いかがお過ごしでしょうか?8月も終わりなんですね。暑さはまだ残りそうですが。<br />
ということで、残暑払い?も兼ねて、久々に巨大ものの画像を作成してみました。色んな意味で寒くなれたら幸いです(笑)。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjO86Zp5GgPvKn0v-omc2ydpXOC98pHjnl77QO_FarRBtfJw2QkqajUD-J7VWz1f1i3qqMo6-JtySPxjpg62rGwANKXwBFiIVvLqQrGYEXFvBKQjZK5JlMZf3LhEsYfytoMsS1s9ixpv0Cw/s1600/20150822a.png" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjO86Zp5GgPvKn0v-omc2ydpXOC98pHjnl77QO_FarRBtfJw2QkqajUD-J7VWz1f1i3qqMo6-JtySPxjpg62rGwANKXwBFiIVvLqQrGYEXFvBKQjZK5JlMZf3LhEsYfytoMsS1s9ixpv0Cw/s420/20150822a.png" /></a><br />
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●ジャンル:犯罪/アクション/スリラー/ミステリー<br />
●上映時間:115min<br />
●製作年:2014年<br />
●製作国:フランス<br />
●言語:英語/ロシア<br />
●カラー:カラー<br />
◆監督:オリビエ・メガトン<br />
◆出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレース、ファムケ・ヤンセン、フォレスト・ウィティカー、ダグレイ・スコット、サム・スプルエル、ドン・ハーベイ、リーランド・オーサー、その他大勢<br />
<br />
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?気温もやや落ち着きだしてるでしょうか?でもまあ、残暑は続くのでしょうね。熱中症にはまだ注意が必要ですね。<br />
今回は、アクション作品です。残暑、吹き飛ばしてくれるかな。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span><br />
アメリカ。元CIAのブライアンは、元妻レノアと別居仲の娘マギーを見守りつつ孤独の生活を送っていた。ある日、ブライアンの自宅でレノアが遺体となって発見される。巧妙な罠によって警察から追われることになるブライアンは、娘マギーを守りつつ、元CIAの仲間と共に事件の真相を追う・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgYM0-y9qy_5Y_IYyh1N5mCipxwUaMAs8NZja_w967xfaCTLdl2hBP7aPIXLLwRAf9f3fApujavEJw952K4EeCtIfYKGk4dF_0hksajhxCz2RiPF4iwdvRiXrMdkNDocdNUV9Gdb2xlZJU/s1600/tk3_1a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgYM0-y9qy_5Y_IYyh1N5mCipxwUaMAs8NZja_w967xfaCTLdl2hBP7aPIXLLwRAf9f3fApujavEJw952K4EeCtIfYKGk4dF_0hksajhxCz2RiPF4iwdvRiXrMdkNDocdNUV9Gdb2xlZJU/s420/tk3_1a.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
シリーズも3作目になるんですね。ここのところアクションを手広くこなしているリーアム・ニーソンがいい感じです。すっかり一方通行で無敵すぎるキャラが定着しちゃってますよね(笑)。しかし、シリーズ1作目は大傑作だったものの、これが3作目ともなると・・・。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">ますます残念なことに。</span></b> <br />
<br />
前作の『96時間/リベンジ』('12)で散々書いていたのですが、期待も虚しく今回も引き続きアクションがひどいと思いました。アクション場面は、その場で何が起きているのか状況を確立した上で、初めて度肝を抜く演出が映えるものです。<br />
<br />
しかし、本作のアクション場面は、その状況がまったく確立されていません。そこに至る背景はわかるのですが、アクション自体どうなっているのかサッパリわからないのです。<br />
<br />
具体的には、シーンごとのカット割りが細かすぎです。なんでこうもカットを急ぐのか。ひとつのカットに何かド派手な様を見やすく映すところにアクションの意味があると思うのですが、作り手はそれをせずフィルム自体を弄くることにアクション性を見出してる節。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFgTAIj0_yo7CASviK_Ulsj8GFzPylSgX8rJo3fOyM8zx9rTnpdigysxWhiBd6xyYwFRR-rJF5MgmYtMw9hjEaMqGFFfNEfSbmvcTYqpQ2sacwYHchE3nHJ86SroO9VUfZhvqLne6I1AMf/s1600/tk3_2a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFgTAIj0_yo7CASviK_Ulsj8GFzPylSgX8rJo3fOyM8zx9rTnpdigysxWhiBd6xyYwFRR-rJF5MgmYtMw9hjEaMqGFFfNEfSbmvcTYqpQ2sacwYHchE3nHJ86SroO9VUfZhvqLne6I1AMf/s420/tk3_2a.jpg" /></a><br />
<br />
毎秒といっていいくらいの間隔で切り替わる場面に、観客はまず、脳内で全てのカットを整理しながら状況を補完しなければならず、それが出来て初めてアクションを理解することができます。楽しめるまでには到底いき着けません。逃走中にフェンスを乗り越えるだけで10カット近くも割くとか。とても疲れます。<br />
<br />
本当に残念だったのは、中盤の見せ場であろう高速道路上でブライアンがパトカーを奪取するところ。後部座席から暴れるものだからパトカーも制御しきれず、他の車両も巻き込んで大変な事態になります。ここで大型トラックが横滑りし、コンクリートブロックを破壊しながら迫ってくる様は圧巻・・・のはずですが、粉々ズタズタなカット割りで全く楽しめませんでした。同じく高速道路チェイスを描いた『マトリックス/リローデッド』('03)の素晴らしさが身に染みます。<br />
<br />
こういう作りで世に出すということは、それなりに認められてるということなんでしょうか。不思議です。現場では絶対に複数のカメラで長回しをしているはずだし、迫力を増すのにVFXで補完までしているのだから、現場の成果をわざわざ細切れにしてまで劣化させることないのにと思います。1作目のタイムリミットに代わる緊迫感を出してるつもりなんでしょうか。<br />
<br />
編集担当を調べてみると、シリーズ3作品それぞれ別の方が担当しています。ひどかった前作との共通点を考えると、続投している監督オリビエ・メガトンの意向が強いんですかね。製作は通しでリュック・ベッソンなんですが、もうちょっと考えてやれよベッソンというところです。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhHARm3Do5fMOeDkdT2mTboTnR2uqlV9IDOYGvlgJPzgbvUIn5MSP7rMiwMX4-QpEKE2pUFvapcMwPIaWw7m1qWseyDk9WPmD7Mp4Yg6zcPY_oJIqcw0Zbq9FPUSrFtIUAImiCY6yO4xfIw/s1600/tk3_3a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhHARm3Do5fMOeDkdT2mTboTnR2uqlV9IDOYGvlgJPzgbvUIn5MSP7rMiwMX4-QpEKE2pUFvapcMwPIaWw7m1qWseyDk9WPmD7Mp4Yg6zcPY_oJIqcw0Zbq9FPUSrFtIUAImiCY6yO4xfIw/s420/tk3_3a.jpg" /></a><br />
<br />
ストーリー面では、タイトルの意味は完全に無くなってますね。1作目はタイムリミットの96時間に意味があったので、まさかのシリーズ化に配給会社も大変なことかと思いますが(笑)。今回も敵対組織の存在はあるものの、ブライアンとの関係は曖昧なままで、元妻レノアの殺害事件を追うというミステリー要素が強いですね。<br />
<br />
そういった点ではどのキャラクタもちゃんと立っているし、取り巻く設定や環境も理にかなっていると思います。ただ、ブライアンがレノアの殺害現場に置き忘れたベーグルを、刑事がその場で食ってしまうのはどうなのか。鑑識「何かわかりましたか?」、刑事「うむ、このベーグルは旨い」。それ大事な証拠品だろ。<br />
<br />
ブライアンが対峙するのが殆どが警察なので、いつもの暴れっぷりもややストレスを感じるものでした。存分に暴れたとしても、先のカット割のせいでカタルシスも頭打ちでしょうが。シリーズ通しで出ている元CIAの仲間達が頼もしく活躍するところは新しかったですが、ブライアンの孤高の戦士度は薄れてしまったような。<br />
<br />
過去2作品は、観る側が真相をほぼ知った上でブライアンの活躍を単純に楽しむものでしたが、今回は、観る側もブライアンと一緒に真相を追いながら二転三転する様をせいぜい楽しむ、という感じですかね。<br />
<br />
とにかく、肝心のアクション場面をよく考えて欲しいと思います。前作に続いて残念な結果となってしまいました。なんだか前作と同じこと書いてる気がします。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 150%;">ファムケ・ヤンセンにもっと活躍して欲しかった。</span></b><br />
<br />
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<オマケ><br />
シリーズ全作のIMDb評価(2015年8月23日時点)をまとめてみました。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj22jIykP7weH2w9rTi7wWBmEZXtr6EBKaka0m5bwgjr9C8zMmdfs2VxlwZOOzJMmCv4f2FOoyaJxhV8bdl9XAD69_Ti616r9CFPtTsjalPRTzGhE6ZgE2CWu9reB94xeI1B-_kDg4gQbyM/s1600/tk3_imdb.png" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj22jIykP7weH2w9rTi7wWBmEZXtr6EBKaka0m5bwgjr9C8zMmdfs2VxlwZOOzJMmCv4f2FOoyaJxhV8bdl9XAD69_Ti616r9CFPtTsjalPRTzGhE6ZgE2CWu9reB94xeI1B-_kDg4gQbyM/s420/tk3_imdb.png" /></a><br />
<br />
見事に失速していますね。今回、最終章といわれていますが、潔くこれで終わりにするか、やるなら5作目まで粘って欲しいです。盛り返してくれます。たぶん。<br />
<br />
(C)2014 EUROPACORP - MG FILMS<br />
【出典】『96時間/レクイエム』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン<br />
<br />
<a href="http://movie.blogmura.com/" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 映画ブログへ" border="0" src="http://movie.blogmura.com/img/movie80_15.gif" height="15" width="80" /></a><a href="http://movie.blogmura.com/moviereview/" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ" border="0" src="http://movie.blogmura.com/moviereview/img/moviereview80_15.gif" height="15" width="80" /></a> <br />
<a href="http://www.ziyu.net/" target="_blank"><img alt="ブログパーツ" border="0" src="http://pranking9.ziyu.net/img.php?umetraman" height="11" width="35" /></a>umetramanhttp://www.blogger.com/profile/15412586897974327040noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-213632017869354954.post-86585779063998524952015-08-15T13:57:00.002+09:002015-09-14T21:29:58.117+09:00映画『ゴーストライダー』 ・・・炎に包まれたガイコツ戦士がバイクに乗って暴れます<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3rE6iJ6vmuscEKLcpmZ7NX8KauPWdXujPtiasnyy9OLnDR40gtx5EKlRMozsQqK3pvog0eselBxtGgC4OuUkMF6sgamCND7cN6XM160PlejZgssBYP0pgjteJiMUgNCle4IIGWRQeCCd-/s1600/gr0.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3rE6iJ6vmuscEKLcpmZ7NX8KauPWdXujPtiasnyy9OLnDR40gtx5EKlRMozsQqK3pvog0eselBxtGgC4OuUkMF6sgamCND7cN6XM160PlejZgssBYP0pgjteJiMUgNCle4IIGWRQeCCd-/s200/gr0.jpg" /></a>●原題:Ghost Rider<br />
●ジャンル:アクション/ファンタジー/スリラー <br />
●上映時間:114min <br />
●製作年:2007年 <br />
●製作国:アメリカ/オーストラリア <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:マーク・スティーブン・ジョンソン<br />
◆出演:ニコラス・ケイジ、エバ・メンデス、ウェス・ベントリー、マット・ロング、ラクエル・アレッシ、ドナル・ローグ、ピーター・フォンダ、その他大勢 <br />
<br />
8月も中旬を迎えました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?<br />
まだまだ暑い毎日ですので、暑気払いにひとつゴースト系の作品はいかがでしょうか?<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカ。父と共にバイクの曲芸乗りを天職とするジョニーは、父が不治の病に侵されてることを知り途方に暮れてしまう。ある日のこと、メフィストなる男が現れ、ジョニーに父の病を治したければ悪魔と契約しろと言う。半信半疑のジョニーは契約書にサインをしてしまい・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhG0hlNocYLMdrGUooqexbtvdptgUNcrydtzIWgd_0eyFcS-2K4IEzV7f76x_XKUMmELhVAfuQJHu7W00cV3Gy1G5UcKy5jki_Wjw2JTECX0B06MrwEkFtTAFVvbFrCWzftqdiOj0q8yH6Q/s1600/gr3a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhG0hlNocYLMdrGUooqexbtvdptgUNcrydtzIWgd_0eyFcS-2K4IEzV7f76x_XKUMmELhVAfuQJHu7W00cV3Gy1G5UcKy5jki_Wjw2JTECX0B06MrwEkFtTAFVvbFrCWzftqdiOj0q8yH6Q/s420/gr3a.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
あまり気にしていなかった作品ですが、そのタイトルといい、その飛ばしていそうな雰囲気といい、これは暑い夏の暑気払いになるのでは、と思い今更ながら手を伸ばした次第です。<br />
<br />
原作はMARVELコミックスなんですね。流行りのVFX技術が原作のイメージを忠実に再現できるようになって、アメコミ映画化も本格的に盛り上がりを見せてきた頃でしょうか。<br />
<br />
で、本作はバカ映画になりますかね。神様や悪魔が実在する大前提だと、何でもありの世界になってしまいますが、昨今はそんな中にも人間ドラマに比重を置くような作品が多く、見応えがあったりします。<br />
<br />
しかし、この『ゴーストライダー』はなんていうのか、やっぱりバカ映画だと思います。なんといってもニコラス・ケイジですからね。同じく主演の悪魔教とカーアクションが合体した『ドライブ・アングリー』('11)を思い出します。あれもバカ映画と呼びました。<br />
<br />
冒頭、ライダー親子によるサーカスの曲芸が披露されると、ほどなくして父が末期ガンであることを知ったイケメン息子ジョニーが、悪魔メフィスト(演じるはピーター・フォンダ!)と契約を結んでしまいます。翌朝、ガンが完治した父は曲芸のバイクで事故って昇天。コントのようです。<br />
<br />
十数年経ち、ニコラス・ケイジに成長しきったジョニーは、全米大人気のバイク芸人になりますが、自宅ではテレビを見ては「ハハハ・・・ハハハハ!・・・」と豪快なカス笑いをします。ナヨッちい男子ほど無敵ヒーローに変身するところにカタルシスがありますが、それをニコラス・ケイジがやるってのは、どうなのかなと思いました。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjNCe3Aj7AtLUtrNgMh-apfW40ettsoYi1EkH4_IdZ2fz0Z6C8iUXCvAcoRV-tVUwYXw93z1-OdJnDTXJmWNZ3FOqTScnedyHL-J-ONZyYchEN0AnHRW802HvU5FWY94ENQHPOl4S3OLaW5/s1600/gr2a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjNCe3Aj7AtLUtrNgMh-apfW40ettsoYi1EkH4_IdZ2fz0Z6C8iUXCvAcoRV-tVUwYXw93z1-OdJnDTXJmWNZ3FOqTScnedyHL-J-ONZyYchEN0AnHRW802HvU5FWY94ENQHPOl4S3OLaW5/s420/gr2a.jpg" /></a><br />
<br />
突然、魔界から降り立ったメフィストの息子ブラックハートが、無敵のパワーを得るために、ある書物を探し始めます。邪魔する人間をミイラ化させたりして、やたら物騒なブラックハートですが、顔(メイク)が大袈裟すぎてコントのようです。<br />
<br />
息子の暴走を止めたいメフィストに契約のことを持ちだされ、遂にジョニーはガイコツ戦士ゴーストライダーに変身。父の形見のハーレーダビッドソンと共に、炎に包まれながら悪との対決に挑みます。革のスーツで身を包んでいますが、燃えてるのは頭と手先だけです。<br />
<br />
颯爽と町中を突っ走るゴーストライダーですが、走りながら爆炎を撒き散らすので、商店街はメチャクチャになってしまいます。凄い迷惑、というか大事件です。炎に包まれ過ぎて、暑気払いどころか余計に暑くなってしまいました。<br />
<br />
また、青年時代に恋人だったロクサーヌが登場し、再度ジョニーといい仲になるのですが、この現在のロクサーヌを演じるのがエヴァ・メンデスなんです。彼女、セクシー過ぎで肉食的なところが、これまた暑苦しい。美人さんなんだけどな(笑)。これ、夏じゃなくて冬に観るべきだったか。<br />
<br />
そんな暑苦しい設定に囲まれたジョニーはジョニーで、90m超えのバイク大ジャンプをキメると、車で移動中のロクサーヌに無理やり追い付きデートの約束を取り付けます。そして、渋滞を食らったドライバー連中は嬉しそうに、大スターのジョニーを取り囲みます。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ドライバー 「ジョニーさん!妹にサインをくれませんか!」</span></b> <br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ジョニー 「ああいいとも、90mを超えたんだよ、ハハハ」</span></b> <br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ドライバー 「ありがとうございます!」</span></b> <br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ジョニー 「我ながら90mだなんて凄いこ(フェードアウト)」</span></b> <br />
<br />
大スターを発見したときの群衆と、それに対するジョニーの脱力で優しい対応が、ちょっといい感じです。とてもホノボノとした場面になっています。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKp08pEyVcIz2FCcFOd3Y0HsW77SslNKUiHWbPsMn1-NU1XWMUsOqwR75Kjj6B9-vyTeQck_G3_LeRErnuTDJBs-w_LXaDKAp6CY_DxuATlidJdl6UQ20OmAlUQ6NQw12v2Z-FkCnB3JGc/s1600/gr4a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKp08pEyVcIz2FCcFOd3Y0HsW77SslNKUiHWbPsMn1-NU1XWMUsOqwR75Kjj6B9-vyTeQck_G3_LeRErnuTDJBs-w_LXaDKAp6CY_DxuATlidJdl6UQ20OmAlUQ6NQw12v2Z-FkCnB3JGc/s420/gr4a.jpg" /></a><br />
<br />
もっと暴力的な内容かと思っていましたが、そんなことありませんでした。そもそもゴーストライダーが活躍する様よりも、可愛い髪型したニコラス・ケイジと暑苦しいエヴァ・メンデスの存在がインパクトあるくらいでした。<br />
<br />
ゴーストライダーの活躍で感心できたのは、ビルの屋上から散らしたコンクリートの塊を、下の群衆に落ちないように鎖ではじき飛ばすところ。地獄の使者なる扱いであっても、ヒーローである以上は、無意味に危害を加えないってことですね。細かい演出でした。しかしバイクで破壊してきた商店街は。<br />
<br />
ホラーでないにしても、存分にスカッとさせてくれることで暑気払いにでもなれば、と思った本作ですが、期待は外れました。ニコラス・ケイジが登場した辺りから推して知るべしでしたね(笑)。<br />
<br />
燃えるガイコツ戦士は人間とは絡みにくそうなので、ドラマもそう深くは形成できないかもしれません。昨今の流行りとは違ったポジションのアメコミ作品だな、と思いました。続編が出てますので、いずれ観みてみたいです。バカ方面に昇華していることに期待します(笑)。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">またひとつニコラス・ケイジの勉強ができました。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)2007 Columbia Pictures Industries, Inc. and GH One LLC. All Rights Reserved.<br />
【出典】『ゴーストライダー』/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント<br />
<br />
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●ジャンル:アクション/SF <br />
●上映時間:95min <br />
●製作年:2012年 <br />
●製作国:イギリス/アメリカ/インド/南アフリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:ピート・トラビス <br />
◆出演:カール・アーバン、オリビア・サルビィ、レナ・ヘディ、ウッド・ハリス、レイキー・アヨラ、その他大勢 <br />
<br />
高気温が続いてます。暑すぎます。皆さんいかがお過ごしでしょうか?夏も真っ盛りですが、ここはいつもの通りです(笑)。<br />
今回は、暑気払いにスカッとするSFアクションです。玉ヒュンな場面もあるよ。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
核戦争によって荒廃化したアメリカ。放射能を免れた都市部では多くの市民が困窮した生活を強いられていた。また、自ずと犯罪率も高かった。法の執行権限を併せ持つ警察機構ジャッジは、そんな社会の秩序を維持する為、毎日汗を流してしていた。そんなある日、超高層アパートで転落事故が発生する。ジャッジのエース執行官ドレッドは、それがドラッグ犯罪に絡む殺人事件だと確信し、現場で大暴れする・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2rPc86vhb8QUnwaF2DFe76s4lQAN38ZI12erNV91wfCYbWbDVxXaNjnBKQmge8OOae0r7N3thvMt-lRFbxzFFPKC_qoqSN3DJ3FeUVqHBaJR4tgzoHdeqOz8SEHj-5pBdSikD1yxVSxGF/s1600/d1a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2rPc86vhb8QUnwaF2DFe76s4lQAN38ZI12erNV91wfCYbWbDVxXaNjnBKQmge8OOae0r7N3thvMt-lRFbxzFFPKC_qoqSN3DJ3FeUVqHBaJR4tgzoHdeqOz8SEHj-5pBdSikD1yxVSxGF/s420/d1a.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
原作はイギリスのコミックなんですね。アメリカ産かと思ってました。結構前にもスタローン主演の映画化作品があったのですが、殆ど心に残ることなくパンチのない印象で終わってました。しかし、今回の再映画化というのが・・・。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">俺が法だ。参ったかこの野郎。</span></b> <br />
<br />
昨今、ハリウッドでアメコミ原作の映画化が熱いことや、前作(製作国アメリカ)の出来に不満を持たれたことで、かどうかは知らないのですが、今回のイギリス筆頭に南アフリカやインド、そして一応アメリカが製作に当たった本作は、成功してるんじゃないでしょうか。おそらく原作本来のイメージに近い出来なんじゃないかと勝手に思っています。<br />
<br />
前作は、どう見てもスタローンな執行官ドレッドがジャッジ内部の陰謀に巻き込まれるモッサリした内容(と記憶してます)でしたが、今回は終始、ドレッド一行と犯罪組織による怒涛の暴力の様が大変ストレートでよろしかったです。たぶん忙しすぎて剃る暇もないであろう無精髭と、常にへの字のクチ元がイカす我らがジャッジ・ドレッド。<br />
<br />
意外にしっかりした画作りで、ロケ撮影の都市部にありえない巨大な建造物が登場する構図は、その太陽光の差し込みや大気の霞みからして、現実のものにしか見えず感心するばかりです。昨今、この手のデジタルマット合成はとっくの技術でコスパ最高なので、制作費は結構安く済んでるのでしょうね。ちなみに制作費は、前作:9000万ドル、本作:4500万ドル だそうです。<br />
<br />
冒頭、専用バイクで犯罪グループのバンを追跡するドレッド。この専用バイクがなんというか、頭デッカチのずんぐりボディなのがダサくて残念です。もうちょっとスマートなデザインにならんかと思いました。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7zEeD7GIFaK7mfswhYtgxHMGilkfqiqNMokHVCwZ6A0WHg2blzT1rK6nz5qE2cCDFN6tWs5cT_1EGatirlXiCZ9qS6nrfhzXGDjshj5CJcpQ5HnRxDwqn4YiQ8ClDpLD_uh_YO4mpYZy8/s1600/d5a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7zEeD7GIFaK7mfswhYtgxHMGilkfqiqNMokHVCwZ6A0WHg2blzT1rK6nz5qE2cCDFN6tWs5cT_1EGatirlXiCZ9qS6nrfhzXGDjshj5CJcpQ5HnRxDwqn4YiQ8ClDpLD_uh_YO4mpYZy8/s420/d5a.jpg" /></a><br />
<br />
しかし、そんなの些細なことで、ドレッドがタイヤを撃ちぬいてバンを転がせば、逃走した犯人は人質を取りますが、そんなのお構いなしにドレッドは即決で焼夷弾を犯人の顔にブチ込み処刑するという、ここまでの流れにまずシビレます。<br />
<br />
この冒頭や、後に描かれるドラッグ精製室への襲撃は、なんだか『ロボコップ2』('90)の麻薬工場のガサ入れの場面を思い出します。これ絶対にリスペクトしてんだろと思いました。<br />
<br />
何よりもガサツで殺伐とした雰囲気がいいですね。引きの画ではかなりの未来像ですが、活動する人物の目線に映るのはどれも生活臭が漂っていて、SF的なアイテムはさほど出てきません。せいぜい、ドレッドが使用するハイブリッドなハンドガンくらいです。<br />
<br />
大都市を駆けまわるのかと思ったら、ほどなくしてピーチツリーという超高層アパートがメイン会場になります。意外に閉鎖的な展開でありました。巨大すぎるアパートは中抜きの空洞を囲むように口の字に居住区が組まれた200階建て。1階フロアがショッピングモールになっていて、それを囲む居住区が上層まで続いてる様は、ロケなのかCGなのかわからないほどの臨場感です。<br />
<br />
謎のドラッグ「スローモー」を密売する殺人鬼ママ率いる組織が、ドレッド一行をアパートに閉じ込めると、館内放送を通じて住人らにドレッドを殺害せよ、と扇動します。あれ、これってインドネシア映画の『ザ・レイド』('11)でもやってなかった?でもまあ、先のアイデアがどっちだろうと関係ないです。こういうシチュエーションは燃えますもんね。<br />
<br />
本作で、何かと絶句するほどのキーアイテム「スローモー」。これをキメた時の表現が前衛アートすぎる映像になっていて非常にインパクトがありました。吸引器から吸った瞬間、周りが異様な発色をしながら超スローな動きになるところは作家性まで感じる出来栄えです。独特すぎます。とにかく見入ってしまいます。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggoAxciIyJFQj1K-qyN1GyGlNBymHD4VfVTrn1qJaquqmgqSc3G6_4GtgDaPFszb4RThHNRIEJw81ADnZT6VHrCeYY-q6zuUoMc-I3lL5YXZ7K4oHVtEoSnaorgX0NmWL3ZUTJXL1Eplbx/s1600/d4a.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggoAxciIyJFQj1K-qyN1GyGlNBymHD4VfVTrn1qJaquqmgqSc3G6_4GtgDaPFszb4RThHNRIEJw81ADnZT6VHrCeYY-q6zuUoMc-I3lL5YXZ7K4oHVtEoSnaorgX0NmWL3ZUTJXL1Eplbx/s420/d4a.jpg" /></a><br />
<br />
バイオレンスで殺伐とした中にも独特な美学があって、特に先の「スローモー」をキメてる視点で、体が舞ったり、銃弾が皮膚を砕くところを超スローで描くところは、気持ち悪いんだけども美しすぎるという。なにそれ。<br />
<br />
犯罪組織がスラム街のような高層アパートを根城にローテク武装(コンピュータは扱うけど)していて、やたら人間的で血生臭いドラマを形成している辺り、アメリカ以外の製作国が抱える歴史上のDNAが反映されてるような気がします。ママが無表情&無言で下っ端の仕事にプレッシャーをかける場面は、押し潰されそうな空気にゾッとしました。<br />
<br />
ここで、ママを演じる女優レナ・ヘディがとても妖艶な美人さんで、こういう人が顔に深いキズを入れて、極悪非道な役をやるってのは、とても正しい選択だと思いました。悪のヒロインが映える作品には傑作が多いのではないでしょうか。映えすぎてる『エクスペンダブル・レディズ』('14)は傑作を通り越して爆笑ものでしたが。<br />
<br />
新入り執行官カサンドラと力を合わせながら、ドレッドは敵を粉々にしていき、遂には最上階にある組織の本部へと突入。そこでは非道な仕掛けを施した、極悪ヅラのママが待ち構えていました。ここからの展開を見て、『殺し屋イチ』('01)へのリスペクトも入ってるんじゃないかと思ってしまいました。<br />
<br />
どんな相手だろうと法を破る者には容赦無いドレッドの執行ぶりに、いつもの心のガッツポーズを送ります。犯罪者への人権をもとにした配慮や時間をかけすぎの裁判には、わかっているけどイラッとくる現実において、本作の活躍ぶりは一服の清涼剤ではないでしょうか。<br />
<br />
そういえば、最初から最後まで、ジャッジ・ドレッドはヘルメットを装着しっ放し。口もと以外、顔を見せることは一切ありませんでした。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 180%;">俳優カール・アーバンの立場は。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)Rena Films (PTY) Ltd.and Peach Tree Films Ltd.<br />
【出典】『ジャッジ・ドレッド』/カルチュア・パブリッシャーズ<br />
<br />
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●ジャンル:コメディ/ロマンス <br />
●上映時間:104min <br />
●製作年:2009年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:P・J・ホーガン <br />
◆出演:アイラ・フィッシャー、ヒュー・ダンシー、クリステン・リッター、ジョーン・キューザック、ジョン・グッドマン、ジョン・リスゴー、クリスティン・スコット・トーマス、フレッド・アーミセン、レスリー・ビブ、ロバート・スタントン、ジュリー・ハガティ、その他大勢 <br />
<br />
やっぱり今年もカラ梅雨でした。しかし暑いですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?<br />
今回は、コメディ作品です。見方が思いっきりズレてしまいましたが、これでいきます(笑)。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカ。自称ジャーナリストのレベッカは、昔からの夢であるファッション雑誌の編集部に就職しようと躍起になっていた。しかし、レベッカは買物中毒という重大な問題を抱えていた。症状と共存しながらも、あるきっかけで経済雑誌の編集部に就くことになるレベッカは、ファッションを経済学に持ち込む記事を書き、世間の注目を浴びるようになる・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZhjaaT9LKavt_7IT8V0zfj3JlV0wOhiKlQFBb53eMJDhAYQcSngwFeuzjsVHDR0cPPePUB655s4awGckYw2xNfjyTXZAqCdElzcVYcteQKae6Fz4U9DxBR-mHiIoGeimX2NYgm_ghFR_J/s1600/cos2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZhjaaT9LKavt_7IT8V0zfj3JlV0wOhiKlQFBb53eMJDhAYQcSngwFeuzjsVHDR0cPPePUB655s4awGckYw2xNfjyTXZAqCdElzcVYcteQKae6Fz4U9DxBR-mHiIoGeimX2NYgm_ghFR_J/s420/cos2.jpg" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
最近、コメディをよく観ていますので、本作もそろそろターゲットかなと思っていたところ、<b><a href="http://hometheater51.blog50.fc2.com/blog-entry-1136.html" target="_blank">take51様</a></b>の紹介記事から一気に興味が湧いてしまい、優先度が急上昇。手に取ってしまいました。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">買いもの中毒(shopaholic)ですか。</span></b> <br />
<br />
冒頭、倹約家の両親をもつ主人公レベッカが、幼少時代に地味な買い物を強いられた境遇から、欲しいものならトコトン買いまくる依存症(買物中毒)に陥るエピソードが描かれます。ちっさいレベッカが羨望の眼差しで見つめるクレジットカードの精算方法が旧式というのが懐かしい(笑)。<br />
<br />
そこからの展開はちょっと想像してたのと違いましたが、これが凄く面白かったです。製作がジェリー・ブラッカイマーなんですが、音がデカイとか絵ヅラが煩いとか、そういうこともなく、いつものお笑いサクセスストーリーを基本に楽しめました。<br />
<br />
ちょっと経ってから『プラダを着た悪魔』('06)にどことなく似てるなと思いました。ふと『プラダ〜』のパッケージを見てみると、なんだこれ、本作のとデザイン似てるじゃんか。道理で、パッと見アン・ハサウェイに見えてた訳です(笑)。実際、主人公を演じるアイラ・フィッシャーは似ても似つかないですが。<br />
<br />
『プラダ〜』は主人公が大問題に挑む、本作は主人公が大問題そのもの、という違いがありますが、どちらも畑違いが新風を吹き込んだり、ファッション界をターゲットにしている辺り、共通点がありますね。<br />
<br />
しかし、捻りがあるという点では本作の方がズバ抜けてると思いました。私なりの見方では脚本が随分と練られてるんじゃないかと。登場人物が多い割に、どれもこれもキャラがちゃんと立っているのですね。深掘りがないといえばないですが、その分、テンポがいい。100分そこそこの上映時間で、よくぞここまで上手くまとめましたね。お笑い界の『ダイハード』('88)と呼びたいです。<br />
<br />
買いもの中毒を断ちたい&ファッション雑誌に近づきたいレベッカ中心のドタバタですが、そんな彼女が綱渡りな行動をとってく一方で、取り巻く様々な要素が細切れながらも、しっかりと終わりに向かって収束していくところは感心するばかりです。それほどの作品かよ?と思われるのが大半でしょうが、私にはそう見えるんです(笑)。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQXuNktW_coF0ZmOnVX9kQQJ8VdK3GAHEzEE_Qn4KI7xiLw6uLlNEhq8trUCiGCetwsr8Ygqgz1eB03gEqldYpZQp0nKRJbumskITHumtgnzqnX9Fjjlvi5ykY760TGuiRpKghkj78bSxV/s1600/cos1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQXuNktW_coF0ZmOnVX9kQQJ8VdK3GAHEzEE_Qn4KI7xiLw6uLlNEhq8trUCiGCetwsr8Ygqgz1eB03gEqldYpZQp0nKRJbumskITHumtgnzqnX9Fjjlvi5ykY760TGuiRpKghkj78bSxV/s420/cos1.jpg" /></a><br />
<br />
例えば、レベッカが友人の薦めで依存症を断ち切る自助会に参加するのですが、このエピソードだけでも笑えたし、後まで印象強く関係を持っていくあたり、どんだけツボを押さえてるんだよ、と感服するばかり。レベッカが反省するどころか、「買いものはとっても気持ちがいい♪」と熱弁奮うと、周りの患者らが再発しだして、その後に女性カウンセラーまで大変な目にあうところはとても笑えました。<br />
<br />
さて、この様々な要素の中で、ひときわ感心したのが、レベッカの重症度を視覚的に表現する場面。本作のキーアイテムのグリーンスカーフを目にしたレベッカが、店内でウットリするも、なんとか我慢して去ろうとした瞬間、<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">マネキンが話しかけてきます。</span></b> 重症患者のいわゆる幻覚です。<br />
<br />
全身プラスチックの白いマネキンが人間と同じ仕草でレベッカを誘惑する様はCG(コンピュータグラフィックス)の最高峰ともいえましょう。凄いのがCGありきではなく、マネキンと人間の絡みを自然なショットで捉えているところです。カメラの前をスカーフがよぎっても、そのスカーフ越しにマネキンの顔や腕の動きがしっかり描写されてるの。スゲーなこれ。<br />
<br />
他でも、ショーウィンドウのマネキンらが、レベッカに商品を進める仕草なんかも、マネキン自体の質感も去ることながら、ガラス越しにカメラワークも交えてそれを表現するという、特上の視覚効果です。要はマネキンが普通に動いているだけなんですが、ありえないことを当たり前のようにやってのけている。クライマックスでのレベッカに対するマネキンらの行動にはグッとくるものがありました。どんだけマネキンに拘ってんだよ自分(笑;)。<br />
<br />
エンドクレジットを見てビックリです。マネキン効果を担当した工房が、あの<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">インダストリアルライト&マジック(ILM)</span></b> なのです。これは納得。ジョージ・ルーカスがスターウォーズの時に設立し、その後のエンタテイメントのみならずテクノロジーまで牽引するまでになった老舗工房です。ミニチュアワークとオプチカル合成にコンピュータ制御という、70年代当時から職人技に頼った工房はいくつか存在していましたが、海外ではILMこそNo1の特撮工房であると、勝手に思っています。<br />
<br />
時代の波で、ILMもコンピュータによる映像開発を中心としているようですが、やはり匠のごとく風格があります。新手のデジタル工房が無数に立ち上がってきて、おそらく低コストで特殊効果を担っている昨今ですが、コンピュータ技術だけがバックボーンの工房は、やはりそれなりの映像でしかありません。デジタルドメインやWETAデジタル辺りが後続の素晴らしい工房かと思いますが、ILMの前には当然霞んでしまいます。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgo_3JJruew2VaRVhhVj7Qj24-iyMgPxw1WOFup3KvRxSgKVWoclqK4C9gkyQQ32cj39rcjtNX5sSa6ozSaNUvZJMgl1GZKBhmEflReO6kdlygIOsrLYwQaIGlniH9VcoB3TGPU9PmChwJP/s1600/cos3.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgo_3JJruew2VaRVhhVj7Qj24-iyMgPxw1WOFup3KvRxSgKVWoclqK4C9gkyQQ32cj39rcjtNX5sSa6ozSaNUvZJMgl1GZKBhmEflReO6kdlygIOsrLYwQaIGlniH9VcoB3TGPU9PmChwJP/s420/cos3.jpg" /></a><br />
<br />
リアルな描写をミニチュアワークの精神から築いてきた特撮工房であるからこそ、どんな架空の撮影対象であっても、それを空気のごとく映像に馴染ませることができるんじゃなかと思います。しかし、ホント久々にILMのいい仕事を堪能できました。まさかこの手の作品に参加してるとは思ってもいなかったので、いいサプライズになりました。たぶん最近だと、『アベンジャーズ2』『ジュラシック・ワールド』辺りを担当していそうですが、そんなド派手なファンタジーよりも、本作のマネキンみたいに、さり気ないけど効果バツグンな映像が、ILMの真骨頂ではないでしょうか。本気出すと恐ろしい特撮工房です。<br />
<br />
買いもの中毒の作品で、どんだけ特撮を語ってんだよ。話を戻します。<br />
<br />
ああ、話を戻しても、浮かぶのは、あの登場人物達がどんな素晴らしいオチを迎えたかに尽きますね。レベッカが関わってきた人物全てに投げかけがあって、それが全て返ってくる展開には、それを意識せずとも作品にどこか魅力を感じる要因になってるんじゃないでしょうか。とにかく脚本には執念を感じます(笑)。<br />
<br />
レベッカから広告がダサイとか特売をやればいいとか言われた銀行の頭取が眼から鱗になる場面は、畑違いが起こすハプニングとして映画の王道になっていますが、実際そういう思い切った行動やアイデアへの励みにもなる楽しさがありますね。こういうとこ非常に米国的ではありますが。<br />
<br />
レベッカは買いもの中毒であることを中途半端に偽りながら爆進しますが、結局は借金取りによって公開処刑されてしまいます。息の根を止められた形ですが、後に世間から救済を受けることになり、サクセスストーリー王道の道を歩むことになります。買いもの中毒は畑違いを加速させる有効アイテムでしたが、やっぱりクレジットカードは悪!ハサミで真っ二つ!と治療を施す自助会が一番リアルなところですね。<br />
<br />
エンドクレジットに入っても、しばらくレベッカのその後が流れますが、その中でフィンランド人とファッション誌のライバル女のオチ、そして愛する両親への微笑ましい繋がりが描かれていたのは感動でした。ちょっと大事にしたい作品が追加されました。<br />
<br />
ところで、本作を日本語吹替えで見直したら、ますます『プラダ〜』臭を感じました。調べてみたら、本作のアイラ・フィッシャーも、『プラダ〜』のアン・ハサウェイも、声優の小松由佳さんが担当していたのでした。いい声されてますね。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">名作『マネキン』('87)もILMがやっていれば。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.<br />
【出典】『カリフォルニア・ドールズ』/ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント<br />
<br />
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●ジャンル:アクション/コメディ/ドラマ/ロマンス/スポーツ <br />
●上映時間:113min <br />
●製作年:1981年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:ロバート・アルドリッチ <br />
◆出演:ピーター・フォーク、ヴィッキー・フレデリック、ローレン・ランドン、バート・ヤング、トレイシー・リード、アーサリン・ブライアント、リチャード・ジャッケル、ミミ萩原、ジャンボ堀、その他観客大勢 <br />
<br />
いきなり暑いですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?7月も中旬あたりでそろそろ夏休みの準備でしょうか(笑)。<br />
今回は、古いですが、なかなか侮れないスポーツ作品の紹介です。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカ。美貌の女子プロレスコンビ、カリフォルニア・ドールズのアイリスとモリーは今日もマネージャのハリーと共に安い興行で汗を流していた。上を目指したいのに泣かず飛ばずの二人だったが、ひょんなことからある試合に勝ってしまい、世間の注目を集めることになる。そして、全米人気の一大プロレス興行にも呼ばれるようになり・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4dtGhWUieoe7p4A9RgGSU1xdHmnXJGxNGaTDeIVaeYSiJ-ReRt0KtQzfcqMw8dAwTjjoHcSA7FsbzGyYZvJyVUM9QFN7U7DlrUx8hqki2VBdezf2Xh9Fr8QWn7viHPuoA2Q_SmTyBKyGu/s1600/atm4a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4dtGhWUieoe7p4A9RgGSU1xdHmnXJGxNGaTDeIVaeYSiJ-ReRt0KtQzfcqMw8dAwTjjoHcSA7FsbzGyYZvJyVUM9QFN7U7DlrUx8hqki2VBdezf2Xh9Fr8QWn7viHPuoA2Q_SmTyBKyGu/s420/atm4a.JPG" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
80年代初頭の作品です。散々テレビ放映されてたと思うのですが、当時はこの手のジャンルは興味がなかったのか観た覚えがありません。ロバート・アルドリッチ監督といえば、その他の作品はテレビで何本か見ていましたが、男気溢れる骨太な作風の印象でした。<br />
<br />
本作では女子プロレスを題材にしていますが、監督にかかれば、骨太な世界に変わりはなかったようです。女社会ではあるけども、一般の女性観は排除して、ハードスポーツに生きる女性らを引き気味に痛快に描いてます。マネージャ男との細かな関係があったりしても、いつまでもグズグズせず、どんどん切り捨てていく感じ。<br />
<br />
冒頭、ミミ萩原とジャンボ堀との対戦後に意味深な日本人が現れたりもしますが、当然その場しのぎの単なるイベントです。主人公らの道を阻むライバルや悪徳プロモーターらの本筋となる存在も、ヘタなドラマを生むことなく、一貫しているのが潔い。噂に聞いていた通りの面白さでした。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDyBe6tzilnUrvOZPNskBQ42oZ1ZHEh3vXPrdYx8Ivltx08oVwvsSsuOhKUQ35glw5zBoe-S6YgUyDe4JzRilsJhz3DQBw-S99MrtoAR004MPrY2LN5ytZbKzxAwpPG-GrxTkL_lb-hFDq/s1600/atm3a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDyBe6tzilnUrvOZPNskBQ42oZ1ZHEh3vXPrdYx8Ivltx08oVwvsSsuOhKUQ35glw5zBoe-S6YgUyDe4JzRilsJhz3DQBw-S99MrtoAR004MPrY2LN5ytZbKzxAwpPG-GrxTkL_lb-hFDq/s420/atm3a.JPG" /></a><br />
<br />
さて、女性同士の格闘といえばキャットファイトです。しかも女子プロレスとくれば、<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">究極のキャットファイト</span></b> です。主人公カリフォルニア・ドールズのアイリスとモリーを演じるヴィッキー・フレデリックとローレン・ランドンによる、ホントに女優なのかと疑わざるを得ない格闘レベルは、まさにキャットファイトの至高ともいえましょう。<br />
<br />
映画的な演出をせず、リングの様子を引き気味に撮っています。まるで観客かテレビの視聴者が淡々と目撃していくような視点になっていて、誤魔化しがありません。観客の声援、マネージャの怒号、レフェリーの行動も含め、ホンモノの女子プロレスの空気になっています。<br />
<br />
全米放映される一大イベントのクライマックス。因縁のライバルチームとの試合を、試合時間の30分とほぼ同じ尺で描いていて、これがまた手に汗握ったりします。それまでの主人公らを巡る様々な要素がいっきに集約されていて、要はイカサマ行為が乱発されるのですが、それがどう決着するのか気になって仕方ないです。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifsLIKakL_hWsyY9HHgY-K1Blf0GCMkeW7gzQxqbj5WJLjt20JXChI9zQ2_tJzhYNr4iwsJJN47-kKdOJarJsPTV0PNdyRUbsYQ8AIsIPTLtX7PO6RT0Zm5fOTKIwB0LZMmYZGbAA-O9Oc/s1600/atm1a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifsLIKakL_hWsyY9HHgY-K1Blf0GCMkeW7gzQxqbj5WJLjt20JXChI9zQ2_tJzhYNr4iwsJJN47-kKdOJarJsPTV0PNdyRUbsYQ8AIsIPTLtX7PO6RT0Zm5fOTKIwB0LZMmYZGbAA-O9Oc/s420/atm1a.JPG" /></a><br />
<br />
押され気味のカリフォルニア・ドールズが、一瞬でイカサマ行為とライバルチームをひっくり返すところは、あまりに急転すぎる痛快さで爆笑してしまいました。あれは凄かった(笑)。これがアルドリッチ監督の真骨頂か。心のガッツポーズも発動しまくりです。<br />
<br />
マネージャのハリーを演じるのはピーター・フォークなんですが、刑事コロンボの印象がどうしても強いので(笑)、後先考えない図太いキャラというのは新鮮でした。また、途中トラブルからブチ切れてプロモーターの高級車をバットで破壊するところは、そういう描写の走りなんじゃないかな、とふと思いました。どうなんだろう。<br />
<br />
クライマックスの試合後、因縁のライバルチームがカリフォルニア・ドールズに取る行動には、とても感動しました。あれだけの関係であっても、スポーツの原点に戻って、潔い考えに触れたアルドリッチ監督、ホントにグッドジョブです。<br />
<br />
そういえば、同監督の『ロンゲスト・ヤード』('74)も刑務所の男社会でアメフト試合を痛快にこなす作品でしたが、こちらも最後に看守の囚人に対する敬意がさらりと描かれていて、子供心にも感銘を受けた思い出があります。アルドリッチ監督の遺作となった本作は非常に趣深い作品だと思います。<br />
<br />
そうそう、ソフト化にはなんと昔のテレビ放映時の吹替えも入っています。力いっぱい昭和な(笑)吹替えで鑑賞するのも一興でしょう。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">泥レス試合のオッパイぽろりは究極のオマケ。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)1981 by Metro-Goldwyn-mayer Film Co.and SLM Entertainment,Ltd.<br />
【出典】『カリフォルニア・ドールズ』/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント<br />
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●ジャンル:アクション/アドベンチャー/SF <br />
●上映時間:120min <br />
●製作年:2015年 <br />
●製作国:オーストラリア/アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:ジョージ・ミラー<br />
◆出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キーズ・バイアン、ゾーイ・クラビッツ、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、リリー・コウ、アビー・リー、コートニー・イートン、その他狂った人大勢 <br />
<br />
7月に入ってました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?<br />
今回は、もの凄く久々に劇場新作の記事で更新したいと思います。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
核戦争によって砂漠と化した世界。暴力組織の内輪もめに巻き込まれた旅人マックスは、組織を裏切り良き社会を目指す女戦士フュリオサに合流し、タンクローリーで追手の暴走族を蹴散らす・・・。<br />
<br />
<a href="http://resizing.flixster.com/E3c_wFSWChEb_mxnZF87eaent5w=/600x399/dkpu1ddg7pbsk.cloudfront.net/rtmovie/13/13/131366_ori.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="http://resizing.flixster.com/E3c_wFSWChEb_mxnZF87eaent5w=/600x399/dkpu1ddg7pbsk.cloudfront.net/rtmovie/13/13/131366_ori.jpg" width="420" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
面白かったです。久々のシリーズ作品なので、ダレてたら困るなと思ってましたが、そんな心配は消し飛びました。<br />
<br />
このテンションの張り具合は、ジョージ・ミラーの功績が一番でしょうが、周りを固めるスタッフ陣と役者陣らのシリーズへの理解度も相当なものだったのでしょうね。『マッドマックス2』(’82)から続く世界観のようですが、2はまだ現実的だったのに対して、本作はかなり病状が進行した毒世界になってます。<br />
<br />
放射能によってか、見た目がいかにもフリークスかミュータントかってくらいのイカれた連中が、暴力装置をもって弱者らを支配してるのね。なんだか『インディジョーンズ/魔宮の伝説』('84)の邪教集団みたい。で、トム・ハーディ演じるマックスが、強いんだか弱いんだかわからんうちに拉致されるの。なにこの世界、と思ってしまいましたが、それも数分のうち。<br />
<br />
シャーリーズ・セロン演じる女戦士フュリオサが登場するや、タンクローリーを爆走し始めるところから、完全に虜になってしまいました。しかし、シャーリーズはワケありキャラであれば何でもこなしますよね。筋の通った強い女がお似合いでしょうか。CGでゴツイ義手を付けてたけど、体の線は細くてきれいでした(笑)。<br />
<br />
フュリオサ以外にも女性キャラが結構出てきて砂漠のオアシスになってるとこは、異常すぎる世界には眩しい存在。でも、危なっかしい世界でセクシーな格好は、見ていてハラハラします。逆にまだまともに見える2の世界では、こうも女キャラは出てこなかったような。無口なアマゾネス風の女戦士はいたけども。<br />
<br />
この感動は『デス・レース』('09)に通じるものがありました。あちらは70年代のSF珍作のリメイクでしたが、そのパワフルさに終始笑いが絶えなかった傑作でしたが、今回もそんな感じで見ることができました。そもそも『デス・レース』も武装したタンクローリーが大バカなオチを持って退場する盛り上がりっぷりでしたが、あれはきっと『マッドマックス2』へのオマージュだったのでしょうね。<br />
<br />
今回はジョージ・ミラーが変わらず監督した正真正銘シリーズの後継作品ですからね。とにかく、シリーズ失速の法則がいっさい当てはまらずの勢い。真の主役ともいえる改造車のオンパレードぶりは笑わずにはいられません。<br />
<br />
最高なのが、戦闘集団の中にBGM担当のトラックがいたこと。戦闘時に士気を上げるのに、火を吹くギターをギュイーンと弾いて、数人が太鼓をドンドンドンドン叩いてるの。単なる移動中にもドンドン叩いてた気がしますが、一番大変な役割なんじゃないかと思いました。一応、アホか、といっておきます。<br />
<br />
トム・ハーディはメル・ギブソンほど眼光やカリスマ性はないですが、新たなマックス像として活躍していたと思います。鎖が繋がった状態でフュリオサ陣と格闘したり、タンクローリーを巡って様々な活躍をするところは、パワフルすぎてコントに見えるくらいの迫力でした。<br />
<br />
延々、心のガッツポーズ状態の傑作でした。<br />
<br />
2015年7月6日現在、imdb評価が8.5ポイントという、世界中が大好き状態です。<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">終始タンクローリーで引っ張る潔さに感服。</span></b> <br />
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(C)2014 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED<br />
【出典】『マッドマックス 怒りのデス・ロード』/ワーナー・ブラザーズ<br />
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<br />
今回は、たまたま見つけたセクシー&コミカルなライブハウス動画です。楽しかったので紹介したいと思います。 <br />
<br />
レトロな雰囲気が存分に出ていますね。ズンドコなBGMといい、ダンサーのメイクや体型(笑)といい。コミカルなところがいいですよね。ハチミツを巡る二頭の熊の動きが(笑)。BGMの「オウ、ハァニィ♪」が拍車をかけてますな。実に素晴らしい。<br />
<br />
以前にも紹介しているライブハウス「Kitty Nights」の一部みたいですね。カナダ名物かと思ってたら、バンクーバー、トロント、ニューヨークで展開してるんだって。<br />
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<b><span style="color: #3366ff;">『Voracious V and Nicky Ninedoors Honey Bears』</span></b><br />
他の動画もそうなんですが、Kitty Nightsはレトロな雰囲気作りがいいです。<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="236" src="https://www.youtube.com/embed/g71pBjou-Lw" width="420"></iframe><br />
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<b><span style="color: #3366ff;">『Kitty Nights Oldies Isla Vuemores 2 - Michael Fromberg』</span></b><br />
これ以前にも紹介しているお気に入り動画ですが、最近BGMの曲名がやっと判明できたので、記念に再度挙げます。需要なんて気にしない(笑)。<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="236" src="https://www.youtube.com/embed/Ih9XZ5uUfAY" width="420"></iframe><br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">オッパイに付けてるフサフサって何ていうんですかね。</span></b> <br />
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●ジャンル:アクション/SF <br />
●上映時間:93min <br />
●製作年:2009年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:リー・スコット <br />
◆出演:ステイシー・ダッシュ、フリーダ・ファレル、モンティ・ドミニク、ジェシカ・ブロドシー、エリザ・スウェンソン、クリステン・クイントラル、ジャッキー・ホール、ローラ・フッチ、ディーン・N・アレヴァロ、ポール・ル・マット、ブレント・リディック、その他大勢 <br />
<br />
そろそろ梅雨の時期ですね。って、もう沖縄は梅雨入りでしたっけ。皆さんいかがお過ごしでしょうか?<br />
今回は、タイトルからも丸わかりのショボイSFアクション作品です。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカのどっかの田舎町。逃走中の女8人からなる銀行ギャング団が辿り着く。酒場で一息入れようとした彼女らは、地元のチンピラ連中とのイザコザから銃撃戦を開始。被弾するチンピラらは火花を散らし、金属的な音声を発し始める。その町は世界征服を企む天才博士が創りだしたロボット軍団で埋め尽くされていたのであった・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJjZruPV_DTsTAaLnPRYKNFyWr4ppcHw0_BkvaUU1XHuvz5pi7yfaUvBcJRJKXnUYYvCyvtkxSt6M6t34JLvqBA_XuQfu_-qwAHB9E0aenmjNB54LLaeU9IG10AC01MxmOxJj8DFgAGaU3/s1600/cc2a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJjZruPV_DTsTAaLnPRYKNFyWr4ppcHw0_BkvaUU1XHuvz5pi7yfaUvBcJRJKXnUYYvCyvtkxSt6M6t34JLvqBA_XuQfu_-qwAHB9E0aenmjNB54LLaeU9IG10AC01MxmOxJj8DFgAGaU3/s420/cc2a.JPG" /></a><br />
(仮装大会にも見えますが、れっきとしたロボット自警団です。笑わないように)<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
久々の映画記事がこんなですよ。原点回帰じゃないですけど、このブログの最初みたいな勢いでサクッといってみます(笑)。アルバトロス配給なので、だいたい想像できると思います。<br />
<br />
開始早々、女ギャング団(以降、女ギャ団)が銀行を襲撃します。この瞬間から既に安い作品であることがわかります。ペラッペラの金庫を破ると、大金を掴んだ女ギャ団はバイクに跨がり颯爽と去ります。警察の気配がまったくありません。<br />
<br />
そのままメキシコに逃走すればいいものを、女ギャ団はどこぞの町の酒場に寄ります。そこは、ある天才博士の密かな計画によって作られた架空の町でした。見た目はただの田舎町。<br />
<br />
酒場のチンピラが血気盛んな女ギャ団にちょっかいを出してきます。我慢できなくなった女ギャ団がチンピラを銃撃します。しかし、チンピラの体からは血飛沫でなく火花がバチバチと噴出。そして、他のチンピラや店員らは、目をピカーと光らせ、金属的な音声でどっかに向けてブツブツとメッセージを送ります。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicvY2PiEoReMlFwRCjmxDKks_FzjJT_e4MACWC5xfhIW1cnK5R7UkvbH_SFc7fNHzkjMPvguaMPWvWBI8rHrq-1fbGWkn3YTGYKmas9RZ-VGDAVYYSQd7Ld8F-6mvQcrV1zujkOyyqweYr/s1600/cc3a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicvY2PiEoReMlFwRCjmxDKks_FzjJT_e4MACWC5xfhIW1cnK5R7UkvbH_SFc7fNHzkjMPvguaMPWvWBI8rHrq-1fbGWkn3YTGYKmas9RZ-VGDAVYYSQd7Ld8F-6mvQcrV1zujkOyyqweYr/s420/cc3a.JPG" /></a><br />
(ちょっとこっちに来なさいよ。イテテテ、勘弁してくり。そんなSFアクションです)<br />
<br />
これを見た女ギャ団のひとりが「こいつらロボットだわ!みんな気を付けるんだよ!!」と叫ぶと全員が納得。そして、いっせいに銃撃戦が始まります。ちょっとはショックを覚えたり狼狽しろよ女ギャ団、と思えるくらいの素早い状況判断ですが、テンポがいいのでヨシとします。そういえば、のちに天才博士はサイボーグと呼んでたようですが、もうロボットでいきます。<br />
<br />
安い作品ですけど、救いは作り手が過去のSF、アクション作品に、敬意を表してることでしょうか。笑えるほどオマージュのテンコ盛りです。酒場の銃撃戦で横っ飛びの2丁拳銃はジョン・ウーかなんか?やがて駆けつける町のロボット自警団はTHX1138?暗躍するロボットエージェントはマトリックス?すごくショボイけど、なんとなくわかります。<br />
<br />
銃撃戦の末、女ギャ団は半分が逃れ、半分がロボット軍団に拉致されます。逃れた女ギャ団の団長レディは昔の男に助けを求め、仲間の奪還に奔走します。この辺をパワフルに描ければ申し分ないのですが、やっぱり安い作品なので、どことなく痴話喧嘩みたいなノリ(どんな)になっています。総合的に笑えます。<br />
<br />
肝心の女ギャ団の容姿ですが、これはなかなかよかったです。当然、ジャケット画の露出度やゴージャス度には及びませんが、それでも及第点の女優揃いでした。団長レディを演じる<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">ステイシー・ダッシュ</span></b>は、ハーフの薄めの黒人ですが、ちょっと好みでバッチグー。年齢を調べたらこの時42歳だとか!!見えなさすぎて、本作で一番の収穫といえましょう。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQT9cXVvhYo1lVgJ4EPAyLCkkdkh-_IOIPwGpBrmldcECyr5Z5UyCngq6jVQ3VCO2JQ-Awfp8zTPjVfAhkyx_J1GJNzoiE4Fbu-UhBWxqSxMpfZmGFJD6dCA9dHA4F_TgvcWmboCQ5-YyX/s1600/cc4a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQT9cXVvhYo1lVgJ4EPAyLCkkdkh-_IOIPwGpBrmldcECyr5Z5UyCngq6jVQ3VCO2JQ-Awfp8zTPjVfAhkyx_J1GJNzoiE4Fbu-UhBWxqSxMpfZmGFJD6dCA9dHA4F_TgvcWmboCQ5-YyX/s420/cc4a.JPG" /></a><br />
(撮り方の問題か、だらなしない線になってる女優陣。それが逆に味を醸してます)<br />
<br />
その他の女優陣も素晴らしい。幼い下っ端ティンクを演じる<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">ジャッキー・ホール</span></b>のあどけなさも捨てがたし。しかし、彼女は中盤でエージェントスミスをぶっ叩いたようなアジア系ロボに首を拗じられ昇天。なんてことする。ちょっと彼女の使い方間違えてないか、作り手。<br />
<br />
拉致された女ギャ団の半分は、天才博士から有り難い言葉を聞かされ、DNAを元にあることをされるも、隙をみて大脱出。博士は逃すものかと、とっておきの巨大ロボットをスイッチオン。ブリキのオモチャみたいな巨大ロボットは、ミサイルをいっぱい装備するも、やる気なさすぎの破壊力で笑えます。一方、スーパーマーケットを貸し切っての銃撃戦は見応えあるという、侮れない展開です。<br />
<br />
クライマックスは、天才博士の目論見が裏目に出てしまう田舎町の大異変。そして、女ギャ団と生き残り(?)ロボット数体による粋なラストを迎えることになります。しかし、ラストのラストまでオマージュまるけな安い作品でありました。そこそこ丁寧な撮り方をしてるので、アイデアをもっとひとつに絞り込むようにすれば、低コストでも更にいい作品を作れるんじゃないかと思いました。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">アルバトロスに配給されないよう頑張って欲しい。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)2009<br />
【出典】『サイボーグ・シティ』/ビデオメーカー<br />
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5月に入ってました。しかもGWももう終わりだよ!って時期。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?<br />
<br />
久々の更新ですが、映画ネタではありません。ある海外ゲームを元にしたネタで更新したいと思います。<br />
<br />
Youtubeでよく見かけるようになった、外国人のリアクションを楽しむ動画ですが、そのリアクションの元となった米国産ゲームの『モータルコンバットX』というのが大問題です。トドメのフィニッシュ技が残酷過ぎることで有名なシリーズ作品ですが、今回の最新作は更に磨きのかかった残酷さです。トップ・オブ・ザ・残酷。<br />
<br />
で、これの各キャラクタのフィニッシュ技(フェイタリティというヤツ)を集めた映像を、 Youtubeぁーの男女が見てしまうと一体どーなるか。予想通りというか、いかにもアメリカンなリアクションが拝めます。<br />
<br />
米国は本気出すとエンタテイメントでも半端ない残酷表現にしたりしますが、受け手となる側も半端ない驚きの表現を見せてくれます。でも、基本は楽しんでいるようで、この手のコンテンツの正しい見方なんだろうな、と思います。自分は英語は全然ダメなんで、なに喚いているのかわかりませんけど、楽しいので延々見ていられます。このケイシーっていう女の子がなんか可愛いですよ(笑)。<br />
<br />
肝心のゲーム映像ですが、作り手のありったけの残酷アイデアを元に、解剖学を参考にしてんだかしてないんだかよく判らない、ファンタジーなんですけど、やたら生々しい人体損壊の様が凄いです。自分は正直こういう表現は大好きなので、もっとやれ!な気分ですけど、生理的にもやっぱりダメな方もいるかと思いますので、以下の動画(2部作)はご注意下さい。かなりえげつないので(笑;)。<br />
<br />
映画もそうですが、ホラージャンルでとりわけ人体損壊をありったけのやり過ぎ感で表現すると、ある意味お祭りになって、逆にコメディのように笑いが生まれるものですね。こういうところは米国はよくわかっていて、力の入れ方や金のかけ方も格段に違います。まあ、糾弾する勢力もいたりしますが。<br />
<br />
それにしても、このサムネイルの顔。中の彼女は結構可愛いのに(笑)。 <br />
<br />
<b><span style="color: #3366ff;">『Girlfriend Reacts to FATALITIES in Mortal Kombat X』(前半)</span></b><br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="248" src="https://www.youtube.com/embed/lt4LX6vMdyM" width="440"></iframe><br />
<br />
<b><span style="color: #3366ff;">『Girlfriend Reacts to FATALITIES #2 | Mortal Kombat X』(後半)</span></b><br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="248" src="https://www.youtube.com/embed/e1l-q-uCEpY" width="440"></iframe><br />
<br />
<br />
と、本記事を書いてる最中、同じゲームのリアクションをするもっと可愛い女の子の動画を発見したのですが、今回紹介してる動画のケイシーの方がリアクション共に好みなので、<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">まあいいか。</span></b><br />
<br />
<br />
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●ジャンル:コメディ/ホラー/ミュージカル <br />
●上映時間:103min <br />
●製作年:2006年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:ロイド・カウフマン <br />
◆出演:ジェイソン・ヤチャニン、ケイト・グラハム、ロビン・L・ワトキンス、アリソン・セレボフ、ジョシュア・オラタンデ、ローズ・ガバミ、ロン・ジェレミー、ジョー・フライシェーカー、ロイド・カウフマン、その他大勢 <br />
<br />
暖かくなりましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?そろそろ桜の時期でもありますね。お花見全開といきたいですが、花粉症がそれを許さないという。<br />
今回はそんな時期に相応しい?どうしようもないホラー作品です。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカの田舎町トロマビル。先住民の聖地にファストフード店が出店され、地元住民らは抗議運動で盛り上がる。そのさなか、青年アビーは恋人ウェンディがレズに走っているのを目撃。ショックを受けたアビーは、ファストフード店に就職し男を磨くことでウェンディを取り戻すことを決意する。その一方、先住民の呪いによってファストフード店では血生臭い事件が勃発し、やがてアビー達にも魔の手が忍び寄る・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiC3LEp4PS3w9gNZwP3eOgOxZgrS_AxOjl_xXNgJPBPXeJ4-Z7UP4_La1tI6FHTDoqDnhO5W1Ha5uHtTTOgH2lmAXBEUBHF60n6L8VD2jkhaG3TaauWKQBj3J6Wn1skOwbXr3pkhHgq5NKG/s1600/pg1.png" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiC3LEp4PS3w9gNZwP3eOgOxZgrS_AxOjl_xXNgJPBPXeJ4-Z7UP4_La1tI6FHTDoqDnhO5W1Ha5uHtTTOgH2lmAXBEUBHF60n6L8VD2jkhaG3TaauWKQBj3J6Wn1skOwbXr3pkhHgq5NKG/s420/pg1.png" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
製作会社トロマ映画によるバカホラー作品です。久々にこの系統を挙げることにします。伝説の同社作品『悪魔の毒々モンスター』('84)から22年ほど経って製作された作品ですが、その作風といいますか、志といいますか<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">相変わらずヒドイです。</span></b><br />
<br />
とにかく<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">バカ</span></b>で<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">エロ</span></b>で<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">グロ</span></b>で<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">汚い</span></b>作りには、逆に潔さを感じるし、安心もしてしまいます。何度もいってますけど、実は大好きなトロマ映画です。尋常でない作品なので手放しでお勧めはできませんが、一般映画の括りからもの凄く外れた作りでも尊重できる姿勢があれば問題はないでしょう(笑)。たぶん。<br />
<br />
製作当時は既にテロや食品衛生などの社会問題が盛り上がってた頃で、トロマ映画もそれに対する痛烈な批判を込めた作品としたのでしょう。しかも<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">ミュージカル形式</span></b>で。しかし、社長であり監督であるロイド・カウフマン筆頭の製作陣は、狭すぎる需要をわかった上でか、ウィットなんぞ木っ端微塵に、やっぱり好き放題サイテーな作りを突き通している潔さです。<br />
<br />
トロマ映画では大抵の舞台となってるトロマビル。冒頭、先住民の墓地で合体に励むアビーとウェンディが既にバチ当たりです。その傍らで股間を全力投球していた出歯亀は、地面から出現した腕にケツからクチまで串刺しにされ絶命。上品さの欠片もありません。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0BssfVhcQPzZ_8KJDk8kdRVwKwIW7ANGBW0WLok7TdauyfRNU5mmko61UvQ3HDj9Z5eABrgRsEtEeDrkBLqVbnOntF0cGzL0KtmJdm9wHPu6s-xrnSp-qjLl_tzROKZJV8peMyAcKkrEO/s1600/pg2.png" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0BssfVhcQPzZ_8KJDk8kdRVwKwIW7ANGBW0WLok7TdauyfRNU5mmko61UvQ3HDj9Z5eABrgRsEtEeDrkBLqVbnOntF0cGzL0KtmJdm9wHPu6s-xrnSp-qjLl_tzROKZJV8peMyAcKkrEO/s420/pg2.png" /></a><br />
<br />
ファストフード店の前では住民らが、鶏を救えー、聖地を荒らすなー、と抗議集会。エキストラはどう見ても素人集団。トロマ映画らしい雑で下品な演出が冴え渡っています。最低限の撮影環境も相俟ってとにかく絵ヅラが汚く、台詞もヒドイもの。こんな中に小さな可愛らしい女の子が混じっているのも、度外視トロマ映画らしいところです。<br />
<br />
白スーツにヒゲを生やしたファストフード店のオーナーはいかにもあの人のパロディです(笑)。ダンサーズを侍らせながらフライドチキンを振る舞うと、それを食った住民らは味にゾッコンとなり店内に押し寄せます。既にフライドチキンは呪いに汚染されていました。<br />
<br />
ポルノ名優ロン・ジェレミー(笑)のベタなギャグに続いて、<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">スーパーメタボ</span></b>が注文したスペシャルメニューに謎の卵が混入。どう見てもヤバい卵なのに、ひと飲みしたスーパーメタボは早々にトイレに突入します。ケツのアップに検閲マークが被さると、爆裂音と共にいろいろ飛び散りますが、そんな悲惨な状態でもトレーを抱え食べ続けるスーパーメタボ。絵ヅラがヒド過ぎます。<br />
<br />
チープな効果音とともに大量の汚物を射出し終わると、スーパーメタボはチキンモンスターに変身します。特に暴れることなく、痩せたぜーとか叫ぶと、何事もなく、どっかに行ってしまいます。普通、店内パニックになると思うけどな。店側としては、ひどく汚れたトイレを掃除することが重要なので、アビーはモップ片手に歌い踊ります。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOuvJNwSnJCymBTiPH6xZ9k0qCnQHMKpYlZbflKgvkkc_M4jjfgBT3u8ce3T6010fIqyAoMjCl1yAXZHKzwwW-t50gJ6Kl5NvGcCaxqg6GkrtlbFKyeUmxnAEIp9k_tdAXGX-Wx1IH2Tgl/s1600/pg3.png" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOuvJNwSnJCymBTiPH6xZ9k0qCnQHMKpYlZbflKgvkkc_M4jjfgBT3u8ce3T6010fIqyAoMjCl1yAXZHKzwwW-t50gJ6Kl5NvGcCaxqg6GkrtlbFKyeUmxnAEIp9k_tdAXGX-Wx1IH2Tgl/s420/pg3.png" /></a><br />
<br />
厨房では店員のアラブ女が祈りを捧げています。イライラすると自爆するとか物騒なことを抜かします。真っ赤なブルカを着込んでるので、ミキサーに巻き込まれたアホな店員の血肉を浴びても、さほど目立たなかったりします。厨房がもの凄い状態に陥っても、店側としては利益優先なので、あまり気にせずとにかく調理をし続けます。この辺り、現実の食品衛生問題への批判と受け取れなくもないですが、まずはアホか。<br />
<br />
やがて呪いのフライドチキンによって住民らはチキンゾンビに豹変します。ここから阿鼻叫喚の展開に突入。思いついても普通はクチにしないような残虐描写のオンパレードです。ゾンビへのオマージュは勿論ですが、女ゾンビ二人が血肉を浴びながらレズに走るとか、意味なくオッパイさらけるとか、エロ要素も忘れないサービスぶりが素晴らしい。<br />
<br />
アビーとウェンディら生き残った連中がピンチに陥ると、颯爽と現れ銃を乱射する初老の店員。演じるは我らがロイド・カウフマンです(笑)。氏曰く、銃はいつか町で無差別攻撃しようと思って持ってたんだ、というところはパンチが効いています。一方で、自分みたいな数十年後を迎えてはいけないよ、とアビーに優しく諭す一面も。説得力ゼロですが。<br />
<br />
クライマックスでは、例のアラブ女店員の機転によって状況が一変。その後、アビーとウェンディらは抗議運動も考えものだなーとしんみり語ります。そして、トロマ映画でお馴染み<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">使い回し</span></b>の盛大なシーンでオチを迎えます。何か教訓はあったのかな。とにかく最後の最後までトロマ映画でございました。<br />
<br />
そういえば、ロイド・カウフマン監督は、最近のSF大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』('14)に、一瞬ですが出演されていました。金髪の宇宙囚人だったかな。トロマ映画とも親交あるジェームズ・ガン監督の計らいなんでしょうね。メジャーとマイナーを行き来するロイド・カウフマンすげえ(笑)。またヒドい新作が控えてるようなので楽しみにしておきます。いつまでも元気にサイテー作品を出していって欲しいですね。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">トロマ映画、侮れないと思います。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)2007 Poultry Productions, LLC All Rights Reserved.<br />
【出典】『チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット』/キングレコード<br />
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●ジャンル:コメディ/ロマンス <br />
●上映時間:115min <br />
●製作年:2007年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:デニス・デューガン <br />
◆出演:アダム・サンドラー、ケビン・ジェームズ、ジェシカ・ビール、ダン・エイクロイド、ヴィング・レイムス、スティーブ・ブシェミ、ニコラス・タトゥーロ、ニック・スウォードソン、ロブ・シュナイダー、レイチェル・ドラッチ、その他大勢 <br />
<br />
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?暖かくなってきたと思ったら先日、雪が降りました。たぶんこれで最後の雪と思いたいですね。花粉はまだまだ続きそうですけど。。<br />
さて、今回はコメディ作品ですが、好きな女優が出演していることで特別扱いです(笑)。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカ。消防士のチャックとラリーは親友同士。今日も火事場に急行しては絶好調の二人だが、私生活では両極端な人生を送っていた。男やもめのラリーは妻を亡くした際の手続き漏れで息子に年金を残せなくなっていることを知り焦る。唯一の解決策は、パートナ法に基づき結婚するしかない。ラリーは周知の仲であり女好き独身男のチャックに同性同士の偽装結婚を切り出すのであった・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg7f1IqNfn9c2Pds1X1SBnhANsTSOGyT_brZgXhF_ZPNKbctqfPJl8CZVAP7StlLta0N5hpCa3-4LeJKy5eW1HPBEOo4IoIOok2-x12ejjqnOR0gNFVv1EzbOsPuwCaLG83RgD78JpL27B/s1600/cal6a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg7f1IqNfn9c2Pds1X1SBnhANsTSOGyT_brZgXhF_ZPNKbctqfPJl8CZVAP7StlLta0N5hpCa3-4LeJKy5eW1HPBEOo4IoIOok2-x12ejjqnOR0gNFVv1EzbOsPuwCaLG83RgD78JpL27B/s420/cal6a.JPG" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
アダム・サンドラー率いるHappy Madison製作によるコメディ作品です。主演は勿論アダム・サンドラーで、監督はデニス・デューガン。『ウソつきは結婚のはじまり』('11)以来、病みつきになっている、お約束とも言える名(迷?)コンビです(笑)。<br />
<br />
アメリカのコメディ作品も多々ありますけど、Happy Madisonの作りは、どこかひと味違いますね。好き勝手で力任せなギャグやらヒドイことをやってる割に、1本筋が通ってるというか、いろいろ盛り上げて最後はホロリとさせてくれる。本作はそれに加えテーマ性も感じる出来になっています。<br />
<br />
アダム・サンドラー演じるチャックと、これもコメディアン俳優のケビン・ジェームズ演じるラリーは、互いを知り尽くすほどの親友同士。ある日、自分の不測時に年金を息子に託せないことを知ったラリーは、苦し紛れにチャックと同姓結婚することでその資格を得ることにします。あくまでも偽装であって本物のゲイになる訳ではないので、ストレートでありながらフリをし続けるという葛藤の日々がとても可笑しいです。<br />
<br />
生真面目で家族思いのラリーとは正反対に、独身で女好きの遊び人チャックが、何かある度に美女軍団にチヤホヤされる様が笑えます。かなり強引でファンタジック。そんな無類の女好きがゲイを偽るのは大変なことですが、ある女弁護士が登場することで、更に地獄級の苦しみを味わうことになります。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgajHtP9ZKl940Qe3Z7hoO-PiiDI5yWHfzIVEDauRHyZzm0Nq0rerBYkimLlnInsnt6_wKlBfW9c4ABXmiz1JIT2OWzzZgxlYIUXwHF_p5_3eAIKHQRwmCG1nUc4GQBCds_uXJ3gwOY0c-_/s1600/cal4a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgajHtP9ZKl940Qe3Z7hoO-PiiDI5yWHfzIVEDauRHyZzm0Nq0rerBYkimLlnInsnt6_wKlBfW9c4ABXmiz1JIT2OWzzZgxlYIUXwHF_p5_3eAIKHQRwmCG1nUc4GQBCds_uXJ3gwOY0c-_/s420/cal4a.JPG" /></a><br />
<br />
パートナー法に則るも、行政は不正行為がないかの厳しい調査を続けます。チャックとラリーは冷や汗垂らしながらも自分らの権利を守る為、女弁護士アレックスを雇います。それを演じるのが<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">出ました、ジェシカ・ビールです。</span></b> <br />
<br />
本作を観る一番のきっかけとなったのは、実はこの女優でした。Happy Madisonであっても、ジェシカ抜きであったなら、今回、陽の目をみることはなかったかもしれません。と、言えるくらいに大ファンな女優ジェシカ・ビールで盛り上がってみます(笑)。素晴らしすぎます。<br />
<br />
初めて彼女を拝見した<b><span style="color: #66ffff; font-size: 130%;">『ブレイド3』</span></b>('04)がとにかく強烈でした。様々な民族の血を引くというエキゾチックな顔立ちに、グラマーで肉感的なスタイル。これがチンピラバンパイアを蹴散らす女戦士アビゲイルとして登場するシーンにはドハマリしました。マジメに鳥肌もの。奇跡の役どころだったといえましょう。勿論、溢れるほど心のガッツポーズを送りました。<br />
<br />
以降もジェシカは素晴らしい活躍をされますが、キワモノ的でどこか気の抜けない作品が多い印象でした。戦争や犯罪に巻き込まれたりする幸薄で強靭な役とか。しかし、本作は違いました。なんといってもコメディですからねコメディ。緊張感まるけだった印象を覆すジェシカには萌えまくりました。<br />
<br />
アレックスは、実はゲイの弟を持ち、同性愛には寛大な女弁護士。普段は凄くイイ女ぶりなのに、イベントでは豪快なコスプレ姿を嬉々と披露し、ゲイと信じるチャックにオッパイを揉ませたり(貴様ー!)と、コメディの王道ともいえる女性を演じるジェシカの素晴らしさ。とにかく笑顔が素敵で、本当に楽しんでるのが伝わってくるんですよね。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg90XT5oGoseKPhGvCm3v0c0T9apk2x_5iphtP4edUGma_ybZGi2bNMcYCHLcr0t5GDaWH3HKV4rpuJwAvZc8wl6Z0Vj9-OhHd7YQKkiB9wz_NiIscrqhc89xNwVAS87aDTzMj6ihnQKMMl/s1600/cal7a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg90XT5oGoseKPhGvCm3v0c0T9apk2x_5iphtP4edUGma_ybZGi2bNMcYCHLcr0t5GDaWH3HKV4rpuJwAvZc8wl6Z0Vj9-OhHd7YQKkiB9wz_NiIscrqhc89xNwVAS87aDTzMj6ihnQKMMl/s420/cal7a.JPG" /></a><br />
<br />
強面で肩に力の入った役もいいですが、こういうチャーミングな女性を見せてくれるジェシカにも、やっぱり心のガッツポーズです。そんなアレックスに惚れてしまったものの、生殺し状態でゲイを押し通す苦行のチャックには笑うしかないです(笑)。<br />
<br />
ゲイの弟を演じるはニック・スウォードソン。Happy Madisonの常連コメディアンで、相変わらずはっちゃけていて楽しい人。実は製作にも携わっている大物のようです。また、同姓愛挙式を進行する日本人司祭を演じるはロブ・シュナイダー。この人も常連コメディアンですが、アジア系の血を引いてるからか、大ハマリなアラブ人役をよく見かけますね。今回は特殊メイクに近いですが、違和感ないのはさすがです。この司祭、お約束のエキセントリックな日本人ですが、妙な味があって全然憎めない。チャックとラリーの挙式中、やたら日本語で<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">「はいっ」</span></b> と返すところが可笑しいです(笑)。<br />
<br />
クライマックスでは、スティーブ・ブシェミ演じる(笑)嫌味な調査官が、チャックとラリーのゲイ偽装疑惑から聴聞会を開きます。そこでは、二人が互いについて証言していくに連れ、改めて親友に対する気付きが生まれます。コメディらしくホロリとするところですが、よかったのは二人の関係の真偽だけに終着せず、作品が同性愛に対する思いを投げかけていたところです。どんなパートナー同士だろうが愛し合う権利はあるし皆同じ人間だよ、だからどうすべきかはわかってるよね、というメッセージ。<br />
<br />
同じ人間である以上、尊重し合わなければならないことは当然のことと思っていますが、それは時と場合によるのでしょうね。自分がされたら嫌なことを他人にするような輩は、女弁護士アレックスではなく、女戦士アビゲイルがきっと成敗しにきます。と、ジェシカ・ビールのネタで締(絞)めくくってみます。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">ジェシカ出演作の過去最高傑作ということで。</span></b> <br />
<br />
<br />
(C)2007 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.<br />
【出典】『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン<br />
<br />
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●ジャンル:アクション/SF/スリラー <br />
●上映時間:109min <br />
●製作年:2003年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:ジョナサン・モストウ <br />
◆出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、クリスタナ・ローケン、クレア・デーンズ、ニック・スタール、デビッド・アンドリュース、マーク・ファミグレッティ、アール・ボーン、その他大勢 <br />
<br />
3月ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ついに始まってしまいました花粉症が。インフルエンザの予防も兼ねてマスクは暫く手放せそうにないです。<br />
さて、今回はまた懐かしい作品になります。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカ。かつて未来戦争の発端となる研究所を母とともに破壊したジョンは、平和を取り戻したはずが未だに不安を拭えない人生を送っていた。ある日、宙から2体の殺戮マシンが姿を表し、ジョンとその関係者を追跡し出す。未来戦争の火種は未だ現代に残っていたのである。ジョンはひょんなことで出会った女医のケイトとともに、再び未来戦争を阻止するべく行動を起こすが・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijULCc0UDxe1SGluPpoK5p21Xqwyg6OxNI8HnUt0O74CeGrjnBkNwBZjgEWduKc3GpgPmvlCy7u-BWfkjYqlc6LrcVEq2Z-lqFvRiMdeCWL5S63rt6cLtXd_sE0AoA0NM9HF6U9mPSaIqe/s1600/ter3_6a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijULCc0UDxe1SGluPpoK5p21Xqwyg6OxNI8HnUt0O74CeGrjnBkNwBZjgEWduKc3GpgPmvlCy7u-BWfkjYqlc6LrcVEq2Z-lqFvRiMdeCWL5S63rt6cLtXd_sE0AoA0NM9HF6U9mPSaIqe/s420/ter3_6a.JPG" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
前回、記事にした『エクスペンダブル・レディズ』。女優陣の中では、やはりクリスタナ・ローケンなんです。久々の活躍ぶりに感動したのですが、あれ?こんな顔してたっけ?という訳で『ターミネーター3』での彼女を再見することにしました。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">なんだこれ、えらくクールビューティじゃないか。</span></b> <br />
<br />
別人ですよこれは。12年もの歳月とくれば当然なのでしょうか。本作のT−Xは24歳、『エクスペンダブル・レディズ』のスナイパーの達人は36歳。私の脳内モーフィングでは、双方の容姿変換に凄い補正が入ってしまいますが(笑)。うーん、やはり欧米系の女性が辿る運命というやつなのでしょうか。<br />
<br />
また、小柄かと思っていたのですが、実際は身長180cmの大柄ボデーときていて、本作では役者の中で二番目の高さを誇る模様です。T−Xは大半をタイトなレッドスーツで決めていてスタイルはバツグン。もとがモデルだそうで納得です。巨体のシュワのおかげで小柄に見えるのでしょう。<br />
<br />
終始ポーカーフェイスで歯を見せない、マシン然とした演技が実にいいですね。特に目線の動き。首を少し傾げながら下目遣いで動作する様がクール過ぎて素晴らしい。倒れこんだ相手を踏んづけ見下すところは至高の姿といえましょう。『エクスペンダブル・レディズ』の反動恐るべし。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpClp_OnrnQGj0tlRFkMdDJyPwKdbgFofUPE9i54doav8ZxbFX3Fm01GezaiFxV-X7qGnAxkDKcG-5YYoTp0WuhVUByQBOSxoLJZDa4qybK-sgxqi3iYLwjeJW-N_MX417R5-OrirQAL2e/s1600/ter3_1a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpClp_OnrnQGj0tlRFkMdDJyPwKdbgFofUPE9i54doav8ZxbFX3Fm01GezaiFxV-X7qGnAxkDKcG-5YYoTp0WuhVUByQBOSxoLJZDa4qybK-sgxqi3iYLwjeJW-N_MX417R5-OrirQAL2e/s420/ter3_1a.JPG" /></a><br />
(なんか顔が小さいし、可愛い・・・当然といえば当然か)<br />
<br />
作品自体、当時は久々にターミネーターの続編ということで、話題性もあったのですが、いざ蓋を開けてみたら微妙だったという。面白くはあったのですが、ジェームズ・キャメロン監督の伝説と化した過去の2作品を前にしては敵うはずもないか、という感じでした。しかし今回、改めて観たところ<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">これがもの凄く面白い。</span></b> <br />
<br />
ジョナサン・モストウ監督は、前作を「長ければ良いってもんじゃない」と批判し、無駄を廃したアクション娯楽の特化を目指したそうです。脚本も前作までの流れをブチ壊す意外性で盛り上げることをされています。前作で完結していいものを、シリーズ化を目的とする以上、こうなっても仕方ない出来です。<br />
<br />
今回、T−Xを演じたクリスタナ・ローケン目当てに約10年ぶりに再見した訳ですが、彼女の新鮮さが際立っていたことで(笑)、何かが一気に吹っ切れた気分です。新たなターミネーターとして、単純にアクションのディティールが堪能でき、存分に楽しくゲラゲラ笑いながら観ることができました。もう娯楽作品の極みになってます。<br />
<br />
シュワ演じるT−800が酒場で衣類を調達するところはセルフパロディになっていて面白いですね。ある仕草と捨て台詞を覚えたり、ふざけたサングラスをかけたりと笑えてしまいます。ニヤリではなく爆笑レベルです。また、お約束キャラへの敬意も忘れておらず、例のカウンセラーが未だT−800のトラウマを抱えた状態で再々登場するところも、可哀想ですけど笑えてしまいます。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjErFncsymgj4SKU2eoav6uZ-W1qwcre10uoUdGHKirAa_qJdginviTOcghd2mdYvZTbYdHexWJ4POS782HF0f8Tmm0pw5JSbrIRwl5mAUI8cj-r7rLmJJ0yBxsvslTV4LD_dYRqLQ7ynl/s1600/ter3_9a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjErFncsymgj4SKU2eoav6uZ-W1qwcre10uoUdGHKirAa_qJdginviTOcghd2mdYvZTbYdHexWJ4POS782HF0f8Tmm0pw5JSbrIRwl5mAUI8cj-r7rLmJJ0yBxsvslTV4LD_dYRqLQ7ynl/s420/ter3_9a.JPG" /></a><br />
<br />
なんといっても今回、敵側のマシンに女性タイプを持ってきたところがミソですね。クレーン車で大通りを破壊しながら暴走したり、猛ダッシュしながら追跡したり、振り切られても無表情で起き上がったりと、これを女性がやってるのだから堪らない。とにかく様になり過ぎてるクリスタナ・ローケンを楽しむひととき。因みに彼女、パントマイムの特訓をかなりされたそうです。<br />
<br />
後半の軍事基地でのT−X対T−800の戦闘がまた素晴らしいです。殴り合いから勢い余ってトイレに突入すれば、千切ったオブジェクトを凶器にエスカレート。ここでT−800に便器で殴られるT−Xの表情に注目します。瞬きひとつせず無表情です(笑)。このあと、押され気味のT−Xが転じてT−800の股間をギュウと掴んだまま壁をブチ抜いていく勇姿こそ、心のガッツポーズの使いどころといえましょう。<br />
<br />
強い女性キャラが大男をなぎ倒すアクションというのも心に響くものです。そんな見せ場を下世話なユーモアたっぷりに、セクシー路線で持ち上げたモストウ監督グッドジョブ。T−X対女医ケイトのキャットファイトは残念ながら拝めませんでしたが(当たり前)、B級SFアクション作品の鑑といっておきましょう。<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">『エクスペンダブル・レディズ』とセットで観たいこの逸品。</span></b> <br />
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(C)2003 IMF INTERNATIONALE MEDIEN UND FILM GMBH & CO. 3 PRODUKTIONS KG<br />
【出典】『ターミネーター3』/ジェネオン エンタテインメント<br />
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●ジャンル:アクション/アドベンチャー <br />
●上映時間:89min <br />
●製作年:2014年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:クリストファー・レイ <br />
◆出演:ゾーイ・ベル、クリスタナ・ローケン、ブリジット・ニールセン、シンシア・ロスロック、ヴィヴィカ・A・フォックス、ニコール・ビルダーバック、ティム・アベル、ジェラード・ウェッブ、その他大勢 <br />
<br />
こよみは春ですけど、やっぱり寒いですね。この間、雪降ったし雪。まだまだ降りそうな予感がします。<br />
さて、前回に引き続き、今回もアルバトロス配給の作品です。割と新作ですが中身はどうなんでしょうか。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
カザフスタン。訪問中のアメリカ大統領の娘エリスがテロリスト軍団に拉致されてしまう。テロリストの女頭領ウルリーカは、娘と引き換えに我が領土に恩恵を与えよとホワイトハウスを脅迫。アメリカ大統領の側近らはエリスを救出するべく、ある傭兵部隊を秘密裏に結成する・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV6_dmn4t6wJ6JvUH8hr-Ojh3A8U19RtSbcy8Fhu3AOsyf92L-BAvugWI6AVVmnrUhvbgsPjAqMbIA9xEqghzrlDQqHOzcThWevDH00WG78lpyKILXg3IndUrTlbdZ0WFdf47h21IjI1ii/s1600/merc13a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV6_dmn4t6wJ6JvUH8hr-Ojh3A8U19RtSbcy8Fhu3AOsyf92L-BAvugWI6AVVmnrUhvbgsPjAqMbIA9xEqghzrlDQqHOzcThWevDH00WG78lpyKILXg3IndUrTlbdZ0WFdf47h21IjI1ii/s420/merc13a.JPG" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
思い付きそうで思い付かなかった『エクスペンダブルズ』の女性版(笑)。本家より人数は少なめですが、その分、配役で勝負なんだぜという意気込みがパッケージからヒシヒシと伝わって来ます。前回に続きアルバトロス配給なので、既に見えた気がしますが、その放っておけない女優陣に手が伸びた次第です。<br />
<br />
かつてのアクション作品で名を馳せた(たぶん)女優らが、様々な経歴を持つ犯罪人として登場します。まずは、テロリスト軍団の女頭領ウルリーカを演じるブリジット・ニールセン。<b><span style="color: #66ffff; font-size: 140%;">完全にオッサンだろこれ。</span></b>男装の麗人すぎる。過去の作品からしてキワモノ的な美形ではあったけど、今回の更なる貫禄の付きようはいったい。出オチですね。シルベスタ・スタローンの元嫁ということで本家との繋がりを感じますが微妙に。<br />
<br />
このウルリーカに対抗すべく、アメリカ政府は百洗練磨の女囚人どもをスカウト。政府の役人モナ役をシンシア・ロスロック、囚人側では戦術に精通したカサンドラ役をゾーイ・ベル、狙撃の達人キャット役をクリスタナ・ローケン、殺し屋レイブン役をヴィヴィカ・A・フォックス、そして爆弾の達人メイリン役をニコール・ビルダーバック、それぞれが演じています。<br />
<br />
シンシア・ロスロックは、女格闘家で数多くのアクション作品に出られてますね。香港アクションでは、<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">サモ・ハン・キンポー</span></b>と互角に戦ったりしてました。凄い人だ。本作では裏方に徹していましたが、レイブンとの確執からキレのある格闘をちょっとだけ見せてくれます。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUtWwYYhBn9FIR0-_h3n31t4frtaQrKTR_B9bX13vj9B7-mhJTL4N_PH8J5W_pkG2wrxKkrmNx6zznQKJw8Tjv5hFEBkgeAApEmB2MHkkgtaQCmrbINefNujhrz5MnVhEtzELGogwaRusV/s1600/merc15a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUtWwYYhBn9FIR0-_h3n31t4frtaQrKTR_B9bX13vj9B7-mhJTL4N_PH8J5W_pkG2wrxKkrmNx6zznQKJw8Tjv5hFEBkgeAApEmB2MHkkgtaQCmrbINefNujhrz5MnVhEtzELGogwaRusV/s420/merc15a.JPG" /></a><br />
<br />
ゾーイ・ベルは、なんといってもタランティーノ監督の<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">『デスプルーフ』</span></b>('07)ですよね。スタントウーマン兼女優としてデビューした姿がとても印象的でした。欧米系のアクション女優って貴重だと思います。本作では45口径コルトガバメントを愛用する渋い主役級で見せ場はテンコ盛りです。<br />
<br />
ヴィヴィカ・A・フォックスは、タランティーノ監督の<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">『キル・ビル1』</span></b>('03)にも出てたのですね。殆ど記憶にないですが。本作では二丁拳銃とビッチで肝っ玉な言動がなかなかイカしてると思います。両手のグロック19を交互に突き出し連射する様はどうかと思いましたが。<br />
<br />
クリスタナ・ローケンは、実は本作で一番気になった女優です。というかファンです(笑)。彼女は<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">『ターミネーター3』</span></b>('03)に尽きるでしょうか。ギューンとオッパイ膨らまして警官を惑わし、シュワの股間を握りトイレの壁をぶち抜いてくT−Xの勇姿に、心のガッツポーズを送った諸氏は少なくないはず。終始のポーカーフェイスが真骨頂でしたが、本作では当然の人間役なので(笑)、色んな表情が拝めます。しかしもう36歳なんだ。相応の顔付きになっちゃってるな。ところで、彼女はレズをカミングアウトしてたはず。突撃してもT−Xよろしくぶっ飛ばされるだけかと思うので、遠くから眺めておくだけにしましょう。<br />
<br />
で、最後はニコール・ビルダーバック。この人、メンバのひとりなのにパッケージに姿がないんですよね。配給アルバトロスも失礼なことすんなよと思ったら、本国からしてそういう扱いになってるの。ジェット・リーに匹敵するアジア女優はいなかったのかな。一応、中国人役ですけど、韓国出身でドラマに多く出演されてる模様。本作では爆弾マニアで核ミサイルにウットリするコミカルな役どころです。レイブンに「どーも」と礼を言われると<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">「それは日本語だ!」</span></b>と怒ります(笑)。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmbHv1Br3RerHAgS_7MqgUPc3W77zlOorAVUKwmCqBUFJAHDlbGSfHj5zEtuBpK5BH5Q7t0mYhlQ3Dj-13eHmcuTiUaPyO-iU9ixGHf3AWwcH4ZHhFvkphzNBiXqsfczuyniiwO2xZoeFS/s1600/merc9a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmbHv1Br3RerHAgS_7MqgUPc3W77zlOorAVUKwmCqBUFJAHDlbGSfHj5zEtuBpK5BH5Q7t0mYhlQ3Dj-13eHmcuTiUaPyO-iU9ixGHf3AWwcH4ZHhFvkphzNBiXqsfczuyniiwO2xZoeFS/s420/merc9a.JPG" /></a><br />
<br />
女優の見本市みたいになってしまいました。中身の方なんですが、はっきりいって安いです。終始スカスカな空気が漂っています。低予算の苦境をかなりのゴリ押しで突破してますので、画面全体の見た目と大真面目な行動をとるキャラクタとのギャップに笑えます。肝心のアクションでは、本家よろしく銃撃戦での血しぶきはド派手ですが、周辺のオブジェクトには殆ど着弾効果がなく、車や壁は頑丈で穴も空きません。爆発エフェクトはCG合成のようです。核ミサイルはスノコに積まれて登場という、もの凄いテキトー感です。<br />
<br />
しかし、そんな中にも見どころがあったりするのです。まず、アクションに付き物の銃火器に一風変わったタイプがあるところ。狙撃の達人キャットに役人がブレイザーR93というドイツ製の狙撃銃をいちいち説明しながら渡します。338口径ラプアマグナム弾を5発装弾とか。有名な銃なのでしょうか。ディティールに拘った印象的なシーンなのです。 それから、所々でカメラワークや演出にセンスと工夫を感じます。頑張ってると思います。<br />
<br />
また、銃撃戦時に敵兵が逃げていきますが、これを見たキャットが「任せれ」と狙撃銃を持ち出し、敵兵を目で追いながらノシノシ歩いてくるところ。ここちょっとした長回しになっていて画面構成と演じるクリスタナの鬼気迫る表情にグッときます。更には敵兵を睨みつけながら、狙撃銃をバイポットで固定し、スムースに伏せ撃ちに移行する辺りのカッコよさ。そして鋭い眼光。撃たれてもいいと思いました。T-Xの面影は皆無だけど。<br />
<br />
クライマックスのC−130輸送機を使ったアクションは、かつての007を彷彿させるほどの盛り上がりっぷりです。機内ではやっぱりスノコに積まれた核ミサイルにヒヤヒヤしながらウルリーカと大戦闘。後部のハッチが開くと機は急上昇し、彼女らはゴロゴロ転がり落ちそうになったりします。危ねえぞ。頑張れよエクスペンダブル・レディズ。<br />
<br />
で、どこか感心もできるんだけどやっぱり爆笑もできる、ひと粒で二度美味しい超B級作品でありました。シリーズ化されたらもっと笑えるぞきっと。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">やっぱり木曜洋画劇場を復活して欲しい。</span></b> <br />
<br />
<br />
<b><オマケ1></b><br />
ブリジット・ニールセン主演の『スタークリスタル』('95)です。ブリジットはこうでなくてはいけません。なんだか『ターミネーター3』のT−Xの元祖にも見てとれますね。クリスタナ・ローケンの立場は?!<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/8eeDGGP7cQQ" width="420"></iframe><br />
<br />
<br />
<b><オマケ2></b><br />
『デスプルーフ』の頃に見つけたゾーイ・ベルの可愛いハイキックです。まず彼女のスカート姿というのが衝撃でした(笑)。<br />
<a href="https://a3-images.myspacecdn.com/images01/72/c080588ea438425fe233159991aeb8ae/full.gif" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://a3-images.myspacecdn.com/images01/72/c080588ea438425fe233159991aeb8ae/full.gif" width="364" /></a><br />
<br />
<br />
(C)2014 The Global Asylum Inc.<br />
【出典】『エクスペンダブル・レディズ』/アルバトロス<br />
<br />
<a href="http://movie.blogmura.com/" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 映画ブログへ" border="0" src="http://movie.blogmura.com/img/movie80_15.gif" height="15" width="80" /></a><a href="http://movie.blogmura.com/moviereview/" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ" border="0" src="http://movie.blogmura.com/moviereview/img/moviereview80_15.gif" height="15" width="80" /></a> <br />
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●ジャンル:アクション/ドラマ/スリラー <br />
●上映時間:94min <br />
●製作年:2003年 <br />
●製作国:アメリカ <br />
●言語:英語 <br />
●カラー:カラー <br />
◆監督:マーク・L・レスター <br />
◆出演:エリカ・エレニアック、ジュリー・ドゥページ、アダム・ボールドウィン、ジェレミー・レリエット、ジェームズ・レマー、ダミアン・チャパ、その他大勢 <br />
<br />
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?まだまだ寒いですね。インフルエンザもそうですが、そろそろ気になってくるのが花粉症です。嫌な季節ですホントに。<br />
さて、今回は犯罪アクションものを紹介したいと思います。いろいろ問題があって楽しい作品です。<br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【ストーリー】</span> <br />
アメリカ。凄腕女アサシンのジェインは、今日も常連の組織から仕事を引き受ける。それは組織の売上金を横領してる下っ端の始末であった。手際よく仕事を済ませたジェインは、あろうことか売上金を持ってトンズラする。裏切られ怒り心頭の組織から逃れる為、ジェインは母エミリーと息子ケリーの親子に一般人を装いヒッチハイクを懇願する。親子は快諾するも、それがジェインとのヤバイ珍道中になろうとは知る由もなかった・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjRlt7SFg1AlLGMg936fy7vb4jQx-6MGWkos06Z5UCc8PE8PqpKq_JLipt7peD3e5TRLaDgd8uN40jVGLjIXGda1nIgN8f8WaiB9UUqyZpN3oBIodnql1EH4lxCvROK9PoMC6o0DQKFeXXG/s1600/bj1a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjRlt7SFg1AlLGMg936fy7vb4jQx-6MGWkos06Z5UCc8PE8PqpKq_JLipt7peD3e5TRLaDgd8uN40jVGLjIXGda1nIgN8f8WaiB9UUqyZpN3oBIodnql1EH4lxCvROK9PoMC6o0DQKFeXXG/s420/bj1a.JPG" /></a><br />
<br />
<span style="color: #3366ff;">【感想と雑談】</span> <br />
何気に手を伸ばした作品です。パッケージの粋なポーズのブロンド美女(この時はそう見えました)に惹かれたのは当然ですが、なんと監督が『コマンドー』('85)のマーク・L・レスターで、出演陣にも思い出深い女優がいたりしてビックリ。運命の巡り合わせを感じ、即決しました。配給アルバトロス発掘のDVDスルー作品のようです。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">なにこれB級すぎるし、凄く懐かしい気分。</span></b> <br />
<br />
始まってすぐ浮かんだのが木曜洋画劇場。展開もそうですが、垢抜けない色合いとスタンダードサイズの画面も相俟って、かつての東京12チャンネルありがとうな気分に浸れました。観る前の淡い期待(どんな)は木っ端微塵ですが、その出来が意外すぎて逆に色んな意味で収穫がありました(笑)。<br />
<br />
冒頭、娼婦を装った女アサシンのジェインが酒場でマフィアを始末するくだりはいい感じです。しかしこのジェイン、黙ってればいいのに汚い言動とクチもとが残念すぎる美人。クールビューティさもない自己陶酔ぎみの女。最初の印象が覆されます。演じるはフランス女優のジュリー・ドゥページ。どんな基準で起用したのか知らんですが、このB級臭さには非常にマッチしてる女優といえましょう。<br />
<br />
ひと仕事終えたジェインのしたり顔を拝むと、突然、砂漠のハイウェイが映されます。誰も歩いておらず何も走っていないハイウェイを15秒くらい映すと、次に角度を変えてまた同じような光景を15秒くらい・・・ということを5、6回繰り返す謎のカット。展開に向けた布石のつもりでしょうか。この辺りでコマンドーの監督にしてはどうなの、と思えると同時に笑いがこみ上げてきます。<br />
<br />
ジェインとは対象的に善良な親子。ママのエイミーを演じるはエリカ・エレニアック。『沈黙の戦艦』('92)をご存知の方は思い出して下さい。ケーキの中から飛び出しトップレスで踊りだすプレイメイト役を。実際プレイメイトでもあった女優です。懐かしいなあ。家賃滞納で困窮するシングルマザー役ですが、未だ健在の爆弾オッパイのせいで、ジェインを食ってしまうほどの存在感。笑えます。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3t9fAu1bW1_CcuiYkksVEL1v4-f78ycTTM6u2OcA5hhKfMMIKyNzDDhky-EaMcc0QMZvB-iO_fb0mF2c4w8FGaIESMCt3VYpio_AM3QI_rsZ7XZ5Gnb0aNbAUVtNrkK-UWS36aPNrw5OA/s1600/bj4a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3t9fAu1bW1_CcuiYkksVEL1v4-f78ycTTM6u2OcA5hhKfMMIKyNzDDhky-EaMcc0QMZvB-iO_fb0mF2c4w8FGaIESMCt3VYpio_AM3QI_rsZ7XZ5Gnb0aNbAUVtNrkK-UWS36aPNrw5OA/s420/bj4a.JPG" /></a><br />
(エリカ(左)の独り勝ち。そしてタイトル通りに交差するブロンド集団です)<br />
<br />
組織の金を奪い逃走中のジェインは、親子が車で同じ目的地に移動することを知るや、慌ててヒッチハイクを懇願します。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">ジェイン 「田舎の妹が危篤なんです。わたし足がなくて(;ω;)」</span></b> <br />
<br />
同情した親子はジェインを乗せ目的地メキシコに向け出発。すると、ジェインは、タバコふかすは親子を見下し始めるわで、情緒不安定な女にしか見えなくなります。親子が可哀想・・・。<br />
<br />
休憩時、笑えるほどの唐突さで車に轢かれそうになったジェインは、殺気まる出しで、いまの車を追えと親子に迫ります。<br />
<br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">ジェイン 「あのゴキブリ野郎が!!とっちめてやる!</span></b><b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">!!」</span></b> <br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">ママ 「そんな態度は止めて!落ち着きなさいよ!」</span></b> <br />
<b><span style="color: #66ffff; font-size: 120%;">ジェイン 「田舎の妹が・・・(;ω;)」</span></b> <br />
<br />
急転すぎてアホか。<br />
<br />
モーテルで一泊することになった一行。ママ孝行の息子ケリーは、ジェインの部屋で100万ドル入りのカバンを発見します。夜、寝静まった頃、ケリーはカバンをそっと奪うと、ママの寝顔を見ながら「もうお金のことで苦労はかけないよママ」と置き手紙を残します。そして、ひとりヒッチハイクして自宅に戻ります。<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">おい。</span></b><br />
<br />
翌朝、カバンを奪われたことで本性を現したジェインは、ママに拳銃を向けケリーのことを脅迫。やがて、追ってきた組織とコントみたいな銃撃戦に突入します。至近距離でショットガンが一発も当たらないスーパー銃撃戦。なんとか逃れたママは、通りがかった男に助けを求め、自宅に向かうことにします。実はこの男、話のキーとなる存在で、このあと二転三転する展開に拍車をかけます。一応スリラー要素です。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAXl6QZH0ljQyGlXkQ-3KrX5QfN3J4AQr2sJDaVWfnz5Qo5pJ4yjBx1J2WeKa80IX44AcgzHWsq_DhKHjb8iPo-NFbuBB9r6Q-WEgUfaHlNe2jk0wGe2tWSRGifQl0dgi2ZRv_XFolXqHd/s1600/bj5a.JPG" imageanchor="1"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAXl6QZH0ljQyGlXkQ-3KrX5QfN3J4AQr2sJDaVWfnz5Qo5pJ4yjBx1J2WeKa80IX44AcgzHWsq_DhKHjb8iPo-NFbuBB9r6Q-WEgUfaHlNe2jk0wGe2tWSRGifQl0dgi2ZRv_XFolXqHd/s420/bj5a.JPG" /></a><br />
(レスリー・ニールセンのコメディ作品にもこんな銃撃戦がありました)<br />
<br />
一方、自宅に戻った息子ケリー。100万ドル入りのカバンを隠すと、お菓子を取り出し、くつろぎます。そして、スイッチオンしたテレビから、ジェインが指名手配中の殺人犯であることを知るや、<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">ケリー 「ママがぁー!!!!(;ω;)」</span></b> <br />
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再びアホか。”殺人犯とは知らずに金を奪っちゃったんだよママ”、と猛省するケリーですが、オマエそういう問題なのか。最大の謎行動を起こす息子ケリーの顛末は爆笑ものです。<br />
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クライマックスはジェインとママの一騎打ちで締めとなります。当然こうでなくてはいけません。ですが、ジェインも殺しのプロと豪語する割にはヘッポコすぎて、ママとの低レベルで対等なキャットファイトになってしまうのは、全体を包む空気から予想はできていましたが、やはり残念ではありました。<br />
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ジェインのこと酷く書いちゃいましたが、実は可愛いところもあったです。今さらですが(笑)。最後の最後まで木曜洋画劇場だったな、と思わせる作品でありました。<br />
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製作と監督をマーク・L・レスターがやってますが、かすかに片鱗はあるものの、残念ながら『コマンドー』には程遠い出来でした。18年も経って力量がなくなったのか、それとも『コマンドー』自体がジョエル・シルバー製作による奇跡の作品であったのか。どっちでもいいです。<br />
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<b><span style="color: #66ffff; font-size: 160%;">木曜洋画劇場を復活して欲しい。</span></b> <br />
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【出典】『ブロンドジャンクション』/パンド<br />
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