2009年2月21日土曜日

映画『ローラーボール』 ・・・近未来のスポーツがこれまた大変なことになってます

●原題:Rollerball
●ジャンル:アクション/SF/スポーツ
●上映時間:125min
●製作年:1975年
●製作国:イギリス
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ノーマン・ジュイソン
◆出演:ジェームズ・カーン、ジョン・ハウスマン、モード・アダムス、ジョン・ベック、モーゼス・ガン、パメラ・ヘンズリー、その他大勢

 ついに花粉がやって参りました!目やノドが痒いです。鼻づまり始まってます。これが4月まで続くと思うとホント憂鬱になりますね。花粉も神経質になるほど症状もヒドくなる気がします。なのであまり相手にしないようして、症状を軽くしたいと思います。花粉って何のこと?
さて、今回はローラースケートを始めるきっかけとなった懐かしいSF作品です(笑)。

【ストーリー】
 2018年の未来。大企業が世界を治めるようになった時代。戦争、犯罪、環境問題、格差等は一切無くなり、世界は平和そのものになっていた。そんな中、世界中の大衆は企業が提供するローラーボールに熱狂していた。ローラーボールとは、複数プレイヤーによる2チームがローラースケートでトラックを周回しながら鉄球を巡りバトルを繰り広げる過激なスポーツだ。ヒューストン・チームの花形プレイヤーのジョナサンは今日も絶好調だった。マドリッド・チームとの試合も難なくこなし、重役も誇らしげにジョナサンを称える。しかし、翌日ジョナサンを呼んだ重役は彼にいきなり引退しろと告げる。理由を聞いてもただ引退しろとしか言わない重役にジョナサンは納得できない。自分には全世界の熱狂的ファンが付いているのだ。重役を無視し、次の東京・チームとの試合に挑むジョナサン。しかし、警告は徐々にエスカレート。それは試合内容にまで及ぶのであった・・・。



【感想と雑談】
ズガッと発射された鉄球をボールキャッチャーのミットがガッシと受け止める。そんなテレビCMのイメージが当時のガキンチョのハートを鷲掴み。その後にローラースケートが流行り出したという(たぶん)。水性ボールペンも「ローラーボール」と呼ばれるようですが、本作とは関係なさそうです。

 バッハの「トッカータとフーガ」をBGMに、暗闇からローラーボールの試合会場が浮かび上がるというイカしたオープニング。ゲートからスタッフらが登場し試合の準備をし始める。

 近未来スポーツのローラーボール。その舞台となるのは全長160mの円形トラックで、18度の角度がついたバンク状態から巨大なすり鉢を思わせる。トラックの中央には各チーム用のピットエリアがあり、そのど真ん中にはコントロールタワーが設置され、天辺ではスタッフがイスに座りゆっくりと回転しながら試合を監視する。トラック外周の壁面には1ヶ所、奥に磁気発生装置が埋め込まれた穴が開いている。鉄球をブチ込む為のゴール穴だ。

 チームは合計10人のプレイヤーで構成。攻撃スケーター×5人、ボールキャッチャー×2人、バイカー×3人。ユニフォームは上半身がほぼアメフト仕様で下半身が皮パンツ、そしてバイカー以外はローラースケートを着用。関節部分には防御用パットを装着し、両手のグローブには鉄鋲が並ぶ。パンチを食らったら大変なことになりそうだ。ジェームズ・カーン演じる主人公ジョナサンは、今日もバッチリキメてヒューストン・チームを盛り上げる。観客らも鼻息荒くジョナサンコールを繰り返す。

 本作ではローラーボールは3試合行われる。1試合目はマドリッド・チームとの対戦。コントロールタワーからの遠隔操作で、トラック外周の空気砲から鉄球が発射される。ソフトボール大で重さ10kgの鉄球は、勢いで外周の壁面に沿って転がっていくが、やがて失速し中央に寄ってくるのをボールキャッチャーが特製のミットでキャッチ。その鉄球を渡された攻撃スケーターがバイカーの牽引で一気に加速しゴール穴を目指す。

  ここからローラーボールの本領発揮。ゴールを妨害しようと寄ってくる敵をパンチやキックで倒すのは当り前。バランス崩し転倒した敵がいれば蹴飛ばしたりバイクで轢いたりする。死傷者が出たって大したペナルティにならない。そういうルールなのだ。そんなローラーボールに観客らは大熱狂。ジョナサンがゴールに鉄球をブチ込めば、鼻息荒すぎて飛んでく勢いだ。



 平和になりすぎた世界。そうなると大衆は欲求不満となり刺激を求め出す。世界を支配する大企業はそれに気付き矛先をローラーボールに向けさせるが、気付いてみればジョナサンなるカリスマプレイヤーが誕生。彼に夢中になり出した大衆を制御できなくなる恐れが出てきた。

 そこで、チームを統括する重役がジョナサンを無難に引退させようと画策するのだが、ジョナサンは納得いかず言うことを聞かない。その後ジョナサンが注文した本をお取り寄せ不能にしたりとプチ嫌がらせをする重役。この後も何度かジョナサンを説得するが、全然首を縦に振ってくれないので、ついに重役はスパークし、ルール変更を施すことに。2試合目の東京・チームとの対戦を、ペナルティ無しの交代制限付きにするのだ。

 黄色のユニフォームでキメた東京・チームは、不気味なイエローモンキーだ。あまり好意的な描き方をされていないのが残念。試合前のトラック周回のデモでは両手を交互に突き出しながら行進し、突然、仁王像みたいなポーズでイヤァーッと叫び加速する。ダメだこれでは。

 東京・チームが繰り出すいかにも日本的でエキセントリックな戦術に、ヒューストン・チームは翻弄され、かなりの痛手を負ってしまう。ちなみに、当時は本作のベースになったに違いない「ローラーゲーム」というエンターテイメントが実在した。これの日本チームである東京ボンバーズがこの東京・チーム役としてオファーされたのだが、撮影現場を見に来た当人達があまりの怪我人続出状況から、今後の興行に響いてしまうからと出演を断ってしまったそうだ。うーん、ここをなんとか頑張って頂ければ、伝説となったかもしれないのに。

 3試合目のニューヨーク・チームとの対戦では、ペナルティも交代も時間制限も無しというデスマッチ仕様にまで加速。ジョナサン抹殺に向け大企業までも鼻息が荒くなる。怒涛のクライマックスは生き残ったジョナサンと敵バイカーとの一騎打ち。

 そういえば同年代の『デスレース2000年』も近未来のスポーツを描いている。独裁政権下でチキチキマシンなデスカーが人を轢きまくるレースに大衆のボルテージも急上昇。そんな中で不満分子が政権を打倒しようとする内容は『ローラーボール』とどことなく同じ匂いがする。どんな社会であっても上手くバランスをとらないと人間に平和と暴力の2面性がある以上は必ず変化が現れてくるという問題である。『デスレース2000年』には強烈な脱力感と笑いが伴うけど(笑)。

 シリアスさと臨場感では『ローラーボール』の方がずっと上。中だるみや試合の細かいカット割りが気になったりするけど、それでもスケーターを追うカメラワークは迫力あるし、実在のスポーツかと思える程の生々しさもあって、’75年製作にしては凄い作品なんじゃないかと思います。

 大ファンだったジョン・マクティアナン監督がこれのリメイクを撮っていますが、噂によれば大変な出来とのこと。IMDbの評価を見て身体が震えてしまいました。2.7/10(笑)。凄い監督だったのに、こうも才能は続かないもの??? 観るのが怖くなってきた(笑;)。


【出典】『ローラーボール』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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22 件のコメント:

  1. ハリー・ポッターに出てくるスポーツ、クイディッチはこのローラーボールとクリケットを合わせたモノなのかしら。英国ですし。

    こういう無法な近未来スポーツは面白いですね。

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  2. ごぶさたです〜

    ローラーボール、知ってますよ^ ^ ソイレントグリーン、THX1138、赤ちゃんよ永遠に、そして、2001宇宙の旅・・ 未来悲観系SFの系譜ですね。

    スターウォーズ以降 "SF" というのはスペース・ファンタジーの略になりましたが、それ以前はサイエンス・フィクションだったんですよね。。そしてそこに描かれる未来はいつも暗かった^ ^

    確かリメイクも見たと思うんですが、ほとんど思い出せません。昔のSFにあった、あの暗さがなつかしい今日この頃です・・

    ガツンと応援!!

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  3. こんばんは!

    umetramanさん、花粉症なんですか?
    って、こんな風に書いたことにも相手にすると駄目なんでしょうね(笑)

    トレーラー見せて貰いました。試合のシーンは結構本当に試合してるように見えます。
    死人が出ようが全く気にもしないようなありえないルールの競技って、リアルに描写しないと成立しなさそうだから、生々しい描写に行き着くのは必然かもしれませんね。

    わたしは2戦目にでてくるらしい日本のチームに興味が出てきました。
    両手を交互に突き出しながら行進ってひょっとして相撲風だったりします?
    突然、仁王像みたいなポーズっていうのも激しく観てみたい(笑)
    東京ボンバーズの件は本当に残念。
    基本的に映画の依頼は断らない方が絶対に良いようですね。

    リメイクのはジャン・レノ出てますね。それでもやっぱり評価はあれなんですか?
    ジャン・レノかっこいいのに…。

    トレーラーは確かになにやってるのかさっぱり分かりませんでした(笑)
    カット細かく切りすぎてこんな惨状になってるトレーラーって他にも多そう。

    応援ポチしてきます☆

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  4. 1975年の作品ということはCGじゃなく実写で撮影してるんでしょうか?凄いですね。個人的にはトッカータとフーガを聞いて、デスラー総統がパイプオルガンで弾いてた曲だったなぁとしみじみしてしまいました。

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  5. >P様
    どうもです!^^

    ハリーポッターですか!?・・・すみません、マトモに観たことないのであれなんですが、空飛びながら競うゲームですよね(汗)。ボールか何かを巡ってたかな??
    「ローラーボール」でもプレイヤーが飛ぶんですよね。観客席に向かって(笑)。

    古臭い作品ですがゲーム自体は重量感があって見応えありますよ。こういうバイオレンスなスポーツはいいすよね♪

    応援コメントありがとうございました♪^^

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  6. >kiona様
    どうも!^^
    お久しぶりです♪

    これご覧になってましたか!
    おおー、THX1138ありましたね!懐かしい。
    この頃はアンハッピーなSFの時代だったんですね。
    サイエンスフィクションという響きがいいですよね。
    「アンドロメダ・・・」なんてのも、まさにそのSFってヤツでした。

    あれま、リメイクまでご覧になってましたか(笑)。
    トレーラーからは、ゲームが曲芸風に見えますけど。
    どうなんでしょうか??(笑;)

    応援コメントありがとうございました♪^^

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  7. >薄荷グリーン様
    どうもーっ!^^

    そうなんですよ、花粉症なんです。
    もう中学の時からなんで、大ベテランですよ♪^^
    薄荷グリーン様は大丈夫ですか?お気をつけ下さいね。

    トレーラーご覧になりましたか?結構迫力ありそうでしょ?
    当時の制作費で45億円かけたそうで、殆どをゲームの撮影につぎ込んだのだそうです。

    東京チームが気になりましたか?凄いですよ。
    誰一人喋らず黙ってお辞儀しますからね(笑)。
    さすがに相撲風ではないのですが、きれいに一列並んで行進する様は協調性を重んじる日本風なのかな~と思いました。
    仁王像のポーズはですね、ちょっとだけ。一瞬でした(笑)。
    それでも強烈な東京チームなので、機会があればご覧になって下さいませ♪

    東京ボンバーズは、昔の東京12チャンネルで観たのを微かに覚えてるんですが、ローラーボールみたいなトラックでプロレスみたいなことやってました。
    無理してでも出演して欲しかったですね。

    リメイクはマクティアン監督とジャン・レノが組んでるというのに悲惨な結果に終わってますね。
    ホントどうしちゃったんでしょうね(笑;)。

    応援コメントありがとうございました♪^^

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  8. こんばんは。

    懐かしいですね。かなり昔にTVで観て手に汗握ったものです。
    正直怪我人続出してもおかしくないような装備品でしたからねぇ、結構恐かったものです。

    リメイク版が出ていたのは知っていたのですが、オリジナルもDVDが発売されていたのですね。こりはまた観比べておかないといけませんね。

    「デスレース2000年」も懐かしいですね。
    こちらは丁度先日、実家でビデオを物色していたら発見されたのでまた観なおそうかと思っています。
    たしかにチキチキマシンです。(^^;
    これって「燃えよカンフー」のデヴィッド・キャラダインが出ていたので観たことがあったのですが、結構トンデモ映画だったような。

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  9. >lifeonmars様
    どうもです!^^

    そうですね、75年だとまだCGは発展していないので、ここでは全て実写になってます。
    なので臨場感出す為にかなり力入れてますよ。
    「ベンハー」の馬車レースとそっくりなシーンがあるんです。
    負傷した選手を担架で運ぼうとしたら1周してきたバイカーに救護班が跳ねられるんですよ(笑;)。
    凄まじいですね。

    デスラー総統のトッカータとフーガですか@@
    ううーん、思い出せない。総統、弾いてたんだ。

    応援コメントありがとうございました♪^^

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  10. >MOVIE-DIC様
    どうもー!^^

    おお、MOVIE-DIC様もご覧になりましたか?
    これは子供心にもビビビとくる作品でしたね。
    私はこれにシビれてなんとか同じゲームができないかと考えまくってました。
    とりあえずローラースケートを練習しながら(笑)。
    オリジナルのDVDは普通に出ておりますので、機会があれば再見してみて下さいな。

    なんと「デスレース2000年」のビデオを持ってるのですか@@!?
    凄いじゃないですか。セルビデオですか?それは貴重ですねえ。
    昔レンタル屋にビデオが並んでいたのに、いつか観ようと思っていたら消えてしまったという苦い思い出がありまして、ビデオで観とくべきだったなあと今さら後悔してるんですよ(笑;)。。
    これデビッド・キャラダインの他にシルベスタ・スタローンも出てますよ。仰る通りトンデモ映画です(笑)。

    応援コメントありがとうございました♪^^

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  11. こんにちは、MOVIE-DIC = 白くじらです。
    名前入れるところにブログ名入れてしまいました。(-_-;;;

    話がずれていってますが、
    「デスレース2000年」は当時TVで放送されていたものを録画したものです。(^^; 木曜洋画劇場です。
    シルベスター・スタローンも出ていたのですね!
    これは早く持ち帰っておかねば。

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  12. >白くじら様
    どうもです!!

    あ、HN違ってましたか。よくあることですよ^^

    なんと、デスレース2000年は木曜洋画劇場で放映されたのですか!
    ということは日本語吹替え版ですね。これはこれでDVDには収録されていないので貴重だと思いますよ。
    スタローンのアホ演技を是非ご堪能下さい♪

    コメントありがとうございました♪^^

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  13. ume様、コメ遅くなってごみん。(ノ_・。)。。って別に強制ぢゃないってバ!(☆∇☆;)(笑)
    っというのも、ume様の記事は私のモノとは違ぃ、非常に内容が濃く、高い読解力を要する為、
    深呼吸して精神統一し、心して読まないとコメ出来ないのれす。(。・ω・。)b Σ(・ω・ノ)ノ (笑)

    花粉症、私もつい2週間程前にデビューしちゃいまして鼻が辛くて、
    くしゃみも大連発で鼻から上がモワ~ンと熱を持ったようにボゥっとしちゃって何やら大変でしたが
    薬を服用したら知らぬまに落ち着き、そしたら今度は数日前から
    目がしばしばしちゃって非常に痒いのでーす。(´っω・`。)
    4月まで一緒に唱えましょうね。【花粉って何のこと?】って。(〃>艸<)

    そして今回のこの映画。。。初めて聞き目にする映画でしたが
    ume様の解説のおかげで、ありありと情景が目の前に浮かんできました。
    イエローモンキーの描かれ方を【ダメだこれでは。】とおっしゃられる意味、
    すんごーく良く解りますよ。(←大失笑でした♪)欧米人の持つ東洋人のアクマで「イメージ」、
    もしくは揶揄とも受け取れる陳腐な表現。映画に限らず、昔の作品ほど良く目にしますね?
    私もそのような映像や画像に出会い、何とも腑に落ちないイヤ~な心持ちになったこと、たたありました。 
    そんなこんなで☆彡
    何故、突如重役がジョナサンに引退を言い渡したのか気になっちゃぃますね~。σ(・ε・ )

    いつも作品独自の魅力や色を最大限に引き出す素晴らしい解説を展開してくださるume様。
    本当に感心してしまいますぅ。m(__)m
    っと。お。今HEROES、本日分の放映終わりましたナ。(●´T`)
    今日はクレア(CUTE系ブロンド高校生のチアリーダー)が出てこなくて残念だったな~。
    プゥ。(◎´3`◎)
    では夜も更けたので寝るとします☆彡おやすみなさぁぃ♪
    (_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)Zzzz

    返信削除
  14. >RUBY♪様
    どうもです~^^

    いやあ、こんなん斜め飛ばしでいいんですよ(笑)。サラリと流して雰囲気だけでもわかって頂ければ十分ですよ~。

    ええ!つい2週間前に花粉デビュー!?今年デビューということですか。ビギナーですね。教えがいがあります(違)。
    最近は薬品やグッズが充実しているので、うまく活用して下さいね。私はマスクが嫌なので薬だけ飲んであとは無視です(笑)。4月まで頑張りましょう。花粉ってナニ?食べ物??

    「ローラーボール」は「スターウォーズ」の2年前に作られたSF映画なんです。同時期「ジョーズ」がヒットを飛ばしてました。子供心に燃えました。何度か観ていたはずなのですが、今回のイエローモンキーはDVDを再見するまではすっかり忘れていました。あ、イエローモンキーって私が勝手に呼んでるだけで、劇中で呼ばれてる訳ではないのです(笑;)。
    でも東京チームやファンの服装があれだけイエロー尽くしなのを見ると、海外から見た日本ってモロその例えになっちゃってるんだろうなって思います。奇抜な部分を誇張した日本の姿ってエンターテイメントでは絵になるんでしょうね。印象に残ることはあっても、カッチョエエ!扱いをされない日本が残念です(笑;)。

    お、「ヒーローズ」やってましたか。そのクレアという人物はわからないのですが、”CUTE系ブロンド高校生のチアリーダー”というのは、いつでも応援したい役どころですね♪
    そういえば、これにも日本人が出てましたね。主人公の一人のようですが、扱いは実際どうですか?カッチョエエですか(笑)。

    応援コメントありがとうございました~♪^^

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  15. 近未来でこんなことされたらたまんないと思っちゃいました。
    スポーツのルールって簡単に変えられるんでしょうか?
    すごい力持ってる企業です~。
    昔、私の地元では週末の深夜にテレビでB級といわれる映画を放送していました。
    一つ気になるのがあるんですが、タイトルも覚えてないんです(^^;)
    なぜ気になるか? 恐くてラストを見ていなかったからです(--;)
    どうしましょ?

    返信削除
  16. >泉水様
    どうもです!^^

    こんなスポーツを観て単純に興奮できてしまうという近未来なんですね。こういう暴力的なスポーツに異を唱える人物が一切出てこないのが怖いところです。全員マヒしちゃってます。
    企業が世界の政府になってるので、自ら用意した娯楽のルール変更なんて何ともないのでしょうね。

    おお、深夜にB級映画ですか!?いいですねえ^^
    怖くてラストまで観られないB級映画とは、かなりイケてそうですね。どんな内容か教えて頂ければ、ひょっとするとわかるかもですよ♪
    タイトルがわかったら、DVDを探してレンタル店に置いてあれば、また見直すことができますね! って怖くて観れないのでしたね(笑;)。

    応援コメントありがとうございました♪^^

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  17. お言葉に甘えまして、タイトルが分からないB級映画の覚えてる限りの内容ですが・・・

    これまた近未来のお話で、主人公の男性が友人(?)と流行のアミューズメントパークらしきところへ。
    地下に広大な敷地があるらしく、いろんな世界観を再現した町がいくつかあります。
    主人公達が選んだのは、西部劇のような町。
    その町に入る時に、お客様は全員、その町に合った格好をします。
    ガンマン風で、銃も腰のホルダーにあります。
    酒場のカウンターで、二人注文をすると、端にいたスキンヘッドの男が 「坊やはミルクでも飲んでママのところへ帰りな」 的な発言をしてケンカ(?)をふっかけるんです。
    すると友人の方から外で決着をと、主人公が止めるのもきかず 「大丈夫だから、まぁここで見てて」 と。
    二人で早撃ち1発勝負。
    あっけなく倒れるスキンヘッドの男。
    二人は、そのまま宿へ。
    主人公は人を殺したと慌てるのですが、ベッドに横になった友人が、「遠慮はいらない、試しにお前の銃で俺を撃ってみろ」 と。
    恐る恐る、引き金をひいたのですが、弾がでないんです。
    友人が 「生身の人間には弾が出ないんだ。あいつは俺達人間を楽しませるためのアンドロイド(言葉は違うかも)だから、殺人にはならない」 と説明してくれます。
    その後、安心してその世界を楽しむ主人公達。
    スキンヘッドの男は撃たれた後、その会社(?)の整備室のようなところで元に戻され、何度も町に帰ってきます。
    主人公達とも何度も同じように決闘します。
    何度目かの時に、友人がまたかと外で決闘するのですが、撃たれて死んでしまいます。
    コンピューターが反乱をおこしたかなんだかだったようです。
    異常に気付いた主人公は逃げ出すのですが、そのスキンヘッドの男は、今度は主人公を執拗に追いかけます。
    隣の町でしょうか、古代ローマのような町の建物に入り、少し格闘もありますが、なんとか逃げ、地下に女性が鎖に繋がれているのを見つけ、鍵を探しますが、見つからない。
    水を飲まそうとすると、何故か女性は拒否します。
    それでもムリヤリ飲ませると、ショートしてしまいます。
    女性もアンドロイドでした。
    あちこちで生身の人間がロボットに殺され、会社にとってありえないことになります。
    なんとか、現実世界に戻る秘密の通路から戻ってくるのですが、ヘッドスキンが追いかけてきます。
    現実世界、その会社の研究所のようなコンピューター制御ルームのような部屋を見つけますが、ドアが開かない。
    ドアの窓から中を見ると、全員何故か倒れています。
    そこへ、スキンヘッドも追いついて・・・

    恐くてこの先観れませんでした(--;)
    umetramanさん、ピンとくる作品ありますでしょうか?(T_T)
    ラスト気になるんです~。

    返信削除
  18. >泉水様
    どうも~^^

    おおー、そのままレビューにできそうなご説明ありがとうございました♪

    これは『ウエストワールド』というSF作品ですね。’73年に製作されたアメリカ映画です。原作と監督は『ER』や『ジュラシックパーク』の原作者マイケル・クライトンで、これが初監督作です。(残念ながら昨年お亡くなりになりました)

    人間そっくりなロボットを配置したアミューズメントパークで、大人の顧客らが好き放題遊びまくってると、ロボットが暴走するんですね。
    スキンヘッドのガンマンは『荒野の七人』でユル・ブリンナーが演じたガンマン役をそのまんまの格好でユル・ブリンナー本人が演じています。メンテナンス時にガンマンの顔を外すところは、固唾を飲みながら観た記憶があります。

    制御施設での主人公とガンマンの追っかけっこは、たしかに怖いものがありましたね。誰一人生きていない施設内でガンマンをどうやってやり過ごすのか、というサスペンスが凄かったです。
    ラストは古代ローマエリアで迎えるのですが、主人公に迫った時に、ちょっとしたものがガンマンを鈍らせます。これを利用して主人公は反撃に出ます・・・。
    こんな感じです。結末は書かないでおきますね。もう殆ど書いちゃってるけど(笑)。

    ジュラシックパークもこんな感じでしたね。マイケル・クライトンの得意とするところでしょうか、精巧なテーマパークが暴走して人間を襲いだすという、現代の科学社会への警告が込められた名作だと思います。

    と、こんな感じでいいですかね^^

    DVDも出てるみたいですね。レンタル屋に置いてあるかもですよ♪借りてみる??

    (以下、DVD紹介のURLです)
    http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-DVD-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3/dp/B00005HC88/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1236340130&sr=1-1

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  19. 私のブログへのコメントに「わかりました~」と書いてくださったのを見て「早っつ!」と叫んでしまいました(^^)
    ありがとうございます!!!m(_ _)m
    レンタルDVD探してみますね。(どっかのテレビ局でやらないかなぁ・・・)
    観るなら明るい時に観よっと(・・;)
    また分からないのあったら「なんですか、これ?(@▽@)とくるかもです。
    よろしくお願いします。
    ユル・ブリンナーさん、役は恐かったけど、カッコイイ♪

    返信削除
  20. >泉水様
    どうも!!^^

    早っ!でしたか(笑;)。すぐわかりました。これ私の好きな作品なのでよかったですよ(汗)。知らない作品だったらどうしようかと(笑;)。
    それにしても、これ最近テレビで放映されたのですか?いい局ですね。深夜帯だと割と昔のSFとか流したりするのかな?
    ユル・ブリンナーは昔、フジフィルムのCMに出てたましたよね。違ったかな??

    ここに来て頂いている常連さん達も詳しい方ばかりですので、わからない作品があれば色々とお力になれると思いますよ^^

    応援コメントありがとうございました♪^^

    返信削除
  21. >George Garchagudashvili
    Hi!
    Thank you very much for putting a comment in! :)
    I see various movies.
    But I tend to see a strange movie.hahaha!

    thanks!!

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