2009年11月17日火曜日

ちょいネタ3連発です(映画ネタ付き)

今回はアホネタ記事です(いつもか)。しかも3連発。たまにはいいですよねえ(笑;)。一応最後には、映画ネタも入れてますので♪

【念願のクリスピー・クリーム・ドーナツ】
出ました。いつか行ってみたいぞと思っていたクリスピー・クリーム・ドーナツです。結構、店舗数増えてるみたいですが、やっぱり初号店の新宿店ですな。やっとこさ行くことができました。過去に週末の夜に行ったことがあるのですが、怒涛の行列を目の前にクルリと方向転換(笑;)。人気ありますね。

今回は週初めの午前中ということで空き空きの状態でした。なかなかいいですぞ。ちょっとワクワク状態で短い列に並び、一言いいたいレジを済ませて2階席で食しました。うん、噂通りにとても柔らかいドーナツでした。口あたりは良かったです。しかし、とにかくその甘いこと。ドーナツが甘いのは当り前なんですが、さすがアメリカン。一歩先をいってますね。『逃亡者』でトミー・リー・ジョーンズが捜査中にドーナツを買いに行かせる場面を思い浮かべてしまいました。やっぱこんなテイストを欲してたのかなと(笑)。もうちょい甘さ控えめだったらよかったかな。

とにかくこれがクリスピー・クリーム・ドーナツか・・・と唸りながら食していたのですが、ふと周りを見渡せば、男客は自分一人。ちょっと冷たい汗が流れたので、そそくさと済ませて出てしまいました。ここはひとつメンズデーを設けて頂ければと(できるか)。

レジの時に一言いいたかったというのは、商品名についてなんです。ミスタードーナツみたいにトングで取っていけるといいんですが、ここはガラスケースに収まっているのを指定するんですね。これいちいち言うの苦手なんですよね(笑;)。こういうのに限って豪快な名前が付いてたりするんだ。とりあえず素のヤツが食いたかったのですが、これ名前が「オリジナル・グレーズド」っていうんですよね。「オリジナル」か「プレーン」でいいじゃないですか。噛みそうですよ(笑;)。コーヒーはコーヒーで、メニューを見ると写真はあるのに名前がパッと見わからない。パニック・イン・自分。よーく見ると「クリスピー・クリーム コーヒー スムース」とか付いてるの。長すぎます。しかもなにスムースって。最後がリッチと付いてるのもありました。「ブレンドコーヒー」や「アメリカンコーヒー」で十分じゃないですかね。思いっきり指差して”コレ”と言ってしまいました。・・・・・・これが歳ってヤツなんでしょか?!。くそぅ(笑;)。

今度行った時は絶対に商品名で注文してやる。(←懲りずにまた行くようです)



【美味いインスタントラーメンの作り方】
よくインスタントの味噌ラーメン(鍋で作るヤツね)を食べるのですが、やっぱりインスタントだけあって何か物足りないですよね。外で食べる味噌ラーメンにはコクがあって美味しいのですが、このコクをインスタントに出せないかと考えた時、あるものが閃きました。牛乳です。牛乳しかないんじゃないかと。ネットで検索したら、他の方も書かれていました。なんだ当たってるじゃないか。早速試しました。

通常の水の量を少なめにして作り上げ、最後の方で牛乳を足してちょっと煮込みます。100ccほどブチ込んだら、思ったより白濁状態になってしまいましたが(笑;)、これが結構コクが出て美味かったですよ!もうちょっと少なめでもいいでしょうが、これでもなかなかのものでした。うーん、これでインスタントライフに箔が付いたぞ(笑)。興味がある方、騙されたと思ってやってみて下さい。
因みにカップヌードルを煮立てた牛乳だけで作るのも美味しいという噂ですが、これは気が進まないです(笑;)。実際どーなんだろう。

【最後に映画ネタ】
たまたま発見したMAD動画ネタです。『マトリックス/リローデッド』でスミス100人切りのシーンがありましたが、これをあるキャラを使って正確に再現しているという、とてもイカした動画です。感動と爆笑の渦となりました(笑)。ちょっと古いようで、既出しまくりかもしれませんが、スミス100人切りが好きでこの動画を知らない方は、ぜひご覧になって下さい♪

『Super Mario Reloaded』

中盤のピーチ姫が・・・(笑)。

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2009年11月6日金曜日

映画『ロボゲイシャ』 ・・・社長さん嫌や、わっ!攻撃で世界征服です

●原題:ロボゲイシャ
●ジャンル:SF/アクション/ドラマ/コメディ
●上映時間:102min
●製作年:2009年
●製作国:日本
●言語:日本語
●カラー:カラー
◆監督:井口昇
◆出演:木口亜矢、長谷部瞳、生田悦子、竹中直人、志垣太郎、斎藤工、松尾スズキ、くまきりあさ美、中原翔子、亜紗美、デモ田中、石川ゆうや、紅井ユキヒデ、その他大勢

すっかり寒くなりました。秋をすっ飛ばしてますね。
今回は久々の劇場鑑賞作品です。タイトルからしてビンビンきますね『ロボゲイシャ』(笑)。

【ストーリー】
芸者見習いの妹ヨシエは芸者の姉キクエに苛められる毎日を過ごしていた。ある日のこと芸者遊びに来た大企業の社長はそんなヨシエの潜在能力を見抜く。怒り頂点に達すると超人的なパワーを発揮するのだ。社長はある計画の為に姉妹を本社社屋へと招待する。そこでは、拉致した女性らを芸者姿の戦闘軍団に仕立て上げていた。社長とその父親である会長は、彼女らを要人暗殺に仕向け、世界制服を企んでいたのだ。ヨシエはその能力を買われ戦闘要員に加えられるが、キクエはそれが面白くなく自らも志願する。以降、姉妹のライバル意識はスパークし、遂には二人して自らロボット化してしまう。結局キクエを負かしたことに満足し淡々と計画をこなしていくヨシエ。しかし、ある家族救出の会に接することで、そんなヨシエに変化が訪れるのであった・・・。


【感想と雑談】
遅ればせながら観て参りました。行ったのが最終日の前日という滑り込みセーフの一歩手前。初めてのシアターN渋谷。とてもいい雰囲気でした。こういう劇場って大劇場にはない温かみがあっていいですよね。上映前にスタッフの方が直接アナウンスされたりして、改めてこういう劇場っていいなあと思いました。作品や観客に対する愛情を感じます。

悪徳政治家がお座敷ロボット芸者に襲われるというオープニングからして、普通ではないですこの作品。『片腕マシンガール』以上の衝撃が待ってました。制作側から日本でも海外でも通用するエンタテイメント作品を要望され、井口監督は大変だったようですが、見事に井口ワールドを完成させてました。

ロボット改造を施される芸者姉妹、ロボット芸者を利用し世界制服を企む悪徳企業、悪徳企業お抱えの裏芸者ガールズ、悪徳企業を訴える家族救出の会、それぞれが入り乱れてのごった煮スープ。リアリティゼロの展開に目が点状態です。想像力の限界を遥かに突破していて、無理に辻褄あわせに頭を働かせようものなら、間違いなくやられます(笑)。でもアクション場面ではハッとするような演出もあって侮れなかったりするのですよ。

ビジュアル的にも、有り得ないアイテムがてんこ盛り。インパクトは相当なものです。少林寺みたいな裏芸者ガールズの特訓シーンでは何かイケないものを観てしまった気分(笑;)。CGもふんだんに使われていて、おっぱいマシンガンにケツ手裏剣、そしてケツ刀と、無駄にハイテクを駆使して力いっぱい楽しいことをやってます。もう天国です。ロボ芸者が半身戦車にトランスフォームするところなんか、マイケル・ベイも涙する名場面に違いありません(笑)。

特殊造型を東京ショックシリーズでもお馴染みの西村映造が担当していますが、このような作品なので『片腕マシンガール』とは違って残酷な場面は殆どありません。城型ロボットが町で大暴れする時、ぶん殴って破壊したビルから大量に血飛沫が上がるところが、唯一スプラッタを感じる場面だったかな。しかしなんという発想(笑)。とにかくバカでド派手な作風に華を添えてました。



今更ですがツッコミどころ満載すぎて、窒息しそうなくらいに楽しいお祭り作品でございました。これは外人さんもきっと大喜びですわ。
『片腕マシンガール』が苦手だった方もひとつ如何でしょうか?豪華役者陣がエキセントリックな演技で華を添えてますよ。シアターN渋谷は終了してしまいましたが(もっと早く観てれば><)、これから全国展開しますので~。
ブログでお世話になってます役者さんのBenny様も美味しい役どころで出演されてますよ♪

今回、スピンオフ作品の『恐怖!芸者軍団 地獄へおいでやす』が特別上映されたのですが、なんと上映前に井口監督と本作出演された役者の皆さんが舞台挨拶に来られたのです。告知してましたっけ?凄いなシアターN渋谷!これが東京ってやつですか。感動しました。
井口監督からは、本日の2回目の特別上映は初回とは別バージョンなので大変貴重という解説を頂いたのですが、初回を観ていないので違いはわかりませんでした。すみません(笑;)。その後、じゃあ皆で観て行きましょう、ということで井口監督ら全員が席に座り一緒に鑑賞することになったのでした。私の近くの席にも座られたりと、緊張モードでの特別上映となってしまいました。因みにこの『恐怖!芸者軍団 地獄へおいでやす』は、女捜査官が裏芸者ガールズ組織へ潜入捜査するというもので、制作費30万円、非常にユルくて笑える作品でした(笑)。



(C)RoboGeisha Film Partners 2009
【出典】『ロボゲイシャ』
製作:株式会社ティー・オーエンタテインメント、 株式会社ポニーキャニオン角川映画株式会社、株式会社ムービーゲート
配給:角川映画株式会社

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2009年10月12日月曜日

映画『ア・ダーティ・シェイム』 ・・・・センスある悪趣味全開でえらいことになってます

●原題:A Dirty Shame
●ジャンル:ドラマ/コメディ
●上映時間:84min
●製作年:2004年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ジョン・ウォーターズ
◆出演:トレイシー・ウルマン、クリス・アイザック、セルマ・ブレア、ジョニー・ノックスビル、その他大勢(中毒者大勢)

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どうもです♪
今回はモロ下品な作品であります。やっちゃったかな(笑;)。でもあれなんです、あるところで衝撃と感動を覚えてしまったのです。なので、決死の覚悟で挙げさせて頂きます。←大袈裟?

【ストーリー】
アメリカはメリーランド州ボルチモア。全く化粧気のない主婦シルビアは、朝っぱらから求めてくる夫にウンザリしていた。離れ小屋に朝食を持っていけば、わいせつ物陳列罪で外出禁止にされてる娘カプリスが自慢のオッパイをぶん回し。セックスが大嫌いなシルビアは、ここ最近町に蔓延している卑猥な空気に嫌気が差していた。ある日のことシルビアは通勤中に頭を強打し、その時に駆けつけた自動車修理工のレイレイにまじないをかけられてしまう。その時シルビアの頭に卑猥な映像が大回転し性格が豹変。セックス中毒者に変身してしまう。町をおかしくしたのはレイレイだったのだ。頭を強打した町民はレイレイを神のように崇め、やがて町はセックスで溢れかえってしまう。そんな中、シルビアの厳格な母ビッグエセルが、町を浄化しようと立ち上がるのであったが・・・。

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【感想と雑談】
もう大変です。ここまで、セックスやフェチズムで埋め尽くされた作品も珍しいかもしれません。本作はポルノ映画まがいの直接描写とかは一切なくて、そういう行為に様々な反応を示すキャラクタを面白おかしく描いています。実際、行為に入るところでは間接的な描写に切り替えて観る人の想像を掻き立てるようにしていますが、これが普通の行為だけでなく様々な性癖フェチズムまで出しまくりです。どちらかというと後者をアピールしています。

冒頭、性器を模したオブジェを映したり、ラジオからスラング連呼のポップスを流したりと、早くも風紀には程遠い内容であることが判ります。ここで主人公シルビアの家が卑猥な形の樹木や植木で囲まれているのが意外なんですが、実は堅物ほど裏側の欲望は凄まじいということを象徴しているようで面白いです。
また、登場人物に変化が訪れる際に、裸が沢山出てくるレトロな映像や、卑猥な単語をデカデカとテロップに流したりします。こういうダイレクトなメッセージを挿入することで、特別な説明を用意することなく作品のテーマを刷り込む仕掛けになっています。監督曰く、サブリミナル効果だそうです(笑)。

主婦のシルビアは頭を強打したことで脳震盪を起こし、それまでの性格が180度向きを変えて、セックス中毒者に豹変します。仕事中の旦那と一緒に老人ホームに突入すれば、ダンスの真っ最中にペットボトルでイケないことをし、辺りをパニックに陥れたりします。家に戻れば元々セックス中毒者の娘カプリスと意気投合し盛り上がります。面白いのは、中毒者になってもまた脳震盪を起こせば元通りになるところで、シルビアはこの後とても忙しいことになります。

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シルビアを脳震盪からセックス中毒者にパワーアップさせた張本人の自動車修理工レイレイも同じく中毒者です。過去にボンネットに頭を挟んだショックから豹変。それ以来、たまたま脳震盪を起こしては性癖に目覚め葛藤している町民らに一気に開放の手助けを行ない、それが元となって中毒者らの神様となった訳です。中盤、シルビアは中毒者となった町民らと出会うことになりますが、これがまた多種多様なヤツばっかで、その行為のどれもがヤバ過ぎるという。フェチの見本市。タブーの世界一周です。そんな中に葛藤し続ける男性がいれば、すかさずレイレイは男性の股間に目からビームを照射し一気に開放。レイレイは人間じゃないのかよ?と思ってはいけません。ノリで観なくてはいけないんです。ここは笑いどころです。

町中が不謹慎な行為で溢れていくことが我慢ならないシルビアの母親ビッグエセルは、仲間の夫人らと抗議運動を展開していきますが、中毒者らの勢いは止まりません。やがて仲間の夫人も脳震盪から豹変し、腰をフリフリ喘いで撃沈。ビッグエセルの「アンタもかい!」という仰天顔にはつい笑ってしまいました。秩序や理性を失った中毒者らは遂にはゾンビのごとく町中を暴走するようになり、未だ抗議を続ける町民らに襲い掛かります。こうなると、町を元に戻す為にビッグエセルを応援するのが筋になりそうなものですが、逆です。早くビッグエセルを仲間にすれ!と中毒者らを応援をしたくなるのでした。

セックスやフェチズムは確かに表に出せるものではありませんが、完全に否定できるものでもありません。タイトルの意味は「この恥さらし」だそうですが、そういう秩序や理性によって普段は抑え付けられているこれらの要素を、思い切って表に出せたらさぞかし気持ち良いんじゃないの?だったらやっちゃえ!という潔い思いが伝わってくるようで、結構スッキリして楽しめる作品なのでした。

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監督のジョン・ウォーターズはセンスある悪趣味の帝王とか呼ばれているそうですが、たしかに下品さだけでは収まりきらない才能の持主だと思います。いつも地元ボルチモアを舞台に強烈な作品を送り出しています。観てきた限りどれもこれもマトモではなく、とにかく理性で抑えてる部分を惜しげもなくさらけ出すような作風なんです。初期作品の『ピンクフラミンゴ』では本物の奇人変人を使って、映画では絶対描かないような行為をフェイクなしでやったりしてました。食欲が暫く無くなるほど強烈ですので、未見の方は興味本位で手を伸ばさない方がいいです。これはマジです。それでもいいなら止めませんけど(笑;)。

善良なはずの一主婦が仕事人のごとく腹立つ連中に制裁を加える『シリアルママ』や、上っ面だけの感動作を排出するスタジオ(ハリウッドですね)をブチ壊す『セシルBシネマウォーズ』は、気分爽快に浸れる大好きな作品です。比較的安心して観られるとは思ってますが、家族向けではありませんので要注意です(笑)。最近、豪華なミュージカル作品としてリメイクされた『ヘアスプレー』なんてのもあるのですが、オリジナルは未見なので、どれだけ違いがあるのか気になるところです。かなりマトモであるらしいのですが。因みにリメイク版では、監督本人が露出狂役として特別出演されてました(笑)。

監督のコメンタリでは地元ボルチモアのことが色々語られます。劇中出てくる不味い食材や髪型や建物など地元ならではとか、こんな内容なのにロケ地の住民がやたら協力的だったとか、ホント地元を愛されてるお方なんだなと思います。また、紳士的な話し方をする一方で、フェチを語るのに劇中以上に放送禁止用語を連発したりと、まさに帝王ということも判ります(笑)。

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さて、本作でストーリーと関係ないところで衝撃と感動を覚えてしまった点について紹介したいと思います。役者についてです。興味のある方だけ、どうぞ~。

まず、主人公シルビアを演じるトレイシー・ウルマンですが、どこかで聞いた名前だなと思ってたら、大昔にMTV時代に一時好きになった歌い手さんなのでした。『夢見るトレイシー』という曲がお気に入りで、よく考えたらレコードも持ってました(笑)。で、この時は声も容姿も可愛らしい人だなと思っていたものですが、本作ではなんとも変わり果てた姿となって登場して、衝撃を覚えた訳です。まあ、20年以上も経ってますから仕方ないですね。元々から役者だったらしくて、当時のPVを見直してみると、たしかに目まぐるしく演技をしたりと芸達者な感じです。ジョン・ウォーターズ監督もどんな役にも成りきれる女優だと褒めていました。この『夢見るトレイシー』のPVは後半がえらいことになっていて、ひょっとして本作はこのPVの後日談になってるんじゃ・・・と思えるのでした(笑)。
『夢見るトレイシー』【Tracey Ullman - They Don't Know】


次に、シルビアの旦那役クリス・アイザックですが、ミュージシャン兼役者というお方で、デビッド・リンチ監督作品にも関わってるそうです。ここで思い出したのが『ツインピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』でのFBI捜査官役なんです。若きキーファー・サザーランド演じる助手を従えた捜査官役は、出番は短いものの非常にクールで印象深いものでした。これが本作では古女房に嫌がられ一人寂しくトイレで・・・な役ですからね(笑;)。今回の役どころは初めてだそうです。やっちまったですか、うーんショック~。トレイシー・ウルマン同様に年が経てば変るのも当然ですけど、思い出に浸りやすい私にとってはとにかく、@@な出来事なんです。

で、真打がですね、淫乱娘カプリス役のセルマ・ブレアなんです。これが一番の衝撃でした。特殊メイクのオッパイもそうなんですが、あのケバい化粧の下に見える目付きがなんとも鋭く挑発的。しかし娘ってこの女優さん何歳なんだよ・・・とか思っていると、中毒が解除され普通の人になる中盤のシーンでハタと気付きました。『ヘルボーイ』シリーズのリズ役の女優さんじゃないかい!あのクールで深い影を含んだ目元がとっても印象的で役にビタッとはまった女優さんだと思ってましたが、本作でまさかこんな役をやられるとは・・・。ギャップが激しすぎます。衝撃です。これが女優というヤツでしょうか。これがきっかけで大好きになりましたセルマ・ブレア(笑)。応援します。
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オマケ。デビッド・ハッセルホフが本人役として特別出演してました(笑)。なぜ本作に?と思ってたら、彼もボルチモア出身だそうで、二つ返事でOKしてくれたそうです。で、どんな役かというと、舞台の町の上を通過する旅客機の乗客役として。トイレできばった後にとんでもないことが・・・。アホ過ぎます(笑)。
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↑↑↑いつの写真だ、ハッセルホフ。

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2009年10月3日土曜日

映画『ツイスター』 ・・・元気ハツラツな竜巻ディザスターなんだそうです

●原題:Twister
●ジャンル:アクション/ドラマ/スリラー
●上映時間:113min
●製作年:1996年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ヤン・デ・ボン
◆出演:ビル・パクストン、ヘレン・ハント、フィリップ・シーモア・ホフマン、
ジャミー・ガーツ、ロイス・スミス、ジェイク・ビジー、その他大勢
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どうもです♪
やっとこさ更新ができました(汗)。今回はこれまた古い作品なのですが、いつも通りのアホ記事となっております。またある意味ズレまくりでしょう(笑;)。こんなのでよろしければ覗いてやって下さい。途中退場も大歓迎です。
最後に紹介している動画だけでも結構ですよ~♪(笑)

【ストーリー】
アメリカ。幼い頃、竜巻に父親を奪われたジョーは研究チームの女リーダーとして竜巻を追跡する日々を送っていた。ある日、片田舎でメンバーらと準備に励んでいると、そこに元チームリーダーで別居中の夫ビルがやってくる。離婚届けにジョーのサインをもらう為だ。しかしジョーには未練があった。早く済ませたいビルであったが、かつて発案した観測装置が完成したことをジョーから聞いて大興奮。そんなところに突然の竜巻発生の知らせが入り、ジョーもろともチームは早々にその場から発ってしまう。離婚届のことを思い出したビルは連れてきたフィアンセと仕方なくチームに1日だけ付き合うことにするが・・・。

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【感想と雑談】
何がきっかけだったかよく覚えていないのですが、子供の頃から竜巻には凄く興味がありました。木曜スペシャルで特集が組まれた時なんか、もうテレビにかぶり付き状態。いつかこの目で見てやると鼻垂らしながらワクワクしたものです。ってまた古い話だ(笑;)。あの大地から遥か上空までそそり立った巨大な柱という姿に、なんとも異様といいますか神秘的といいますか、とにかく胸が高まってウットリ見とれてしまう魅力を感じてしまうのです。思えば、大自然の中で壮大なもの、例えばこれも気象関係ですが、巨大な積乱雲や夕焼け雲を眺めたり、宇宙の彼方を想像したりするのが好きだったりするので、そんな好みの一部が出てるのかもしれません。

そんな自分に本作『ツイスター』がトドメを差してくれました。うぉ、竜巻映画かよ!?
原作はマイケル・クライトンに、制作はスピルバーグ、そして監督はヤン・デ・ボン。役者はヘレン・ハントにビル・パクストンをはじめ手堅い布陣。肝心な映像面では、当時「ジュラシックパーク」によってCGが成熟した時期でもあり、不安は一切ありませんでした。これは最強の映画がやってきたなと、鼻息が竜巻のごとくジェット渦巻いてしまいました。

初見の劇場鑑賞では期待を裏切らない竜巻の姿と、さりげないエンディング映像の仕掛けに猛烈感動。子供の頃から思い続け望んでいたものがエンタテイメント映画として登場し、これまた自分にウルトラマッチな出来というのがヤバかったようです。その後も観直していくうちに竜巻以外にも見所がどんどん増えていき、今では初見時よりも何倍もの旨味を感じるスルメ作品になってしまいました。もうカルト化ってヤツですね。散々テレビ放映されてるでしょうし、皆さんもご覧になってると思います。これのどこがカルトなんだ!?という声が聞こえてきそうですけどね(笑;)。

なんといっても一番は当時最新のCG技術で映像化された竜巻そのものですね。これ観たさに劇場まですっ飛んだ訳ですから。もう10年以上も前の作品なので今となっては見劣りはするのですが、それでも不安定な天候から発生し大回転しながら高速移動する竜巻の姿は、今観ても十分に圧巻です。走行中のトラックの背後から迫りくる竜巻が納屋を吹き飛ばし、その時に舞い上がった屋根の一部がトラックの脇に落下するという大迫力のシーンには、竜巻もアクション要素として十分成り立つものなんだとえらく感動しました。

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本作には5回の竜巻シーンがありますが、どれも趣向を凝らした見事なものになっています。最初の登場シーンは結構勿体ぶったところもあって、出だしの展開からすぐ拝めるのかと思っていると、突然静的な展開になったりしてズッコけてしまいます。が、その分ドラマの面でグッとくるところがあって、これはこれで素晴らしくこの辺りがカルト化の要因になったりしてます(笑)。
2回目の竜巻ですが、これが湖に複数発生して、しかも1本から2本に分裂するという異様な光景を見せてくれます。更にこれに追い討ちをかけるように、生きた牛がンモォォォと鳴きながら目の前をゆっくりと舞っていく姿が映され、ここでジョーとビルの間抜けな会話が華を添えます。ここはいつ見ても笑ってしまいます(笑)。

クライマックスは最近では珍しい特大級の竜巻が発生して、いかに観測装置を吸い上げさせるか、そしていかに逃げ延びるかが見せ場となります。近くの農家に逃げ込むビルとジョーですが、竜巻パワーは容赦なく二人を襲います。フェンスは軽々と舞い上がり、農機具やトラクターが宙を舞いながら迫ってきます。相手は単なる自然なのに、まるで怪物が意志を持って襲い掛かるような描き方に限界ギリギリまで映画的な見せ場が凝縮されていて、とても興奮してしまいます。

竜巻については十分なリサーチが行なわれ、自然の法則から逸脱しないよう細心の注意が払われたものと思いますが、そんな中ヤン・デ・ボン監督の演出が隅々まで冴え渡っていて、竜巻を巡る過程にも様々な見せ場が用意されています。本作にはジョーのチームから抜け出しビル考案の観測装置を勝手にコピーして先に手柄を立てようとするゲス男ジョーナス率いるライバルチームが登場します。竜巻との対峙以外にもこの両チームが競い合うところで更にアクション性を高めているのです。休憩中のファミレスから一斉に両チームが発つ様子をズームした状態でカメラを水平に移動させたり、走行中の車両をスピーディに接写したりする独特でスピード感あるショットは監督ならではです。

特に遥か彼方に竜巻を捉えながら低空から双方のチーム車両を交差するように映し出すショットは鳥肌もので、なんでディザスター映画でこんなにもカッコいいんだ!?と思える素晴らしさです。また、車両の側面に固定したカメラで捉えた短いショットでは、勿論画面はブレまくりなのですが、前方に渦巻く竜巻もちゃんとブレに同期した合成になっていて、よくあるショットに架空の被写体をさりげなくはめ込むという、味付けバツグンの出来になっています。大味のようで実は芸が細かいんですよ。
更に付け加えますと、竜巻を直接的に表現するだけでなく、そこら辺のオブジェをやたらスレスレにぶっ飛ばしてくることで間接的にも凄まじさを表現していて、ボートやタンクローリーなんかが飛んできてはギリギリ頭上をかすめていくハラハラ感に畳み掛けるアクション性もこれまた監督ならではです。

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本作は竜巻のアクション性のみが売りに感じてしまいがちですが、実はドラマ部分にも随分と見所があると思います。ここがカルト化に起因しているところで、偏り度パワーアップが始まるんです(笑)。
まず、多数の登場人物がきっちりと明るく元気に描かれていて、観ていて気持ちが良いです。ジョー率いるチームメンバが活動しているところに、ビルとフィアンセが加わることでドラマが始まる訳ですが、早くも監督の切れ味バツグンな演出がグイグイと引っ張ります。それぞれ登場人物の役割や性格がテキパキと描かれ、途中メンバの一人が無線で竜巻の発生を知るやスイッチを入れたように次の展開に移るスピーディさは異常なくらいです。主人公のジョーとビルは、かつての絆を思い出しては感慨深くなったり、性格の食い違いから喧嘩を始めたりとやたら忙しい関係になりますが、裏にあるジョーの引きずる辛い過去やビルの常軌を逸した伝説もさり気なく描くようにし、その後のドラマを盛り上げていきます。突然ですがジョー役のヘレン・ハントって可愛いですよね。

性格は違っても目的は一緒のチームメンバだけでは変化球が一つ欲しくなるところですが、ここで登場するのがビルのフィアンセです。彼女だけがセラピストという竜巻には無縁の存在で、都会人には想像できない異常な世界に放り込まれることになり、また我々観る者の目線にもなってそんな世界を初体験していくという、重要な役割を担っているのです。竜巻に当たり前のように向かっていくチームに恐怖を覚え、そんな最中にも携帯電話で患者からの相談に乗る様は笑いのツボですが、一方でビルに未練のあるジョーと火花を散らす辺りグッと幅を利かせています。

そんな彼女らがファミレスで対峙する時に予期せぬ乱入者が現れます。ビルのかつての伝説を得意げに説明するジョーに、フィアンセは冷ややかな目付きで「まだビルのこと好きみたいだけど、奪い返すのは難しいわよ」と返します。この時です。この時1秒間ほどウェイトレスが二人を一瞥するカットが挿入されるのです。男を奪い合う関係のジョーとフィアンセに聞き耳を立てていたウェイトレス。これがまた生活に疲れきった表情をしていて、どんな人生を送ってきたのだろうと考えずにはいられない雰囲気を醸し出していて申し分ないです。それぞれディープな女性らが張り巡らす男子禁制の絶対領域。女の三つ巴。静かながらもバツグンの破壊力。スルーしがちと思いますが、一つのドラマが凝縮された鳥肌立つ名場面・・・と私は勝手に評価しているのですが、どうでしょうか。偏ってますかね(笑)。

この他にも見せ場は盛り沢山です。あくまでも個人的な見解ですけどね(笑;)。だいぶ後になって気付いたのですが、チームメンバの一人をフィリップ・シーモア・ホフマンが演じているんです。車両の中ではロック音楽ばかりかけていて、いつもチャランポランなヤツなのですが、いつも世話になってるジョーの叔母さんが竜巻に襲われたことを知るや、その時に見せる一瞬の表情がとても印象的です。ホントにいい役者さんだと思います。

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クライマックスの竜巻では、最後の1台となった観測装置をなんとかして吸い上げさせ念願の目的達成となるのですが、ジョーにとっては幼い頃に父親を奪った特大級の竜巻と再び対峙することになり、この後の究極の体験が最大の見せ場となります。復讐心と父親への未練を一気に解き放つかのような、まさに劇中でも語られる「神の領域」を垣間見るような感動的な場面であります。この時の竜巻の映像ですが、通常では見ることができない光景をCGで作っているのですが、実際ああなっているのか非常に気になるところです。

本作は、あくまでも現実的に科学的に竜巻を追い続けるという様にバランスよくドラマを織り交ぜ、殆ど白昼のもと見易く描きった大変素晴らしいディザスター映画だと思います。『スピード』に続くヤン・デ・ボン監督の2作目に当たりますが、後期に出した作品は残念ながらどれもがイマイチに終わっています。本作の常に竜巻に向かって突っ走るというテーマが、監督の疾走感溢れる作風に奇跡的に合致したのかもしれません。監督にはまた一花咲かせて頂きたいものですね。
因みに本作が最初の竜巻ディザスター映画かと思っていたら、以前にも同様の作品があったようです。でも、以降散発された関連作品を含め竜巻ディザスター映画では、本作『ツイスター』がNo1だと思っております。絶対こっちの方が面白いって♪

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最後に、本作のテーマ曲を紹介します。冒頭の方でビルとフィアンセが広大な田園地帯に車で登場する時に流れるとてもワクワクする曲です。テレビ番組でもよく使われている名フレーズですね。この時の低空から併走する車に接近していくショットの気持ちよさは只者ではありません。カルトですカルト(笑)。



<追記>
後で知ったのですが、この作品、当時のラズベリー賞にノミネート(受賞?)されたんだそうです。これのどこがラズベリーなんじゃ?!と言いたいところですが、ディザスターで破壊の美学を見せずに人間ドラマに時間を割くとはどういうことじゃ、という意見はわからんでもないです(笑;)。

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2009年9月23日水曜日

久々の更新なんですが・・・

どうも~(笑;)。

うーむ、1ヶ月以上も放置状態にしておりました。プロフィール写真はつい先日更新したのですが(笑;)、このままではいかんいかん。「おはよう!こどもショー」記事でストップしてるし、これでは映画ブログとしての役目が果たされていないですね。ダメですね。

という訳でトップ画像を更新しました(爆)。引きの画からドアップに。このドアップ過ぎに参ったか(誰に)。肝心の映画記事はまた書き始めておりますので、近々アップした際には暇つぶしに覗いてやって下さい。またしょーもないというかズレまくりの作品なんですが(笑)。

これから寒くなると思いますが、皆さん例のインフルなんかに負けないように健康には注意していきましょうね。

ではでは。

2009年8月9日日曜日

『おはよう!こどもショー』 のあの歌が・・・号泣寸前の感動です

どうも!7月もあっという間で、もう8月なんですね。時間経つの早すぎます(笑;)。

さて、今回は懐かし音楽ネタです。年齢測定器になってるかもです(笑)。

幼少の頃は、テレビで色んな子供向け番組に熱中していた訳ですが、そんな中に『おはよう!こどもショー』という番組がありました。’65年~’80年の間に放送されていたのですが、皆さんご覧になってたかな?
タレントと子供らでワイワイやりながら色んな歌を聴かせてくれる番組だったかと思いますが、正直細かいところはすっかり忘れています(爆)。でも、この数多く流された中で、今になっても忘れられない歌があるんですね。歌と共に流れる独特なアニメ映像もインパクトがあって、当時はテレビにかぶり付いてましたし、今でもハッキリと頭の中で流すことができるくらい覚えているんです(笑;)。大好きな歌です。
で、今時の動画サイトなら見つかるだろうと検索したりしたのですが、一切ヒットすることはありませんでした。ソフト化もされていないようでした。思い出の中にこのまま封印されて終わってしまうのだろうかと諦めていたところ、先日ダメもとで再検索してみたら、なんとヒットしたのです。Youtubeにアップされていました。感謝感激です!タイトル出た時、目が点になった直後にガッツポーズを決めてしまいました(笑)。

タイトルは『あの子』『グヤグヤの歌』。皆さんご存知でしょうか?

超が付くくらい思い出の歌を、突然クリアな音質で聴けるというこの感動レベルは、アイガーの北壁を素手で登ったとしても覆せるものではありません(意味不明。

『あの子』のドラムで始まるイントロ部分は、思い出の中ではもっとビートが効いてたはずなんですが、そんなことどーでもいいですね。本物が聴けた訳ですから。歌詞がこれまたいいんですよ~。いつもイジメばかりしてくる男の子のことを好きになってしまう女の子。なんでしょうかね、この切なさは(笑;)。


『グヤグヤの歌』はホノボノとした曲調で、動物の鳴き声を面白可笑しく歌ってます。ノドを鳴らすような歌い方がちょっと衝撃なんですが、これがまたクセになるんですね。


これだけの前振りで、こんな歌かよ!と鼻で笑われるかもしれませんが、全然構いません。私には特大ニュースなんですから(笑)。ここのところ毎日聴いてますが、実にいい歌です。

独特で味のあるアニメ映像も一緒に観られると良かったのですが、これはさすがに入手は難しいのでしょうね。できれば一緒に堪能したかったです。次はこの映像を夢に生きていきますかなぁ(笑)♪

皆さんにも思い出の中に流れ続ける歌ってありませんか?

2009年7月29日水曜日

映画『ハンテッド』 ・・・フランスのサラリーマンがニンジャに追われるんだそうです

●原題:The Hunted
●ジャンル:ドラマ/アクション/犯罪
●上映時間:106min
●製作年:1995年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:J・F・ロートン
◆出演:クリストファー・ランバート、ジョン・ローン、ジョアン・チェン、原田芳雄、島田陽子、夏木マリ、岡田真澄、その他大勢

今回は日本を舞台にしたアメリカ映画です。この出演陣を見てどう思われるでしょうか?たぶん皆さんの予想は当たってます。クリストファー・ランバートって、今なにやってるんだろう?

【ストーリー】
日本に出張中のフランス人ラシーヌ。仕事が上手くいった勢いで、ホテルで知り合った日本人女性キリナをナンパ。夜の名古屋を満喫する。当然その後に一発キメる二人だったが、突然ホテルに侵入してきた忍者一族マカトにキリナは殺されてしまう。ラシーヌも手裏剣を撃ち込まれたが、なんとか一命を取りとめ入院する。この騒ぎを知りラシーヌの前に現れる剣術家タケダと妻ミエコ。タケダ家は200年前にマカトに滅亡寸前まで追いやられた苦い経験があった。子孫のタケダはマカトへの復讐に燃えていたのだ。 タケダはラシーヌと共に新幹線に乗り込み名古屋を後にする。
一方、マカトの首領キンジョーは、キリナ殺害の目撃者ラシーヌを逃したことが大ショックであった。一族の恥とばかりにラシーヌにトドメを刺そうと躍起になるが、タケダがこれを簡単に許すはずはなかった。やがて舞台を離れ小島へと移し、最終決戦を迎えるタケダとキンジョー。それを眺めながらも、キリナのことが忘れられないラシーヌは、ある行動に出るが・・・。


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【感想と雑談】
同名タイトルでウィリアム・フリードキン監督の作品がありましたが、こちらはそれよりも10年も前の親分肌な作品です。簡単には太刀打ちできないオーラが漂っています。『ブラックレイン』に続けとばかりに、日本の古くからの伝統をベースに、外人ビジネスマンが事件に巻き込まれる様を真剣に描いてます。立派なユニバーサル映画でもあります。しかし、開始早々感じる胸騒ぎ。
脚本は監督でもあるJ・F・ロートン。大の日本通らしいですが、本作は特異でトンチンカンな空気を漂わせ、最終的にはジェット噴射。またやってしまいました。

いきなり夜の名古屋から始まり、クリストファー・ランバート演じるラシーヌがウハウハしながら登場します。繁華街の栄で気前良くロケしています。私が元働いていた街なので、懐かしい感じがしました。日本人に作れない半導体でガッポリ契約が取れたとか、ちょっと悔しいことを抜かしながらラシーヌはホテルでキリナを口説きます。キリナを演じるのはジョアン・チェン。見た目は日本人なので大丈夫です。キリナの部屋は和室で、続きの襖を開けると浴槽が登場。脱衣場とか洗い場はありません。居間と直結してます。これってアメリカ人の願望なんでしょうか。ザブーンッてやっちゃうと、ホテルも大変なことになりますね。

キリナを殺害しラシーヌに重症を負わす忍者キンジョーを演じるのはジョン・ローン。こちらもパッと見は日本人なのですが、日本語を喋る時あきらかに吹替えになってました。生声で流暢に英語を喋ってると、突然吹替えにスイッチ。なんというチャンポン。声質違いすぎ。後の忍者の里では、仲間と押し問答をするところでオール英語。忍者は全員日本人なんだけどな。
キンジョーがキリナを殺害する理由なのですが、これが一目惚れしたキリナにあっさり振られた金持ちのボンボンが、腹いせにマカトに仕事を依頼しただけのことで、深みなど殆どありません。スカスカです。

怪我しながらも病院を抜け出したラシーヌは、また夜の名古屋をうろつきます。ここで名古屋名物のパチンコ屋に入ります。すると追っ手の忍者も入ってくるのですが、コートで変装したつもりが足袋はそのままなのでラシーヌにバレてしまいます。ラシーヌは店にいた女の子にタクシーを呼んでもらいます。ここで名鉄タクシーが登場。懐かしかったです。列車に乗りたいラシーヌが、一緒に乗った女の子に「ポッポー、シュシュシュー」と言うと、女の子は理解して運転手に駅に行けと命じます。安堵するラシーヌ。結構サスペンスですね。

ラシーヌを助け、忍者一族マカトへの復讐に燃えるタケダ夫妻。演じるのは原田芳雄と島田陽子。厳格な剣術家タケダと清楚な日本女性ミエコをそれぞれ演じていました。原田芳雄はとにかくカッコよかったです。日本刀をブンブン振り回してました。



本作最大の見せ場が、新幹線での大攻防戦。迫力のアクションと不思議な新幹線が拝めました。タケダと共に名古屋-三島間を移動するラシーヌを殺害する為、キンジョーが放ったくの一ジュンコが大活躍。演じるのは夏木マリ。顔付きが良すぎます。パーサーに扮したジュンコが運転席までお茶を持っていくと、運転士はジュンコを見て「お、新入りかぁ♪」と嬉しそうに返します。このトンチンカンなやり取りを起爆剤に、新幹線が大暴走を開始します。運転士を殺害し自動操縦に切り替えたジュンコと忍者軍団は、ラシーヌ一人の為に乗客全員を殺害しながら後方車両へと移動していきます。この時ジュンコは座った目で「列車を血で染めて世界中にメッセージを送る」と恐ろしいことを抜かします。
タケダは後方車両でテーブルを切り付け気合を入れると(危ないなぁ)、前方車両に移動し忍者を独りずつ迎撃していきます。結構狭い車両ながらも見事な剣さばきを見せてくれて、これまたカッコよかったです。この時ミエコも弓矢で応戦し、ちょこっとだけ『ブレイド3』のジェシカ・ビールを思わせるのでした。

新幹線の内部は、強烈で豪快な殺陣演出に狭すぎたのか、セットを組んで撮影していました。なので、何かが違う新幹線の内部が堪能できました。説明し難いのですが、観た人は間違いなく「何これ」と思うはずです。
また、走行中の新幹線が所々挿入されるのですが、映される度にその姿が100系→0系→300系→0系へとトランスフォーム。一貫性がないのが残念でした。

三島に着くと、惨状と化した新幹線の中で警察から事情聴取を受けるタケダ一行ですが、何事もなかったように船に乗って本拠地の離れ小島へと向かいます。本作では警察やマスコミの介在は殆どありません。何の変哲もない現代の日本が舞台となっているのですが、忍者一族マカトやタケダ一族の扱いからすると、もう一つの日本、一種のパラレルワールドになっているようです。

後半に入ると、舞台は離れ小島へと移り、元気になったラシーヌは酔っ払いジジイ(訛り激しくて意味不明)に剣術を習ったり、タケダと喧嘩したりします。ミエコはフォローに忙しくなります。タケダはラシーヌを餌にキンジョーを呼び寄せ、最終決着を付けようと目論見ます。ノコノコやってきたキンジョーと一騎打ちするタケダ。物陰から二人を眺めるラシーヌ。そんな3人の運命は?あとミエコは??どーなる???

出番が短いながらも強烈な印象を残した夏木マリですが、テレビ番組の『いつみても波乱万丈』に出た時、唯一出演したハリウッド映画のことを話していました。タイトルは言わなかったのですが、本作であることは間違いなかったです。色々と秘話を聞かせてくれたのですが、スケベなジョン・ローンからやたら脱げと言われ、激怒した夏木は「私はそんな女優じゃない」と一喝したそうです。新幹線のことは一言も触れなかったのですが、あの大虐殺スパークぶりからするとこっちの方が一大事なんじゃないでしょうか。

という訳で、気になった方は、是非ご覧になって下さい。散々書いてしまいましたが、J・F・ロートン監督の思いを汲んで観てやれば、意外な面白さが堪能できるかもしれません。でなければ脱力します。かなり。きっと。

サムライ VS ニンジャ だそーです(笑)。短い動画です。


【出典】『ハンテッド』/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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