2013年3月31日日曜日

ひとり『Anything Goes』まつり開催中


 3月も終わりですな。この月末は桜もいい時期だったみたいで、皆さん花見で満喫されたのではないでしょうか。私は花粉症なので外での花見などもってのほかですが(笑;)。

 さて、今回もちょっと動画紹介で更新したいと思います。

 まずは、アメリカ産の『FallOut3』というジャンルはRPGのゲームをプレイ中のことです。これ、第三次世界対戦(核戦争)後の荒廃した未来のアメリカが舞台なんですが、50年代に抱いていた未来像にまんま発展していった舞台設定なので、SFなんだけどもやたらレトロな雰囲気が漂っていて、ラジオからガンガン流れるのはホントに実在の昔の楽曲だったりするんですね。

 で、ラジオからある楽曲が流れた時、そのフレーズにあっと思ったのが、コール・ポーター作詞・作曲の『Anything Goes』という曲でした。自分にとってこのフレーズはまさに『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』('84)のオープニング曲として刻まれていたのです(笑)。コール・ポーターは1900年代初頭からミュージカルや映画に楽曲を提供してきた偉大なお方だったのですね。しかし、知識が薄すぎるぜ自分。。。

 という訳で、Youtubeで早速、コール・ポーターの原曲と、『インディ~魔宮の伝説』アレンジ版を探して聴いてみました。原曲を聴くと、『インディ~魔宮の伝説』版では導入部のフレーズをすっとばしてサビの部分から入っているのがわかります。なんだ。。。そんなことしてたのかよ。。。しかし、『インディ~魔宮の伝説』を初めて観てからほぼ30年もの間、何をやってたんだろうか自分は(笑;)。

 そんな感慨にふけりながらYoutubeで『Anything Goes』を聴いていると、他の動画ラインアップにも同じタイトルが並んでいるのが目に止まりました。サムネがなんか舞台っぽい。ちょっと再生してみると。。。

 先に書いたようにミュージカルにも楽曲を提供してきたコール・ポーターによる『Anything Goes』は、まんまそのタイトルでミュージカルとして昔から上演されてきたのですね。ミュージカルは何でもかんでも観る訳ではないですが、この『Anything Goes』の数々の動画は久々に見入ってしまうほど素晴らしいものでした。曲を知っていたことも手伝ってのことですが、『インディ~魔宮の伝説』がなければ永遠に知ることのなかった世界です。ありがとう、ルーカスとスピルバーグ。

 なんでも、このミュージカル『Anything Goes』は迫力あるタップでも有名なんだとか。たしかに歌姫も含んでの大勢でのタップは迫力満点。外人さんガタイがいいものだから、生で聴いたら腹に凄く響いてきそうだ。表情やチームワークなんかも観ていて気持ちがいい。こういうエンタテイメントが普通に絵になるアメリカって、やっぱ凄いですね。

『Fallout 3 Soundtrack - Anything Goes 』
 コール・ポーターの原曲です。こういう楽曲をSF設定のゲーム内で自然に流せるって凄いことだと思う。


『Indiana Jones - Temple of Doom Opening (Anything Goes) HD 』
 解説不要のオープニング場面ですね。いつ観てもこのワクワク感!(笑)。よく考えたらここでもちゃんとタップ場面入れてるんだった。アメリカでは普通に知られてきたミュージカル楽曲なんですね。これって中国語で歌ってる? 


『Anything Goes performance on the 2011 Tony Awards』
 ミュージカルです。『インディ~』版と同じくいきなりサビから入ってますね。他では原曲通りのものもあるので、時によってカットしてるってことかな。これ30年代の時代設定なのか、役者らがちゃんと時代劇メイクで様になっているのも見逃せないです。古きよき時代ですね。


『In Rehearsal: Sutton Foster Sings "Anything Goes"』
 これはもう大トリでいいでしょう。リハーサル風景なんですが、本番を目の前で観ているかのようなこの迫力。メインで歌うサットン・フォスターはブロード・ウェイでは有名な歌姫なんだそうです。タップもやってこの声量は凄すぎ。それにしてもこの盛り上りようはいったい。9分近くの大作ですが必見だと思います。因みに、俳優のジョエル・グレイも参加されています。『レモ/第一の挑戦』('85)で韓国武術シナンジュマスターを演じたお方です(笑)。


 という訳で、ちょっと最近、『Anything Goes』日和な自分ですが、暫くしたらまた元に戻ると思いますので、その時は映画バカ記事で更新したいと思います。


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2013年3月3日日曜日

Youtubeで懐かしい音楽を検索してみました


 昔からよく聴いてる音楽がありますが、これのPVやらライブ映像なんてのを、たまに見たくなったりします。今回、Youtubeで検索してみて、懐かしかったり面白かったりと、いくつか発見がありましたので、更新ネタにしてみました。

『黄金の時間(live)-ZELDA』
 ZELDAです。任天堂のゲームじゃないぞ。’80年代のインディーズシーン(死語か)から独特の存在感を出しまくっていた、伝説のギャルズバンド(死語なのか)です。埋め立て地や工場、コンビナートといった殺風景な光景を幻想的なものに昇華させ歌にするボーカルのサヨコ。その不思議な感性には随分とハマってしまいました。これのおかげか、今では工場萌の私だったりします(笑)。

 劇中ZELDA本人役として出演(演奏含)された邦画『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』('86)のエンディングに使用された曲です。割と抑揚なく淡々と歌い演奏する印象のZELDAですが、それが逆に時代を感じさせない不朽の存在になっていると勝手に私は思っています。メディアにあまり出ず、弄られなかったのもよかった。もう30年近く聴き続けている色褪せないバンドです。

 この動画、’90年前後あたりのライブかと思いますが、アカペラから盛り上げてくアレンジが実にいいです。しかし、サヨコの声がイマイチ出ていません。ハードワークすぎる時期があったとも聞いていますので、これがその時だったのでしょうか。本当、お疲れ様でした。因みに後年はジャマイカ?方面へ傾倒していき不思議感性は薄まっていくのでした。
 
『David Bowie - Miracle Goodnight』
 デビッド・ボウイです。出ました。もう解説なんていらないですね。世界を代表するこれぞ伝説のカリスマアーティスト。今ではすっかりお爺ちゃん。しかし、カッコよすぎだなあ。

 このPV、’93年のボウイですね。舞台やパントマイムもこなしてきただけあって余裕の一人演技。シュールな要素も相まって何度も観たくなる中毒性があります。ボウイのカッチョいいパフォーマンスに見とれていると、突然カラフルなカウガールが暴れだす(オッパイが気になる)という。この後半のグルーブ感には魔力を感じます。誰だこんなPV考えたヤツは。素晴らし過ぎます。


『【365歩のマーチ】インドのスター達が元気づけてくれる動画』
 もともと世界一ダサイPVシリーズを検索中に見つけた動画です。結構前から話題になってるMADなのかな。見事過ぎるシンクロ率。今更ですけど爆笑できたので挙げてみます。ホント元気がもらえる楽しい動画ですね(笑)。



・問
 「しかし、ここは映画もそうだけど古いのばっかだな、楽曲でリアルタイムに聴いてるのは無いのかよ?」

・ベストアンサーに選ばれた回答
 「それはたぶん、Atomik Harmonikになると思います」



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