
●ジャンル:アクション/ホラー
●上映時間:109min
●製作年:2008年
●製作国:アメリカ/日本
●言語:日本語
●カラー:カラー
◆監督:西村喜廣
◆出演:しいなえいひ、板尾創路、紅井ユキヒデ、堀部圭亮、
坂口拓、菅田俊、その他大勢
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どうも!お久しぶりです!^^
久々の映画記事となります。今回は久々に邦画ですが、この冬を吹き飛ばす程の凄い作品です。イベント上映だったので、ちょっとレポートっぽくなってるかな(笑;)
【ストーリー】
近未来の日本。民営化された警察はここ数年出没している”エンジニア”に手を焼いていた。エンジニアとは肉体の一部を凶器に変化させ凶暴化した殺人ミュータントである。警察機動部隊の女性エース隊員ルカは、今日もビルに出現したエンジニアを討伐すべくロケットジャンプで屋上にひとっ飛びし、自慢の日本刀やチェーンソーでエンジニアをバラバラにする。
ある日、エンジニア誕生の鍵を握る黒幕に遭遇したルカは、その黒幕が自分の忘れ去った過去に関与していることを知り愕然とする。そして全てを思い出したルカは本当の敵に戦いを挑むことになる・・・。
【感想と雑談】
これ、実はアメリカ資本によって海外向けに製作された邦画作品。とんでもない描写の連続にもう大変。なんとか国内の公開が実現されたものの、主要都市のミニシアター系のみで短期間公開。その分、凝縮された熱気が各地方を襲っている。因みに、このアメリカ資本による製作はシリーズ化されており、今回は第2弾となる。第1弾は『片腕マシンガール』という作品。これは未見で残念。
10月の東京を皮切りに地方への公開が開始。この度の名古屋公開に行ってきた。
アジア系シアターの老舗シネマスコーレでの「名古屋残酷警察」という全国的にも独自の企画で盛沢山の内容。ここが日本一名古屋のいいところだと思う(笑)。(他の地方でも何か特別企画やってるのかな)
11月29日(土)~12月5日(金)の1週間、連日切替わりで前座に関連作品が組み込まれており、どれもが非常にそそるラインアップだ。チラシの料金欄に書かれた「(!)警察、警備会社にお勤めの方は、証明書掲示で1000円均一」が目に入り、時間待ちのドトールでコーヒーを吹く。センスのよさに脱帽。
初日の前座は主演ルカ役しいなえいひの代表作『オーディション』('00)が上映された。三池崇史監督作品で、異常性格の女が求婚してきた会社社長をいたぶるというもの。しいなえいひ演じる女が針を刺しながら”キリキリキリキリキリ~”と抑揚もなく声を出すところが衝撃的(笑)。
この後にメインの『東京残酷警察』が上映されるのだが、その前座の『オーディション』から西村喜廣監督としいなえいひの舞台挨拶があった。前から2列目の席でかなり近くで見れました。よかった~♪
話しによれば今回の『オーディション』は初回以降初の公開だそうで、その間フィルムが行方不明になっていたそうだ。探しまくった結果ある配給会社が確保しているのを発見、無事公開に辿り着けたとのこと。しかし、当時は普通にビデオで観られた訳だが、DVDも現在は発売されていないのだそうな。知らなかった。海外では凄く人気があって、しいなえいひ自身も知らなかったそうだ。来年にDVDが超限定発売されるとか。そんなに貴重な作品だったんだ@@
さて、今回メインの『東京残酷警察』。
整理券Noが座席数を越えてしまい、残念ながら立ち見となってしまったが、適度に観易く、また舞台挨拶も間近で見られるというナイスポジションであった。(『オーディション』とは入替制><)
タイトルからもわかるように残酷さを前面に出した内容。アメリカ資本から「子供と犬猫を殺さなければ何をやってもいい」という条件でフル全開。一見のどかに始まるオープニングも人体が破裂することで怒涛のバイオレンス世界が開始される。ルカはエンジニアをチェーンソーで八つ裂きにし、刀で痴漢の両手をぶった切れば血の雨の中番傘を差し去っていく。民営化された警察の機動部隊は甲冑のようなデザインで武士道を思わせるスタイル。でも武器はアサルトライフル。エンジニアも腕をチェーンソーや巨大カッターにしたり、下半身を巨大なワニ口にしたりとタイプも様々だ。どれもこれも人体はパーツと化し大量の血が噴水となって舞い上がる。人体破壊がとにかく凄い。凄すぎる。
ここまでで何となくお判りになったかもしれないが、とっても行き過ぎててもう笑うしかない勢いなのである。
特殊メイクも人体をリアルに現してはいるが、解剖学をすっ飛ばしたように砕け散ったりするし、血もブシューッな勢いで延々と噴出したりして、その量は人体が持つ血液標準量を遥かに越えている。
これらの描写に原色っぽいデザインも手伝ったりして、目を背けたくなるような陰湿さはなかった。こんな状況にあの板尾創路が重要な役として登場。ノリが本人まんまなところがあって、シリアスかと思いきやお笑い要素も飛び出してくる。ウルトラセブンのパロディまでやったりしてこれまた楽しい。
西村喜廣監督は何かと表現に煩い日本のシステムに昔から挑戦されてきたそうだ。「死んだヤツが生き返るような映画はクソ食らえ。死んだヤツは死んだままでいい」と吐き捨て反骨精神でやりたいことをやる。そんな潔くカッコいいスタンスのお人なのだ。なのに舞台挨拶ではフンドシ姿になって登場。こんなお茶目な監督(笑)。こういう人ほど、表面的な残酷さだけでは終わらせないセンスの持ち主なのだと思う。劇中に何度も登場する『ロボコップ』みたいな風刺や批判を込めた過激テレビCMには大笑いしてしまった(笑)。
CG全盛の昨今にこれら特殊メイクの造形は昔のファンタスティック映画ファンには堪らないものがあると思う。生の存在感と迫力。しかも追求されるのはリアリティではなく娯楽そのもの。残酷さを通り越して別次元に昇華した立派なエンターテイメント作品だ。
海外ではいくつもの映画祭で賞を獲得しているものの、残念ながら国内ではまだ冷遇されまくりのジャンル。皆が観るべきとは思わないけど、もう少しは見る目を持って欲しいと思う。
今回の日本公開は理解あるミニシアター系の劇場が支えてくれたものだ。逆にこうでないと味わえない熱気があったし、楽しくて素晴らしいイベントであったと思う。上映後のしいなえいひの1曲披露にフンドシ西村監督のトークショー(笑)。これってライブハウスに近いノリですね。全国どこでもこういう体験ができる訳ではないのだけど、これから少しずつでも浸透していけばいいなと思う。
最後に『東京残酷警察』で機動隊長を演じられた俳優さんであり、ブロガーさんでもあるYukihide Benny様のブログ「★Yukihide Benny's World★邦画天国」を紹介させて頂きます。すぐ上の写真のお方です。関連情報が満載となっていますので、ぜひ覗いてみてください♪お世話になってます^^


ありがとうございます!
返信削除都内公開の時は毎週土曜日にキャストが入れ替わりで舞台挨拶したりゲリラ的に突然関係者が登壇したりしてましたけど閉館の時間が早くて慌ただしいものでした。
シネマスコーレさんの様な劇場がある名古屋って凄い!
なんて文化的なんだ!と思いますよ。
次回作の時には是非お会いして一杯やりたいですね~!
素晴らしいレポート&レビューに感謝感激の隊長でした。
こんにちはぁ、(^^♪
返信削除観る事が出来たんですね。いいなあ・・・。
Yukihide Bennyさんのブログを見てて、静岡でも公開されないかなぁ、と思ってたんですが、映倫を通していないという事で、地域によっては難しいみたいですね。
私は残酷描写、全くダメなんですが、笑うしかないホラー・アクション(?)という事で、期待しています。
きっと、家でビデオを見るより、映画館のほうが耐えられる気がします。(^_^;)
だって、映画館なら逃げられませんからね。
いつも、ご訪問とコメントありがとうございます。
こんばんわ、「片腕マシンガール」 は見ましたよ! グローバルで勢いある人らですね。コレも見たい〜!!
返信削除「オーディション」 はそのへんのホラーよりよっぽど恐かったですね。キリキリ〜っと応援!^ ^
>Benny様
返信削除どうもです!
あんなに盛り上がった映画鑑賞は初めてでした^^。世界各国で大ウケってのがよくわかりました。日本でもファン人口がもっと増えるといいですね。石頭連中は木っ端微塵ですよ!
入れ替りのゲリラ的な登壇だなんて、さすが都内です。やっぱタイトル通りに熱い東京!体験したかったですよ~。
シネマスコーレさんはかなり老舗の雰囲気で、味わい豊かな劇場です。入口のすぐ前ではグッズと一緒にでかい鍋で豚汁を出してました。寒い時期に粋な計らいですね♪
素晴らしいだなんて照れますに^^;
皆さんがちょっとでも興味を持っていただければなと思います。
次回作も楽しみにしておりますよ。
一杯いいですね~。ぜひぜひ♪
いつも応援コメントありがとうございます♪
>よーじっく様
返信削除こんにちは!
映倫を通らないような映画は敬遠されがちなんですね。それでも断固上映してくれる独立系のシアターとなると、たしかに地域柄難しくなりますよね。シネコンはあると思いますが、大型シアターってのも何か味気ない気がします。気骨あるミニシアターが全国どこにでもあるといいですね♪
うむむ、残酷描写はNGでしたか??
トレーラーを観て頂くと雰囲気がわかると思うのですが、どーでしょう?
ポップさも感じるのですが、これは個人差もありますからね・・・(笑;)。
大画面で観るべきですよ~。迫力ありますし、観客全員で笑ったり突っ込んだりする楽しみもありますからね♪
いつも応援コメントありがとうございます♪
>kiona様
返信削除どうもです!
あ!kiona様「片腕マシンガール」観てたのですね!さすがです!
実は名古屋の1週間イベントで2回ほど特別上映されてるのですよ。でも仕事上、諦めなんです(;;)。DVDで堪能します~。
「東京残酷警察」、もし近場でやるようなことがあれば、ぜひご覧になって下さい♪
「オーディション」は久々に観たのですが、スクリーンいっぱいのキリキリキリ~に見入ってしまいました。やっぱ大画面はいいですね♪
キリキリ~な応援&コメントありがとうございます♪^^
CGは添え物くらいの使い方の方が好きです。血がドヒャ~みたいなのはCGでは無理。昔の油絵の具みたいな血が出るシーンが懐かしかったりします。
返信削除>死んだヤツが生き返るような映画はクソ食らえ。死んだヤツは死んだままでいい
「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」を観て感じました。ゾンビで風刺するのは多分限界です。もう世の中がゾンビ映画みたいですもん。
ジゴロ・ジョーの女性版はジゴロ・ジェーン(笑)。手足だけロボットのバイオニック・ジェミーが私は一番いいかも?ブレードランナーのレイチェルとか… (ロボットと違いますね。何考えてんねん?(爆))
「ウエストワールド」と「600万ドルの男」の類似は検索すると色々出てきますが、関連までは不明です。どうなんでしょうね?「サイレントランニング」はヒューイとデューイでしたっけ?あそこまで行くと知能は人間並みですね。かわいそうでもあり、恐ろしくもありでした。
こんばんは!
返信削除お久しぶりです。
本当に噴水になってる(笑
下半身ワニ女、凄い造形!
わたしも昔のファンタスティック映画大好きだから、こういうの大好き。
この映画Yukihide Bennyさんのブログで知りました。
記事を読んで第1弾が『片腕マシンガール』というのは始めて知りました。
実はこれわたしの手元で今すぐにでも観られる状態にあるんですよね。
近いうちに観ておこうっと。
>警察、警備会社にお勤めの方は証明書掲示で1000円均一
笑いました。センス良い。
umetramanさんがご覧になった時に立ち見が出るほどだったら、こういうのを観たいと思ってる観客は結構居るって事ですよね。
「オーディション」も結構冷遇されてたようですから、熱気があったというような報告はなんだか嬉しいです。
特殊メイク好きだから、アメリカ資本を頼みにしないでもいけるくらい復権して欲しいですね。
わたしもドトール、よく利用します。
応援ポチしてきますね☆
>Whitedog様
返信削除どうも^^
CGも使い方次第ですね。表に出すぎはもういいです。
スプラッタはやっぱし特殊メイクによる血飛沫と人体破壊があってナンボです。80年代が懐かしいですね~(笑)。
確かにゾンビはモロ死んで生き返ってるようなものですね。ロメロじゃないですけど「新ゾンビ」っていうドイツ映画はぶっ飛びすぎて逆にイケてますよ(笑;)。
ジゴロ・ジェーンありがとうございます!これ殆ど出番ないんですよね~。もっと活躍して欲しかったです(笑)。Whitedog様はサイボーグ派なんですね。私も「バイオニック・ジェミー」は好きでしたよ♪
これって「600面ドルの男」の続編みたいな扱いでしたっけ。
いつも応援コメントありがとうございます♪
>薄荷グリーン様
返信削除こんばんは^^
お、トレーラー観てくれましたか?なんかですね、流血もベタ~ッでなくてブッシュゥ~ッな勢いで潔いんですよ♪アングラな雰囲気のクラブとか出てきますしね、仰山詰め込みましたって映画です(笑)。
なんと!「片腕マシンガール」が手元にある@@??どういうことですか!?
羨ましすぎ><
「東京残酷警察」は京都みなみ会館というシアターで6日~10日の間レイトをやるみたいですよ♪よろしければどうぞ^^
名古屋は明日で終わりかぁ・・・。
「オーディション」は改めて観たのですが、凄く良かったです。海外が熱狂というのがわかった気がします。
昔からの日本民族の性質からすると、欧米のようなあからさまな表現にはどこか抵抗があるのでしょうね。でもこれって全部が全部でないだろうし、変化もあるってことを汲み取って欲しいですよね。石頭連中には。
作り手さんにはホント頑張って欲しいですね。
ドトールいいですよね。でもあそこ値上げしてませんか?それとサンド類のパンが小さくなってました@@。気のせいかなぁ?(笑;)
いつも応援コメントありがとうございます♪
お久しぶりです~♪
返信削除これ東京でやってたころ、ちょうど都合が悪くてダメでした。あと一週間やっててくれたら間に合ったんだけど。
でも、トレーラーだけは劇場で見て、もうびっくりですよ。わたしはスプラッタはダメなので無理って思ったけど、血の色が綺麗ですよね(笑)いやらしくなくて。
>Dolitea様
返信削除お久しぶりです^^
お忙しそうでしたものね。また続編が作られるそうなので、楽しみにしましょう♪
スプラッタなんですが、なんかこうスカッとした感じで、ホント嫌なとこないと思いますよ~。
これのトレーラーを劇場で観たってのは凄いと思いますが(笑)。
いつも応援コメントありがとうございます♪
>自分
返信削除「600面ドルの男」ってなんだ。「600万ドルの男」だって!(笑;)