2008年4月26日土曜日

映画『ハイテンション』 ・・・がたいのいいオッサンに追っかけられます

●原題:Haute tension
●ジャンル:ホラー/スリラー
●上映時間:91min
●製作年:2003年
●製作国:フランス
●言語:フランス語
●カラー:カラー
◆監督:アレクサンドル・アジャ
◆出演:セシル・ドゥ・フランス、その他小勢
◎評価:★★★★★★☆☆☆☆

フランス映画なのだ。

主人公(女)が女友達の片田舎の実家まで学校の勉強をしに行く(学生には見えない二人であるが-_-)。するとそこにキチ○イ男が現れて、実家の家族もろともヒドイ目に会う。

このキ○ガイ男、彼女らと絡む前に冒頭の方でちょこっと登場する。畑に停めたトラックの中で何やら黒っぽいものを股間に押し付けてよがっている。”この野郎(羨”と思って観ていると、おもむろにトラックを発進、その際に窓から黒っぽいものを投げ捨てる。トラックが去っていくところカメラが下がっていくと、そこに映るのは女の生首。これでキチガ○男がかなりヤバイというのがわかる。
その後に、実家で満喫する主人公らが夜中の○チガイ男の訪問で地獄に落ちる訳だ。

かなりの残酷描写と聞いていたが、それ程のこともなかったと思う。女友達のパパがキチ○イ男にトドメを刺されるとこだけ激しかったかな。『ザ・フライ2』でのエレベータにやられるシーンみたいな感じで。←遠回しすぎる?

キチガ○男の姿は結構はっきりと映っている。誰が犯人なんだ?というサスペンスよりも得体の知れない人物に理由もなく襲われるという怖さが一番て感じだ。
この○チガイ男、後半で主人公との意外な関係が明らかになる。でもこの明らかになる瞬間は”おお”と思えたが、ちょっと考え出すと、それまでの展開が妙に不自然に思えてきて、しっくり来ないところがあった。
若手監督だそうで、ちょっといい加減な勢いで撮ってしまったという感じか。 でもこういうジャンルは好きなのでこれから頑張って欲しいと思う。

メチャクチャ人が殺されるとか、もの凄い残酷描写とかを期待すると、ちょっとずっこける映画かもしれないし、ストーリーを楽しみたいと思うと、辻褄合わせに頭をフル回転させることになる映画かもしれない。
ボケ防止には最適なのか(笑;


タイトル画面です。
日本語吹替は入ってませんが、監督喋りっ放しの鬱陶しいメイキングが入ってます。

© 2003 EUROPACORP-ALEXANDRE FILMS
【出典】『ハイテンション』/角川エンタテインメント

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