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2015年12月16日水曜日

映画『モンスター上司2』・・・ 今度はハラスメント上司でなく悪徳起業に戦いを挑みますアホ三人衆が

●原題:Horrible Bosses 2
●ジャンル:コメディ/犯罪
●上映時間:108min
●製作年:2014年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ショーン・アンダーソン
◆出演:ジェイソン・ベイトマン、チェーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、ジェイミー・フォックス、ケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、クリストフ・ヴァルツ、クリス・パイン、ジョナサン・バンクス、リンゼイ・スローン、その他大勢

【ストーリー】
 アメリカ。ニック、デール、カートの三人は、にっくき上司らと決別し、自らが職場の上司になるべく会社を起こすことにする。発案したシャワー用品を売り込もうとやっきになる三人は、ある大企業から莫大な注文を受けるも、そこの悪徳社長の策略によって大借金を負うことになり、工場設備や特許までも失う寸前となる。意を決した三人は、悪徳社長の息子を誘拐し身代金を巻き上げようと策略するが・・・。



【感想と雑談】
 前作は劇場公開されたのに、本作は未公開だったのですね。気付いたらレンタル屋に並んでいました。しばらく後回しにしていたのですが、改めてパッケージを見てみると、なんとクリストフ・ヴァルツが出てるじゃないですか。即決ですよこれはもう。しかしまあ、シリーズ失速の法則は免れないだろうな、と構えていたら、

 意外や楽しめたという。

 前作に引き続き、三人の主役にジェイソン・ベイトマン、チェーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、相変わらずの憎まれ元上司役にケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、悪友の犯罪アドバイザー(笑)役にジェイミー・フォックスという、よくやったぜと思えるところに、新キャラとしてクリストフ・ヴァルツとクリス・パインまで起用するとか、随分とゴージャスな布陣になっています。

 前作では、名優らが嬉々と演じるハラスメント上司をいかに楽しく懲らしめるかに見所があったはずなのに、急激なハードボイルド展開に熱も覚めちゃった感じでした。なので今回の続編ではちょっとは気の利いたコメディらしさを期待していたのですが、これがまったく同じといってもいいくらいの展開。またかよ急激ハードボイルドだし。



 しかし、これが面白く感じました。前作で受けた犯罪コメディの妙な印象も咀嚼するうちに耐性ができて作品全体のリズムを楽しめるようになったのかもしれません。なにこの自己分析。きっとこれは、本筋関係なく三人のアホさ加減と、それを加速させる脇役のボケとツッコミを楽しむべきシリーズなのです。過激大好き細かいことは気にすんな、というアメリカ人の偉大なノリも見え隠れします。

 コメディアンらが三本矢となって暴走機関車のように作品を牽引する様はウザさを通り越して(笑)言うことなしです。ここでは脇役らに注目します。まず続投のケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、そしてジェイミー・フォックスらが失速せずに全力投球しているのが素晴らしいです。特にジェニファーの自助会を壊滅させる程のエロ依存症をもって主役の三人を虜にしてしまう演技はコメディエンヌの最高峰といってもいいでしょう。メイキングで見せる、どうしてもクチにできない台詞で恥じらう様も至高です。

 続いて本作で新参の脇役の一人。悪徳社長の息子を演じるクリス・パインは、さほどいい印象のない役者だったところ、初めて等身大な姿を見た思いです。って、こんなキャラは等身大とはいわんか(笑)。コメディ作品だからか、生き生きとした様が好印象となりましたよ。カーク船長なんかより、もっとこういう役やれ。



 今回、興味を引くきっかけとなった脇役のもう一人。悪徳社長を演じるクリストフ・ヴァルツ。もう言うことなしに大好きな役者であります。タランティーノ作品『イングロリアス・バスターズ』('09)での何ヶ国語もこなすナチス高官の嫌らしさといったら、彼以外に誰が演じることができたでしょうね。独特で流暢な言い回しの中に表裏を垣間見せる様が真骨頂で、欧州生まれが持つ迫力みたいなものも感じます。そんなクリストフは本作でも実に嫌らしい悪役を好演していました。

 前作でハラスメント上司を持つことに嫌気の差した三人は、会社を起こすことで自らが上司になりますが、悪徳起業に道を閉ざされたことで、再びドタバタと走り回ることになります。あまりのピンチさに、元の上司や悪友にすがりつくものだから目も当てられない。でも、なんだかいい感じ。むしろ前作よりも好きな流れかもしれない。

 ハードボイルドに至る展開は、ハラスメント上司に対するより、ビジネス上の悪意に対する犯罪計画からの方が、違和感なく納得もいくんじゃないでしょうか。コメディであれば尚さらです。監督が変わったことで演出や雰囲気にも差が出ていますが、潔く犯罪に手を染めることで、スピード感やスマートさがあるし、ハードボイルドもどんでん返しになってるところがいいですね。こういうテーマのコメディにしては一線を超えすぎな点は変わらずですが、総合的に私は続編の本作を推したいです。


 シリーズを通して歯ブラシの粋な扱い方を学びました。


(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【出典】『モンスター上司2』/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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2015年8月23日日曜日

映画『96時間/レクイエム』・・・ 今度は本国アメリカでリーアム・ニーソンが暴れます

●原題:Taken 3
●ジャンル:犯罪/アクション/スリラー/ミステリー
●上映時間:115min
●製作年:2014年
●製作国:フランス
●言語:英語/ロシア
●カラー:カラー
◆監督:オリビエ・メガトン
◆出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレース、ファムケ・ヤンセン、フォレスト・ウィティカー、ダグレイ・スコット、サム・スプルエル、ドン・ハーベイ、リーランド・オーサー、その他大勢

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?気温もやや落ち着きだしてるでしょうか?でもまあ、残暑は続くのでしょうね。熱中症にはまだ注意が必要ですね。
 今回は、アクション作品です。残暑、吹き飛ばしてくれるかな。

【ストーリー】
 アメリカ。元CIAのブライアンは、元妻レノアと別居仲の娘マギーを見守りつつ孤独の生活を送っていた。ある日、ブライアンの自宅でレノアが遺体となって発見される。巧妙な罠によって警察から追われることになるブライアンは、娘マギーを守りつつ、元CIAの仲間と共に事件の真相を追う・・・。



【感想と雑談】
 シリーズも3作目になるんですね。ここのところアクションを手広くこなしているリーアム・ニーソンがいい感じです。すっかり一方通行で無敵すぎるキャラが定着しちゃってますよね(笑)。しかし、シリーズ1作目は大傑作だったものの、これが3作目ともなると・・・。

 ますます残念なことに。

 前作の『96時間/リベンジ』('12)で散々書いていたのですが、期待も虚しく今回も引き続きアクションがひどいと思いました。アクション場面は、その場で何が起きているのか状況を確立した上で、初めて度肝を抜く演出が映えるものです。

 しかし、本作のアクション場面は、その状況がまったく確立されていません。そこに至る背景はわかるのですが、アクション自体どうなっているのかサッパリわからないのです。

 具体的には、シーンごとのカット割りが細かすぎです。なんでこうもカットを急ぐのか。ひとつのカットに何かド派手な様を見やすく映すところにアクションの意味があると思うのですが、作り手はそれをせずフィルム自体を弄くることにアクション性を見出してる節。



 毎秒といっていいくらいの間隔で切り替わる場面に、観客はまず、脳内で全てのカットを整理しながら状況を補完しなければならず、それが出来て初めてアクションを理解することができます。楽しめるまでには到底いき着けません。逃走中にフェンスを乗り越えるだけで10カット近くも割くとか。とても疲れます。

 本当に残念だったのは、中盤の見せ場であろう高速道路上でブライアンがパトカーを奪取するところ。後部座席から暴れるものだからパトカーも制御しきれず、他の車両も巻き込んで大変な事態になります。ここで大型トラックが横滑りし、コンクリートブロックを破壊しながら迫ってくる様は圧巻・・・のはずですが、粉々ズタズタなカット割りで全く楽しめませんでした。同じく高速道路チェイスを描いた『マトリックス/リローデッド』('03)の素晴らしさが身に染みます。

 こういう作りで世に出すということは、それなりに認められてるということなんでしょうか。不思議です。現場では絶対に複数のカメラで長回しをしているはずだし、迫力を増すのにVFXで補完までしているのだから、現場の成果をわざわざ細切れにしてまで劣化させることないのにと思います。1作目のタイムリミットに代わる緊迫感を出してるつもりなんでしょうか。

 編集担当を調べてみると、シリーズ3作品それぞれ別の方が担当しています。ひどかった前作との共通点を考えると、続投している監督オリビエ・メガトンの意向が強いんですかね。製作は通しでリュック・ベッソンなんですが、もうちょっと考えてやれよベッソンというところです。



 ストーリー面では、タイトルの意味は完全に無くなってますね。1作目はタイムリミットの96時間に意味があったので、まさかのシリーズ化に配給会社も大変なことかと思いますが(笑)。今回も敵対組織の存在はあるものの、ブライアンとの関係は曖昧なままで、元妻レノアの殺害事件を追うというミステリー要素が強いですね。

 そういった点ではどのキャラクタもちゃんと立っているし、取り巻く設定や環境も理にかなっていると思います。ただ、ブライアンがレノアの殺害現場に置き忘れたベーグルを、刑事がその場で食ってしまうのはどうなのか。鑑識「何かわかりましたか?」、刑事「うむ、このベーグルは旨い」。それ大事な証拠品だろ。

 ブライアンが対峙するのが殆どが警察なので、いつもの暴れっぷりもややストレスを感じるものでした。存分に暴れたとしても、先のカット割のせいでカタルシスも頭打ちでしょうが。シリーズ通しで出ている元CIAの仲間達が頼もしく活躍するところは新しかったですが、ブライアンの孤高の戦士度は薄れてしまったような。

 過去2作品は、観る側が真相をほぼ知った上でブライアンの活躍を単純に楽しむものでしたが、今回は、観る側もブライアンと一緒に真相を追いながら二転三転する様をせいぜい楽しむ、という感じですかね。

 とにかく、肝心のアクション場面をよく考えて欲しいと思います。前作に続いて残念な結果となってしまいました。なんだか前作と同じこと書いてる気がします。


 ファムケ・ヤンセンにもっと活躍して欲しかった。


<オマケ>
 シリーズ全作のIMDb評価(2015年8月23日時点)をまとめてみました。


 見事に失速していますね。今回、最終章といわれていますが、潔くこれで終わりにするか、やるなら5作目まで粘って欲しいです。盛り返してくれます。たぶん。

(C)2014 EUROPACORP - MG FILMS
【出典】『96時間/レクイエム』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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2015年1月12日月曜日

映画『鑑定士と顔のない依頼人』 ・・・老人鑑定士が謎の女に翻弄されます

●原題:The Best Offer(La migliore offerta)
●ジャンル:犯罪/ドラマ/ミステリー/ロマンス
●上映時間:131min
●製作年:2013年
●製作国:イタリア
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
◆出演:ジェフリー・ラッシュ、ジム・ストラゲス、シルビア・ホークス、ドナルド・サザーランド、フィリップ・ジャクソン、デルモット・クロウリー、キルナ・スタメル、リナ・ケベド、その他大勢

  皆様、3連休はいかがお過ごしでしょうか?成人の日ですね。自分にはまったく関係ないですけど(笑)。さて、今回はある2作品を立て続けに紹介したいと思います。一気に観た結果、両作ともちょっと気になってしまいましたので。

【ストーリー】
  イタリア。鑑定士バージルはオークションを進行する傍ら、友人ビリーと共謀してお気に入りの絵画を収集する男。独身を貫き孤高の人生を送る変わり者でもあった。ある日、一人の女から売却したい装飾品の鑑定の依頼を受けるバージル。屋敷に住むその女クレアはある理由から、バージルとは電話や壁越しでの会話のみで顔を合わせることがなかった。女性を知らないバージルは、そんな手を焼くクレアに徐々に好意を寄せるようになり・・・。

【感想と雑談】
  『鑑定士〜』は予告編で気になってはいたものの、なんだか重たそうな雰囲気でしたので、似たテーマで何か気が晴れそうな『モネ・ゲーム』('12)もセットで借りることにしました(笑)。『モネ〜』は次回に書くことにします。

 老人鑑定士バージルが豪華なレストランで一人食事をするところが笑えます。別にギャグではないのですが、かなり特異な人物として描かれています。まあ金持ちではあるので、レストラン側も大事な客として彼の誕生日にはケーキをプレゼントする訳です。しかし、バージルは誕生日が1日早いのを理由にケーキには手を付けず、ローソクの火が消えるまで微動だにしないスーパー変わり者。レストラン側も何とかしろよ。

 そんなバージルが、ある屋敷に呼ばれて数々の装飾品の鑑定をすることになります。ここからぐいと話に引き込まれることになります。屋敷では謎の女クレアから壁越しにあれやこれや依頼をされ、また浮き沈みの激しい彼女の性格もあってバージルは翻弄されてしまいます。でも、同時にこれまで殆ど女性を知らなかったバージルは、こんな出会いであっても彼女に強く惹かれることになります。いい感じだと思います。

 しかし、予告編からも期待できた壁の向こうにいる女性はいったい何者で、顔を合わせない理由とは何なのか、という最大のミステリー要素が意外に早くわかってしまうのは残念でした。話はまた別の道を進んでいくことになります。

 これまでバージルが収集してきた絵画はどれもが女性の肖像画ばかり。それらが壁一面に飾られた部屋に一人座るバージルが、今でいう二次元嫁に満足してきたとすれば、ここで俺にも春がきたぜ三次元嫁、という転機が後半に訪れることになるのです。鑑定士のお仕事そのものの要素はさほどなかったですが、バージルが贋作にも個性があるのだと擁護するような発言をするところは印象的でした。



 一方で、度々バージルが屋敷で拾う何かの部品がちょっと謎めいていて、技術屋と共にそれを組み上げながら完成形を推理していくことろはミステリーじみていてよかったです。この部品と姿を見せないクレアの関係とは。え、ひょっとして?なんて色々と想像するのも楽しいのですが、これも中途半端な結果となっていたのは残念でした。ちょっと『ヒューゴの不思議な発明』('11)を思い出しましたが。

 バージルがある意味、絶頂期に入った辺りで、衝撃の展開を迎えます。これを食らうバージル同様に観る人もホントに頭のなか真っ白になるくらい。えー、マジかー。走馬灯のように、これまでの展開が頭の中を巡ります。そういうことだったのか。バージルに感情移入してしまうほど、この展開はキツイものだと思います。人間てやつはここまでできるものか。

 ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品は『ニュー・シネマ・パラダイス』、『海の上のピアニスト』、『マレーネ』くらいしか観ていませんが、どれも業の深さを風情豊かに落ち着いて描いていたと思います。本作も同様に格調の高さも伺える丁寧な作りで見応えはありました。ある男の波乱の人生と取れば面白かったといえるかな。あのラストの余韻はなんともでしたが。

 鑑定士バージルを演じるはジェフリー・ラッシュ。いぶし銀の変わり者でクレアに共感していく男を遺憾なく発揮していました。また、ちょい役ながら友人ビリーを演じるドナルド・サザーランドもなかなかの存在感。この人黙っていてもドナルド・サザーランドですよね(笑)。

 イタリア作品だからか、裸体も遠慮無く描いていた感もあります。ある人物がガウンだけの姿である仕草をするのですが、ご開帳して見えてた気がします。さりげないのでちょっと経ってから気付いてビックリしました。が、エロスというより芸術だと思うので、これ読んで急いでレンタル屋に走ったりしないよう注意して欲しいです。


 鑑定士になったら気を付けたい事項。


(C)2012 Pasco Cinematografica srl.
【出典】『鑑定士と顔のない依頼人』/Happinet

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映画『モネ・ゲーム』 ・・・英国男と米国女の贋作大作戦です

●原題:Gambit
●ジャンル:コメディ/犯罪
●上映時間:89min
●製作年:2012年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:マイケル・ホフマン
◆出演:コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、トム・コートネイ、伊川 東吾、その他大勢

 上記の『鑑定士と顔のない依頼人』('13)から立て続けに観た犯罪コメディ作品になります。

【ストーリー】
  イギリス。キュレーターのハリーは仕事の依頼主であるメディア王シャバンダーのことが気に食わなかった。絵画に目のないシャバンダーに一泡吹かせようとハリーは一大作戦を決行。アメリカはテキサス娘PJをモネ作品の所有者に見立て、贋作をシャバンダーに買わせようとするが・・・。

【感想と雑談】
 『鑑定士〜』の次に観て正解でした。逆順に観てたら立ち直れなかったかも、ってそれは大袈裟。こちらは、なかなか軽快な内容で、爆笑とまではいきませんがニヤリとできる楽しい作品でした。しかし、ポスターのヒマワリ顔キャメロン・ディアスはどうにかならんか(笑)。コリン・ファースの対照的な顔付きと並んでるところは、英国と米国の性質を表してますよね。

 舞台は英国がメインで登場人物も英国人が多いですね。冒頭から主人公でキュレーターのハリーと相棒のネルソン少佐の英国訛りの英語が炸裂します。まずは米国テキサスでカウガールPJをスカウトするところ妄想が激しくて思わず笑ってしまいました。我に返ると大変厳しい現実が待っていますが。

 キュレーターというのは一見、鑑定士に見えますが、正式には鑑定士にプラスして収集した資料の専門知識を有し業務を管理監督する専門職を指すそうです。まあ、そんな細かなこと理解してなくても単なる鑑定士のイメージで追っても問題無しです。相棒に描かせたモネの作品『積み藁』の贋作をPJと共にシャバンダーにいかにして売りつけるかが肝となっています。英国風ウィットに富んでいてマンガちっくな作りですね。

 知らなかったのですが、黒縁メガネのコリン・ファースになんとなく昔のマイケル・ケインを連想したところ、これ実はリメイク作品だそうで、オリジナル作品『泥棒貴族』('66)のハリーはまさにマイケル・ケインが演じていたのだとか。どことなく、古きよき犯罪コメディの雰囲気が漂ってる訳です。

 おしとやかな英国人とは対象的に、フランクな米国人のPJを演じるキャメロン・ディアスは、ホントに典型的な米国人ですよね。以前、英国と米国を比較するような『ホリデー』('06)でも米国代表をやってたもんな。しかし、本作でのカウガールしながらの登場シーンは、あれどう見ても男だろ(笑)。代役に女スタントマンでも使えばいいのに。



 悪役のシャバンダーを演じるはアラン・リックマン。バカな体当たり役で新鮮でした。コメディも結構やってるのかな。英国紳士のイメージが吹き飛びました。いかすぜアラン。また、ハリーのライバルでキュレーターを演じるはスタンリー・トゥッチ。髭面だけとつぶらな瞳は隠せない好きな俳優さんです。あまり活躍の場がなかったのは残念。

 オリジナル作品にも登場したのか不明ですが、シャバンダーの取引先として日本企業が登場し、久々にエキセントリックな日本人を堪能できました。そんなヤツいねーよってやつ。しかし、本物の日本人を起用しているところは好感が持てました。仲間うちで話す日本語が流暢なんですよね。

 飛び抜けて注目するところはないのですが、犯罪コメディらしくクライマックスの贋作をめぐる騒動や、その後のオチは清々しくて気持ちのいいものでした。伏線と回収の妙もありますね。上映時間も90分を切る短さだし、なかなかのお手軽さでした。

 ところで、アラン・リックマンが素っ裸でふんぞり返るシーンがあるのですが、ここで股間を思いきりご開帳するのです。うまく隠してますけど。で、ご開帳シーンといえば、先の『鑑定士と顔のない依頼人』にもありました。ご開帳で繋がる2つの作品。配給もGAGA繋がりだし。これをセットで観られたのも不思議な巡りあわせですね。アホか。


 絵画っていいですよね。


(C)2012 GAMBIT PICTURES LIMITED
【出典】『モネ・ゲーム』/Happinet

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2014年4月20日日曜日

映画『バッファロー’66』 ・・・天使クリスティーナ・リッチが降臨します

●原題:Buffalo '66
●ジャンル:コメディ/犯罪/ドラマ
●上映時間:110min
●製作年:1998年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ビンセント・ギャロ
◆出演:ビンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ、ベン・ギャザラ、アンジェリカ・ヒューストン、ミッキー・ローク、ロザンナ・アークウェット、ジャン-マイケル・ビンセント、その他大勢

 暖かくなりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。あともう1週間でGW期間に突入しますけど、私はいつものごとくレンタル鑑賞三昧になるかな。旅行とか遠出とかね、もうどこも人で一杯になりますしね・・・。

【ストーリー】
 アメリカ。刑務所を出所したビリーは、早々の生理現象を我慢しバスに乗る。町に着き、散々うろついたビリーが行き着いた先は、あるダンス教室。そこのトイレに駆け込むも、脇に立つ男が邪魔で出るものも出なくなる。キレるビリー。通りがかった生徒の少女レイラから小銭をブン借り、実家へ電話をするビリー。そして、突如レイラを誘拐し、彼女の車で実家に向うビリー・・・。



【感想と雑談】
 また今更感な作品を出してしまいました。ミニシアター系ですね。初公開の時、強烈なポスターに大丈夫かな?と思いました。渋い色調に浮ぶ二人の男女。このビンセント・ギャロってヤツの顔付き。ちょっと怖い。クリスティーナ・リッチもなんだかケバい。

 でも、ビデオになってからですが、実際観てみたら、これが実に素晴らしい作品でありました。以降もちょくちょく見直すようになり、前回の「愛しのローズマリー」('01)同様に、これもカルト扱いになってしまいました。調べると、一般的にもカルトの称号が付いてるみたいです。

 ビリーは出所後に実家に電話をしますが、刑務所務めのことは内緒にし、政府の仕事で家を離れていたこと、そして嫁と一緒に町に戻ってきたことにします。それらしい嘘を付きまくるビリーに、ママは嫁に会わせろ早くしろと煩い。どうしよう。ある決心をしたビリーは、通りがかった少女レイラを羽交い締めにし、オレの嫁を演じろと迫ります。



 ビリーを演じるビンセント・ギャロですが、本作で初めて知りました。その風貌がなんというのか、鋭いというか、繊細というか。華奢で神経質そうな言動からして、架空の役ではなく、現実のギャロ本人そのものを演じているんじゃないかと思えるくらいの生々しさがあります。監督、脚本、音楽、主演まで手がけたオレ様流であり、なにか鬼気迫るものも感じます。

 ダンス教室に通う少女レイラを演じるは出ましたクリスティーナ・リッチ。この時まだ10代。幼さを残し、ポッチャリ殿堂入りを果すくらいの体型が、まず目に染みます。ケバい化粧と体型がアンマッチすぎて、登場したての頃はうわぁーと思えるのですが、これが後に殿方のハートに侵食していく存在になるとは、まさかのリッチ。天使ですよ天使。他の作品でここまで気になったことないです。

 出所した早々に股間をモゾモゾし、バスを降りてから通行人にトイレの場所を聞きオロオロしまくるビリーの姿は、威勢を張った小心者のチンピラです。トイレで他の男(弱そうな)と二人きりになった際は容赦なく喧嘩を売るけど、威勢よくレイラを誘拐しても、その後の行動はお粗末なものです。



 ハッタリをかまし威嚇してくるビリーを、見透すように相手していくレイラがすさまじくいいです。小便を我慢していたビリーは、車を止めレイラを運転席に残したまま野ションに向かいます。こっち見るんじゃねーぞ、と遠くから凄むビリー。そのまま運転して逃げられるよねレイラ(笑)。でもそうしません。戻ったビリーは放尿が快感すぎたのか、オォウ・・・フゥウ・・・ホォウ、となかなか言い出せませんが、レイラは黙って聞き入ります。

 家で待ち構えるパパとママはビリーにとって苦痛の存在です。幼少の頃からずさんな育て方をされてきて恨み全開だというのに、その一方では両親には子供として全うしたい。そんな狭間に押し潰されそうになるビリーの姿はとても痛々しく、一家がテーブルを囲むところを夫々の視点で切り替えていくような演出も相まって、印象深いエピソードになっています。

 実家を後にしたビリーは礼とともに解放を告げますが、レイラは逆に離れようとしません。ビリーの繊細な心にレイラは惹かれるようになったのです。恋人のように接するレイラは、既に愛くるしい存在になっていますが、ボーリング場で披露する謎のタップダンスや、記念写真を撮る時のおどけた表情などは、極上の萌えポイントともいえましょう。



 ビリーには重要な目的がありました。それは自分が投獄されるきっかけとなったアメフト賭博に関しある男に復讐をすること。その男が経営するストリップ小屋に潜入し、ドギツイ照明におっぱいが振り回される中、ビリーは男を発見し拳銃を向けます。そして・・・。

 このストリップ小屋での出来事はちょっとした見物です。この少し後で流行り出す「マトリックス」('99)を思い出すもので、それを知ってのことかそれとも先見の明なのか、それまでの雰囲気からしてとにかく衝撃的な演出が拝めます。え、なにこれ、みたいな(笑)。

 出演陣が豪華めである以外、大作にはほど遠い作りで、出だしからのアクの強さには躊躇しそうなものですが、すぐに引き込まれると思います。制作費は関係ないですね。何よりもビンセント・ギャロの繊細な切り口が素晴らしく、これにクリスティーナ・リッチを起用したことで奇跡となった逸品といえましょう。

 これを観てクリスティーナ・リッチを嫁にしたいと思う殿方は多いと思うです。(今年34歳だそうですが、まだまだいい感じ)


(C)1997 CINEPIX FILM PROPERTIES,INC.
【出典】『バッファロー’66』/ポニーキャニオン

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2013年9月14日土曜日

映画『シリアル・ママ』 ・・・善良な主婦が町のゴミを処分します

●原題:Serial Mom
●ジャンル:コメディ/犯罪/スリラー
●上映時間:93min
●製作年:1994年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ジョン・ウォーターズ
◆出演:キャスリン・ターナー、サム・ウォーターストン、リッキー・レイク、マシュー・リラード、ジャスティン・ワーリン、ミンク・ストール、トレイシー・ローズ、その他大勢

 9月に入ってました。皆様いかがお過ごしでしょうか?前回更新までの暑さはやっとこさ山場を越えて、涼しさを感じるようになりました。秋ですね。いいですね秋。すぐ冬に突入するんだろうけど。でも寒い方が好きなので問題無。

【ストーリー】
 アメリカ。ボルチモアで平和に暮らす主婦ビバリー。よき妻よき母としてすこぶる評判であったが、実は彼女には裏の顔があった。モラル、マナー、秩序を重んじる一方で、殺人犯を崇拝するビバリーは、気に食わない者がいれば制裁を加える毎日を送っていたのである。そんなある日、近隣住民からイタズラ電話のことで通報を受けた警察がやってくる・・・。



【感想と雑談】
 これ最近になってDVD&Blu-ray化されたのですね。ビデオ時代から結構長いこと再見ができなかった訳です。悪趣味の帝王(笑)ジョン・ウォーターズ監督による、毎度地元のボルチモアを舞台にした、土着感溢れる楽しい作品です。

 駐車場待ちで割り込みされる、ゴミの分別をしない住民がいる、愛する子供を学校に否定される・・・そんな日常で誰もが遭遇しがちな不満事に、キャスリン・ターナー演じる主婦ビバリーが立ち上がります。街宣やビラ配りなんて面倒くさいことはしません。

 ここで、非常に迫力あるキャスリン・ターナーが堪能できます。

 今朝もいつものように笑顔で家族を送り出したビバリーは、自室に戻るとご近所の友人に電話をかけます。相手が出るやいなや、いきなり卑猥な言葉を大連発。下品な笑いも添えて。この豪快なイタズラ電話の様子をスプリットスクリーンで映しだします。



 このイタズラ電話の発端となった駐車場で友人に割り込みされる回想シーンは、まるで観ている自分もそれを食らったかのように怒りとカタルシスを共有できる瞬間です。わかる。わかるぞ。始まって早々にビバリーが大豹変するのでビックリしますが、この急激な転換が後の展開を一気に盛り上げてくれます。

 制作に当たっては、ビバリー役をキャスリン・ターナーにオファーできたことで、かなりの資金を集めることができたそうで、なるほど一見ハリウッド作品のような落着きと華やかさを感じます。が、先のビバリー大豹変から始まる、下品でボンクラで変態で、そして痛快な味付けで爆進する様は、さすがジョン・ウォーターズ監督だと感心するばかり。

 監督は、頑なに出身地のボルチモアを舞台にした作品を撮られているそうで、確かに観た作品はどれも似たような町並みでちょっと垢抜けてない印象を感じますが、一方で地元愛というかどこか温かい眼差しも感じます。コメンタリーで監督が「制作側がハリウッドから干すぞと脅してきたけど、元々ハリウッドなんか相手にしてねーよ」と切り返したところは痛快で笑えました。



 中盤、ノミの市に出店したビバリーは、娘の彼氏が浮気しているところを目撃。制裁モードに突入し、彼氏をトイレで殺害します。この時の彼氏の浮気相手に大注目。演じるのが、出ましたあのトレイシー・ローズなのです。彼氏が殺されたというのに、駆け付けたイケメン刑事に色目を使うトレイシー。この演出からして監督の愛を感じます。実際コメンタリーでも監督はトレイシーは友人だと豪語していました(笑)。しかし、この頃のトレイシーは可愛いかったんだなあ。

 遂に逮捕されたビバリーは、裁判を自分で弁護することを宣言します。世間が注目する中、陪審員と次々現れる証人にビバリーはいったいどう対処していくのか・・・。

 劇中で『血の祝祭日』('63)が度々流れるのですが、監督によるとリアルタイムで観た世界初のスプラッタ作品として特別な存在なんだそうです。メイキングでは『血の祝祭日』の監督ハーシェル・ゴードン・ルイス御大も登場され、映画製作への熱い思いを聴くことができました。大変興味深かったです。因みに、御大監督の『血の祝祭日2』('02)では、ウォーターズ監督が特別出演されていました。



 悪趣味で地場産業な経歴からしてクセはありますが、そんなジョン・ウォーターズ監督だからこそ地元を生かし、本来映画に求められる答えを明快に出せているんじゃないかと思います。ビバリーの言動にハマることができれば、あとは笑いとカタルシスが待ってるだけです。

 キャスリン・ターナーの肝っ玉さに大感服。


(C)1993 SAVOY PICTURES All Rights Reserved
【出典】『シリアル・ママ』/キングレコード

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2013年6月2日日曜日

映画『96時間/リベンジ』 ・・・リーアム・ニーソン最強伝説の2発目

●原題:Taken 2
●ジャンル:犯罪/アクション/スリラー
●上映時間:92min
●製作年:2012年
●製作国:フランス
●言語:英語/トルコ語/アルバニア語
●カラー:カラー
◆監督:オリビエ・メガトン
◆出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレース、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、リーランド・オーサー、ジョン・グリース、D・B・スウィーニー、その他大勢

6月といえば梅雨ですね。そろそろ雨続きが始まるのかな。しかし、ここ数年は中途半端な雨模様だったりしますが、今年もそうなのでしょうか。水不足にならない程度に雨は降って欲しいですね。という訳で、ジメジメ吹き飛ばしの景気づけにアクション作品です。

【ストーリー】
アメリカ。元CIAのブライアンは、別れた元妻レノアが現夫との関係に亀裂が入ったことを知り、気晴らしにと娘キムも連れトルコはイスタンブールへの旅行に誘う。娘と元妻に囲まれウハウハなブライアン。しかしそんな幸せは長続きしなかった。かつてキムを誘拐したことでブライアンにボコボコにされた人身売買アフィアが、恨みを晴らそうとイスタンブールまで追ってきたのだ・・・。


(奥のマフィアが・・・)


【感想と雑談】
『96時間』('08)の続編です。前作も観ていましたが、本シリーズの記事は今回が初めて。この中途半端なところがここならでは。

前作はとても面白かったです。あのリーアム・ニーソンのまさかの無双ぶりに猛烈感動。そうとう歳いってるだろこの人。カット割は細かめだったものの、本人が長い手足を繰り出す格闘や銃撃は見ていて気持ちがよかった。背後から撃とうが容赦なしというところも。絶対にポストセガール狙ってるな。

実はリーアム以外にも気になる役者がいました。それはファムケ・ヤンセン。前作から既にブライアンと別れた元妻レノアを演じていました。初めてファムケを知ったのは『007/ゴールデンアイ』('95)で、その時の女殺し屋ぶりがハマりすぎ。股で首を絞められるピアース・ブロスナンは絶対にご褒美だよなあれ、と思ったくらい。



ファムケにそんなイメージが焼き付いたまま、その後の出演作を見ていくことになりましたが、本シリーズでは相変わらず強面の一方で、実は涙もろいという良き妻役が更なる萌えポイントに。笑顔もいいです。ハートを鷲掴みにされました。

因みに古いですが『パラサイト』('98)という学園SFホラーでは気弱な女教師を演じていて、エイリアンにスナッチされるとウルトラビッチな女教師に豹変するという、一粒で二度美味しいファムケが堪能できました。実に素晴らしい女優だと思います。ファムケ祭りになりました。

で、続編のリベンジがどうかというと、今回は元妻まで巻き込まれる新要素はあったりしますが、うーん前作と比べるとイマイチな出来かな。まあそれでも見所はありました。元CIAブライアンの能力がまた凄いんですね。マフィアに元妻レノア共ども誘拐されると目隠しされて車で移動するのですが、その最中に秒数をカウントしながら、車の動きや環境音から自分の位置を把握していくのです。



また、誘拐されずに済んだ娘キムにこっそり電話して手榴弾を爆発させ、その爆音が聞こえる時間差からキムとの距離を測ります。いろいろ計算しながらキムに指示を出し、何度も街中で手榴弾を爆発させ(笑)、最終的に救出してもらうブライアン。それまで被害を被ったイスタンブールの立場は。

冒頭でのキムが自動車学校に通うシーンが伏線となって、彼女が運転する車でカーチェイスが始まったりします。これが狭い街中でドリフトしまくりのテクニックでちょっと無理がありましたね。貨物列車をギリギリ突破するお約束もあったりで、勿論のツッコミどころです。この後、未だ誘拐されたままのレノアを救出すべくブライアンは無双を発動します・・・。

今回はオリビエ・メガトンって監督。メガトンって凄いな、芸名みたいなもんか。本名だったりして。ちゃんと前作の雰囲気を受け継いでるようですが、アクションの演出がちょっと弱い感じです。カット割りが更に細かくなったようで、これがなんとも気持ちよく見られないのです。



アクション性やスピード感を出すのにカット割りを細かくするのも常套かもしれませんが、私には何をやってるのかわかり難いし、手抜きだろと思えたりします。アクションは長めのカットでじっくり見たいのです。前作も細かいながらリーアムの格闘や銃撃する様がよく見えてスッキリしました。作り手は”今回も凄ぇーだろ”と問いかけるかもしれませんが、私なら”うん、凄ぇーダサい”と答えます。

更に、前作が96時間内に娘を救出するだけというシンプルな緊迫感と疾走感で溢れていたのに対し、本作はマフィア側にも家族感を強調することで幅を利かしたはずが逆にテンポを削ぐという残念な結果に終わってます。悪側のヘタな言い分は不要です。娘一途のブライアンがモラル無視で悪をブチのめすだけという潔さが最大の魅力なのですね。

とはいっても前作がツンで本作がデレという、ファムケ・ヤンセンのツンデレが通しで堪能できたのでヨシとしますが。


(C) 2012 EUROPACORP M6 FILMS GRIVE PRODUCTIONS
【出典】『96時間/リベンジ』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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