2014年9月27日土曜日

カナダのイケてる動画です


 時期的には秋ですが、まだ暑い日があったりで油断ならないですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?今回は動画ネタで更新します。

 Youtubeなのですが、あれってトップページに結構な数の動画がピックアップされていますよね。あなたにお勧めの〜とかいって。で、何気に下の方へスクロールしてみたら、なんかエロそうな動画が出現。なんだこれは。私に「こんな動画が好きなんだろ?無理すんなよ:)」とでも言いたいのかYoutube。ふざけんなよ。当たってるけど。

 再生してみると、海外のどっかのショーが始まりました。司会のオッサンが観客を煽るようなスピーチをすると、ほどなくして踊り子が登場。BGMに乗ってパフォーマンスを披露してくれます。

 どうやら、カナダの「Kitty Nights」という、オールディーズをコンセプトにした(?)ショーの様子を、踊り子ごとに分けてシリーズ化している動画のようです。

 やる気ない女教師が成績評価をしていると、突然、服を脱ぎだし、何故か自分の体のいたるところを成績評価していきます。腹はB+、腕はA−、尻はA+、そしてオッパイはD+だって(笑)。サイズのことか。観客、盛り上がってんぞ。

 で、動画の感想ですが、それは大変素晴らしいものでした。踊り子のパフォーマンスとBGMのマッチングが絶妙すぎていてツボった感じ。BGMの転調に合せて踊りを緩急付けするところなんか可愛いですよ。一応、18禁になってるようですが、健康的なエロスで微笑ましいと思います。

 踊り子のアイラ・ビューモアですが、美人さんとは言い難いものの愛嬌があっていいですね。プルプルさせてる体型もなんだかよろしい。こういう場末なノリにビューティすぎる踊り子は逆に萎えちゃうかもね。因みに、他の踊り子もちょっと見てみましたが、同じく微妙な雰囲気でした(笑;)。カナダ人はこういうノリが好きなんだな。見直した。

『Kitty Nights Oldies Isla Vuemores 2 - Michael Fromberg』
このサムネでビビときた人は、たぶんお友達になれます。


 アイラさんのパフォーマンスが終わっても、暫く司会のオッサンとアシスタントのコントが見られますが、このアシスタントって女性・・・ですよね。なんか逞しいけども(笑)。


 カナダやるじゃん。


にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
ブログパーツ

2014年9月14日日曜日

映画『Gガール/破壊的な彼女』 ・・・ユマ・サーマンがスーパーヒロインなのに嫉妬深いところが大問題

●原題:My Super Ex-Girlfriend
●ジャンル:コメディ/ロマンス/SF
●上映時間:95min
●製作年:2006年
●製作国:アメリカ
●言語:英語語
●カラー:カラー
◆監督:アイヴァン・ライトマン
◆出演:ユマ・サーマン、ルーク・ウィルソン、アンナ・ファリス、レイン・ウィルソン、エディー・イザード、ワンダ・サイケス、マーガレット・アン・フローレンス、タラ・トンプソン、ケビン・タウンリー、その他大勢

 気が付いたら9月。すっかり涼しくなりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?季節の変わり目ですので、健康管理には注意したいものですね。
 さて、今回はある意味、ホラーチックな作品でもありますが、涼しくなってはあまり効果はないかもしれません(笑)。

【ストーリー】
 アメリカ。ある宝石店で強盗が発生するが、颯爽と現れたスーパーヒロインのGガールに阻止され、犯人はあっけなく逮捕される。そんな毎日のように報道されるGガールの活躍ぶりを地下鉄で友人と語り合っていた会社員マットは、同じ車両に魅力的な女性ジェニーを目にする。思わずナンパするも即断られるマットだが、直後に彼女のバッグを引ったくった犯人を追跡。見事バッグを奪い返したマットは、それがきっかけでジェニーと付き合うことになるが・・・。



【感想と雑談】
 以前、『ムービー43』('12)という、オムニバスの超絶アホ映画を紹介しているのですが、その中の「ゴッサム婚活パーティ」の巻でユマ・サーマンがロイス・レイン(新聞記者でスーパーマンの恋人)の役で登場したのを見て、真っ先に思い出してしまったのが本作です。

 スーパーヒロインに限らずヒーローもの全般についてはここ最近、やたらシリアス路線に走っていますけど、昔は地球規模の危機に立ち向かうとしても単なる色もの扱いのコメディ調が主流だったと思います。本作もそんな昔流に肩の力を抜いて笑いとばせる?コメディ作品になっています。

 監督が『ゴースト・バスターズ』('84)のアイヴァン・ライトマンなので、安心と信頼のB級コメディですが、問題なのはスーパーヒロインのプライベートな部分に焦点を当てていて、事件や事故と関係ないところで登場人物らが右往左往するところです。このスーパーヒロインの神経質さや嫉妬深さが非常にヤバかったという。



 スーパーヒロインであるブロンドのスレンダー美女Gガールを演じるはユマ・サーマン。くだんの性格設定から抜擢されたのでしょうか?たしかに神経質で芯の強そうな印象の女優さんです。しかし、『パルプ・フィクション』('94)の新妻ミア役の頃と比べると顔が伸びてないか?もっと丸かったと思うんだけど、成長期だったのでしょうか。

 Gガールの時は地毛であるブロンドヘアを振り回し、一般人に扮するときはブルネットのカツラを被りますが、顔の方はどっちになっても化粧っ気がありません。もうちょっとキレイにきめた方がいいのではと思いましたが、一大事を引き起す彼女の性格設定からして然るべきメイクだったのかもしれません。

 Gガール本人とは知らずにナンパしてしまい、功を奏してしまう会社員マットを演じるはルーク・ウィルソン。ホントに人のよさそうな顔付きで、絶対に悪役なんぞ回ってこない俳優さんだと思いますね。『チャーリーズ・エンジェル』('00)でも人の良すぎるバーテンダー役やってたな。因みに、オーウェン・ウィルソンの弟さんだそうです。似てるかな・・・。



 先にも書きましたが、Gガールの活躍ぶりというよりも嫉妬ぶりを堪能する作品であります。初めは無口で警戒心の強かったGガールことジェニーも、マットに気を許した途端、恋愛ひとすじとなり、神経質で嫉妬深く、要するに非常に恐ろしい存在へと変貌していきます。これが本作の真骨頂ですが、現実に照らし合わせると、やっぱ男女のこういう関係ってのは考え物だよな、とゾッとしてしまいます。

 ジェニーの正体がGガールであることを知ったマットは、その後も関係を楽しんでいましたが、徐々に彼女の性格が苦痛になってきて、ふと同僚女性ハンナの優しさへと心変わりしてしまいます。ジェニーはこのマットの変化を察してしまい、嫉妬心から暴走ミサイルによるニューヨーク壊滅危機の一大事を無視しようとします。ここで、マットが周りに悟られないよう必至にジェニーにミサイル処置を懇願するところが笑えます。

 また、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーのような天才ベッドラム教授が登場し、Gガールの邪魔をしようと暗躍しますが、実はこの教授、ジェニーとは幼馴染で、なぜ彼女が絶大なパワーを得たのか全てを知っていました。教授はマットに接近し、ジェニーからGガールパワーを吸い取ろうと画策します。



 マットとハンナの関係にブチきれたジェニーは、マットのアパートに生きたままのサメ(笑)を放り込みます。器用に床上を這い回りマットを食いちぎろうとするサメは無事に窓から転落していきました。決心したマットは、ベッドラム教授に協力することにします。

 マットから関係修復お詫びディナーに呼ばれたジェニーは歓喜。思わずマットに「だから殺さないでおいたの♪」と耳打ちします。蒼白笑顔のマット。こういうブラックな笑いが本作の魅力だと思います。このディナーにはある仕掛けが施され、ハンナとベッドラム教授が乱入することで、一気にクライマックスへと雪崩れ込みます。これまた超展開でもありますが、そこは見てのお楽しみです。

 マットの同僚ハンナを演じるはアンナ・ファリス。実は彼女も『ムービー43』に出演していて、恋人にとんでもないことを要求する性癖の持ち主という、可愛い顔して強烈な役どころでした。

 『ムービー43』でユマ・サーマンが語る、嫉妬深きスーパーマンが窓越しにスペルマ弾を発射しショットガンのごとく窓をブチ抜いた、というエピソードは、まんま本作のユマ・サーマンに当てはまりますね。一風変わったスーパーヒロインもので、お騒がせ要素満載ですが、一応は感動できるし、根底は純粋な恋愛じゃないでしょうか。


 Gガールvsハンナのキャットファイトも拝めるよ。


(C) 2006 by Regency Entertainment (USA), Inc. in the U.S.
(C) 2006 by Monarchy Enterprises S.a.r.l. in the rest of the world.
    All Rights Reserved.
【出典】『Gガール/破壊的な彼女』/20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
ブログパーツ