2013年10月14日月曜日

WindowsXPとおさらばして次に選んだOSとは・・・


 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?秋の季節ですけど、未だ不安定な気温差で体調崩されてる方を多くみます。皆さんもお体にはお気をつけ下さいね。

 さて、パソコンOSのWindowsXPが来年2014年4月9日でサポート終了なんだそうです。ということで今回は、パソコンOSをどうするか・・・な記事で更新したいと思います。

 私もこれまでWindowsXPユーザーだったのですが、よく考えるとXPって10年以上も経つOSなんですね。もうこのままでいいじゃん、と思えるくらい使い慣れたOSですが、マイクロソフトも金儲けをする以上、アップグレード&サポート終了から逃れられない運命にあります。ちぇ。

 巷では多くのユーザーさんがWindows7or8にアップグレードされてるかと思います。私の場合、金はかけたくない、マイクロソフトにはあまりいい思いがない、云々かんぬんで躊躇していたのですが、はたと思い出すことがありました。Linuxがあるじゃないか。

 10年くらい前に、ネットワーク&サーバ構築の勉強で、Linuxを弄っていたのを思い出しました。すっかり忘れていましたが、ちょっと苦労してでもWindowsと決別して幸せになったる、ということでパソコンOSをLinuxに入れ替えることにしました。

 Linuxとは、1991年にフィンランドで生まれたUnixソックリなフリーのOSです。世界中の開発者によって手が加えられながら無料で配布されていて、普通のパソコンでも軽快に動き、誰でも利用可能なものです。Linuxは実はOSの核(カーネル)を担うものであって、それを使いやすくする為の機能を追加したものがディストリビューションと呼ばれているものです。

 以前だと、ディストリビューションはRedhatかTurboLinuxなんかが台頭してた気がしますが、最近はこれらに代わって、また様々なディストリビューションが登場しているようです。沢山あるので迷ってしまいましたが、結局は人気があって初心者向けでもあるUbuntuというディストリビューションを選ぶことにしました。

 インストールは公式ページからダウンロードしたISOイメージをDVDに焼いてそれを元に実施しました。細かい説明は省きますが、思ってたより判りやすくインストールができました。途中、ハードディスクの領域をどう分割してファイルシステムをどうするか等、専門的な設定箇所もありますが、これだけはLinuxの必須条件として事前学習をしておきたいところです。(対象パソコンのハードウェア構成の把握も必須ですね)

 という訳で、この記事も既にLinuxと化したパソコンから入力してたりします。UbuntuはデスクトップのデザインがXPとは違うので違和感がありましたが、すぐに慣れてしまいました。そして、カッコいいです。ランチャー登録したアイコンからアプリやツールを起動するのはXPでもあった感覚だし、GUIとしての操作感覚はまず問題ないですね。XPで使ってきたフリーのアプリやツールはLinux用としても配布されていて、Ubuntuには専用のプログラムでダウンロードとインストールが出来てしまいます。


(こんな感じです・・・GIMPがちゃんと動けば文句ないです(笑))

 標準で入っているアプリやツールでほぼ事足りてしまいます。インターネットはFirefox、エディタはgedit、マイクロソフトOfficeのデータであれば互換性のあるLibreOfficeとか。毎度のGIMPやVLCプレイヤーなんかは、前述の専用プログラムであっという間です。また、カスタマイズ感もWindowsの比ではないです。

 Linuxはネットワークやセキュリティにも特化されているので、この辺を勉強するにはもってこいの環境でもあります。また、Windowsと比べてセキュリティ上の脅威に晒されていないので割と安心です。しかし可能性はゼロではないので、セキュリティアップデートや不要なアクセスには注意したいものです。

 Windowsがダメということはなく、人によっては最適なOS環境であると思います。商用のソフトでWindows版が充実しているのもあるでしょう。でも、そこまでWindowsに依存してる訳でもなく、金も使いたくない(笑)という方がおられましたら、一度Linuxへの乗り換えを検討されてはいかがでしょうか?


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2013年10月6日日曜日

映画『ウォーターボーイ』 ・・・アメフト部の給水係が大活躍します

●原題:The Waterboy
●ジャンル:コメディ/スポーツ
●上映時間:90min
●製作年:1998年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:フランク・コラチ
◆出演:アダム・サンドラー、キャシー・ベイツ、ファイルザ・バルク、ヘンリー・ウィンクラー、ジェリー・リード、ローレンス・ギリアード・Jr、ブレイク・クラーク、クリント・ハワード、ロブ・シュナイダー、フランク・コラチ、その他大勢

 10月といえば衣替えですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?まだ少々暑かったりしますが、ひょっとすると秋はすっ飛ばされて冬に突入したりするのでしょうか?

【ストーリー】
 アメリカの片田舎。ある大学アメフト部で長年、給水係として働いてきたマザコン男のボビーは、ひょんなことでクビになってしまう。ママの反対を押し切り、他の大学アメフト部で新たに働くことにしたボビーは、極度の水質オタクでもあり、常に良質な給水を頃がけていた。ある日のこと、イジメでブチ切れたボビーは部員に猛烈タックルしてしまう。その様に惚れ込んだ監督は、落ち目のアメフト部を復活させるべく、ボビーをスカウトすることにするが・・・。



【感想と雑談】
 このタイトルから『ウォーターボーイズ』('01)のことが浮かぶかもしれません。大ヒットな邦画でしたからね。しかし残念ながら、本作は全然違います。邦画の方は男子シンクロナイズドに挑む高校生達ですが、本作は飲水に命を賭ける一人の男(笑)なんです。紛らわしいタイトルです。

 主役のボビーを演じるのはコメディ役者のアダム・サンドラーで、監督はフランク・コラチ。以前、記事にした『もしも昨日が選べたら』('06)でも組んでましたね。なんでしょうか、この二人による独特のリズムというのでしょうか、このノリはなかなか良いと思います。現代劇ですが、ファンタジーの領域に突入するくらいに、非現実的なところがあって楽しいです。

 マザコンでちょっとオツムの足らないボビーは、せっかく用意した綺麗な水をイジメで台無しにされ、いつも温和なのにブチ切れてしまい部員らに猛タックル。それがきっかけでボビーは選手にされてしまいますが、いざグラウンドに立つと使い物になりません。そこで監督はボビーに、嫌いなものを想像してタックルすれ、とアドバイス。それ以来、ボビーの躍進劇が始まります。



 共演がまた素晴らしいです。ボビーのママを演じるのは名女優キャシー・ベイツ。肝っ玉で優しいママですが、ボビーに寄りつくものは全て悪魔と見なし、周りに心を開こうとしません。幼少時代のボビーとママの会話。ボビー「ママ、フランクリンが電気を発見したのはいつ?」、ママ「電気を発見したのはママだよ。フランクリンは悪魔よ!」。ママの強引な教育でボビーは成長してきた模様です。アメフトで怪我したのをゴリラに襲われたと嘘付かれ、ゴリラを指名手配するママが笑えます。

 それと、本作を最も際立ててる女優がいます。それはボビーを思う不良少女ヴィッキーを演じるファイルザ・バルク。あの睨まれたら萎縮確実な顔付きが堪りません。しかし本作での彼女はとても可愛いのです。観てきた大半が強面な役だっただけに、このインパクトは相当なものです。情けないボビーを懸命に愛し、応援する健気な不良少女が可愛すぎて、本作のマックス値になっています。オチで見せる姿には感無量・・・。

 その他、アメフト部のコーチが訛り酷すぎて誰も解読できないとか、せっかくのチアリーダーらが飲ん兵衛で全く機能していないとか、チームの監督が弱気なのはライバルチームの監督との確執にあるとか、地元応援団の男が不細工クリント・ハワード(ロン・ハワード監督の弟)だとか、いろいろ見せ場に事欠きません。


(逆三角形タトゥーがアクセント。嫁にしたいくらいです)

 あるトラブルで大学を追いやられ、更にはママが病で倒れてしまったボビーは、やはり悪魔の仕業だったんだと観念し、ママと地道に生きていく決心をします。諦めきれないヴィッキーや地元応援団らは、そんなボビーを何とかして立ち直らせようとしますが・・・。

 アダム・サンドラーで好き嫌いが分かれそうですが、それがクリアできれば、随分と楽しめるものと思います。特にどんでん返しとかなく、想定内のオチを迎えますが、こういうコメディ作品は総立ちなキャラが展開の中で、如何にバカをやって笑わせてくれるかですよね。まあ、私にとっては、何といっても、

 ファイルザ・バルクがNo1。



 あ、これもう15年も前の作品になるんだ。月日が経つのが早すぎるだろ・・・。


(C) MCMXCVIII All Rights Reserved
【出典】『ウォーターボーイ』/ブエナ ビスタ ホーム エンタテイメント

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2013年9月29日日曜日

映画『デート・ウィズ・ドリュー』 ・・・ドリュー・バリモア追っかけ野郎の感動ドキュメンタリーです

●原題:My Date with Drew
●ジャンル:ドキュメンタリー
●上映時間:90min
●製作年:2004年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ジョン・ガン、ブライアン・ハーズリンガー、ブレット・ウィン
◆出演:ブライアン・ハーズリンガー、ドリュー・バリモア、ジョン・オウガスト、エリック・ロバーツ、コリー・フェルドマン、ジョン・ガン、ブレット・ウィン、ケリー・デビッド、ソーニャ・ダーカー、その他大勢

 いい感じに秋の季節になりましたね。昼も夜も過ごしやすいです。食欲の秋でもありますが、食べ過ぎには注意しましょうね。

【ストーリー】
 アメリカ。『E.T.』を観てからドリュー・バリモアの大ファンになった青年ブライアン。彼女のことが頭から離れないまま20年もの月日が経ったある日のこと、クイズ番組に出演したブライアンは、偶然にもドリュー・バリモアに関する問題をクリアする。そして、賞金1,100ドルをゲット。この時ブライアンはとんでもないことを計画する。それはこの賞金を使って30日以内にドリューとデートをするというもの。平凡な青年がハリウッド女優とのギャップを如何にして克服し夢を実現するのか。そんなブライアンを友人一同がドキュメンタリとして追い続ける・・・。



【感想と雑談】

 ”リスクを犯さないのは人生の浪費だ” by ドリュー・バリモア

 今回はやや古めの、しかも滅多に観ることのないドキュメンタリ作品です。ひとりの青年がある夢に向かって行動を起こしますが、その夢というのがハリウッド女優ドリュー・バリモアとデートをすること。なんだか凄く興味が湧きました。相手が誰もが知ってるあのドリューですからね。

 一般の青年ブライアン・ハーズリンガーは、ドリュー・バリモアとほぼ同い年の27歳。幼少時代に観た『E.T.』('82)でドリューの虜になってしまったブライアンは、最近あるクイズ番組で偶然にもドリューに関する問題をクリアします。その時に得た賞金は1,100ドル。

 なかなか定職に就けず生活に困窮するブライアンは、賞金を生活費に当てることも考えます。しかし、ブライアンは思います。それが何になる?いずれまた元の生活に戻るだけだろ?そんなの嫌だ。この賞金はドリューとのデートを実現させる為の軍資金にする。これは一大冒険なんだぜ。



 ドリュー・バリモアの名言を掲げ熱く行動するブライアンは、れっきとしたアメリカ人の姿です。必殺の目指せアメリカンドリームの香り充満。この辺やっぱ世界が違うなあと思いますね。物怖じせず、気持ちをズバズバ表現できるからこそ、こういう大胆な発想や行動ができるんだな、と関心します。何気にドリューのソックリさんを募集してデートの練習をするくだりは笑えたし驚きでもありました。

 スタッフには当然、友人や親戚をかき集め、一番資金のかかるビデオカメラは30日間返品制度を利用しタダ同然で準備します。これが30日間という目標になった理由。しかし、買ってからそんな長期間も使って返品できる制度ってのも凄いな。日本でもやってるのかな。

 このブライアン、実はハリウッド業界に近いところで転々としているらしく、元から恵まれた環境にいた模様で、初盤から何だと!?という見せ場が点在しています。なんとかドリューに辿り着きたいブライアンは、ドリューと接点のある人物に謁見しまくります。それがなんと、有名な脚本家であったり、俳優のエリック・ロバーツや、コリー・フェルドマンであったりするのです。



 こんな有名人に会えて堂々とインタビュー(しかもフレンドリーに)まで出来るなんてお前、ドリュー以前にクライマックスだろ、と思えるのですが、ブライアンにとってはドリューに到達する為の単なる手段に過ぎず眼中にないご様子。せめてサインくらい貰っとけよな。結構、見栄え良く行動するブライアンですが、すんなりとゴールは見えず、様々なツテを使っては一進一退を繰り返します。

 『チャーリーズ・エンジェル2』('03)のプレミア上映にせっかく潜入できたのに、ドリューを目の前にして思いを伝えることができなかったブライアン。30日間まで残り僅かというところで達成できる気配が見えません。専用ホームページを立て、ラジオ番組での宣伝を持って、最後の賭けに出るブライアン。これで思いがドリューに伝わりますように。しかしこの後に、思わぬ事件が発生します・・・。

 オチがどうあれ、一人の青年が、誰もが思うことや希望を持つことは容易だけども、それを一歩踏み出し実践する姿と勇気が見られるだけでも、一見の価値があると思います。最後の事件の後、ある人物から電話連絡を受け暫く無言で聞き入るブライアンの表情はとても印象的でした。また更にその後、ここ最近なかったくらいに思わず声を上げてしまった自分がいました(笑;)。



 度胸と愛嬌あるブライアン・ハーズリンガーは、現在も業界人として働いているようです。ちょっといい感じに心が温かくなる作品でした。


 アメリカ人ってやっぱ凄いな。


(C) 2004 DREW CREW LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
【出典】『デート・ウィズ・ドリュー』/デスペラード

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2013年9月22日日曜日

映画『ZVC ゾンビVSチアガール』 ・・・チアガールが山のキャンプ場でゾンビになったり戦ったりします


 皆様いかがお過ごしでしょうか?
 今回は、2010/07/25付の古い記事の再アップになります。実はここのところ、何故かこの記事だけ海外からスパムコメントのターゲットにされてるようで気持ち悪いので、下書きに戻した後まんま記事を新たなURLでアップし直すことにしたのです。
 なので頭のコメントが季節外れのことを書いてますが、そういうことですんで。それと100本目記念とか(笑)。新鮮かもしれない。

<追記>
 それと、9/21(土)あたりから、ポップアップ広告が開くようになったので調べてみたら、あし@タグが何やら影響しているようなので、とりあえずタグを外しました。他のあし@ユーザさん、大丈夫でしょうか??

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●原題:Zombie Cheerleading Camp
●ジャンル:ホラー/コメディ
●上映時間:85min
●製作年:2007年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ジョン・ファブリス
◆出演:ジャミー・ブラウン、クリス・ホワイト、ニコール・ルイス、ジェイソン・グリーン、ブランディ・ブラックモン、ダニエル・チェック、テリー・チャンドレン、その他大勢

 夏です。猛暑が来ました。早くも40度付近までいってます。とにかく暑いです。クリスマスの冬が来るまで、暫くこの暑さに耐えねばなりません。という訳で、夏といえばのホラー作品です。割と最近のフレッシュな作品ですが、涼しくなるどころか寒さを通り越して、思わず暖房スイッチオンな作品であります。それと、以前に記事にした『モンスター・オブ・ザ・デッド~』のJVD配給なので、吹替えがハチャメチャ大暴走。ホラーとは全然関係ないところで楽しめる作品でもあります。

【ストーリー】
 アメリカ。どっかの山。1匹のリスがある洞窟に投棄されたドラム缶に偶然飛び込んでしまう。その中はある液体で満たされていた。それはかつて米軍が極秘に研究開発していた死体を蘇らせるゾンビ薬であった。ほどなくゾンビ化するリス。一方、山のキャンプ場ではチアガール合宿が行なわれていた。鬼軍曹のような女コーチにしごかれる10数人のチアガール。そのまた一方、3人の男子グループが山を散策していると、突然ゾンビリスに襲われ1人が指をかじられてしまう。しかし軽症の為か、特に気にすることもなく3人は山を移動し、キャンプ場のチアガールらをナンパしまくる。やがてゾンビ化した男子がチアガールを襲い始め、キャンプ場は地獄と化してしまう・・・たぶん。


(グダグダ感が十分伝わってくると思います)

【感想と雑談】
 もう終わってる感バッチリの~VS~ものですが、配給会社がJVDであることを見逃してはいけません。かつての配給作『モンスター・オブ・ザ・デッド/ビキニビーチの惨劇』でもアピールしましたが、今回も最強の吹替えをもって天国まで押し上げています。一応ジャンルはホラーになりますが、製作に対する姿勢が総合的に格安すぎるので、針の先っちょほどにも恐れる要素はありません。

 また、チアガールなのでサービスタイムとして裸も登場しますが、役者陣のグレードからすると別に脱がなくてもいいんじゃないかと、そんな感じです。本格的なホラー作品を期待してはいけません。どうしようも無さ過ぎるオリジナル作品を、ハチャメチャな吹替えで面白可笑しく鑑賞する。これが基本です。

 開始早々、イラスト画によって過去の出来事が説明されます。ゾンビ薬は元々ドイツ軍によって開発され、途中それを押収したアメリカ軍が引き続き研究を続けていたというもの。なかなか壮大な設定ですが、それを映像化する予算は勿論ないのでイラスト1本でお仕舞いです。ちゃんと絵心あるイラストなので安心して見られますけどね。因みに、オリジナルでは一切ナレーションが入っていません。ご丁寧にJVDは色っぽいナレーションを挿入して判り易くしてくれています。


(右端のチアガールが本作のヒロインです・・・)

 3人のチアガールが車で移動中、パンクしてしまいます。白人さん2人と黒人さん1人。こういう作品では大抵の白人さんは残念グレードなんですが、黒人さんは何故かハイグレードでキュートです。『スピーシーズXXX』でも黒人さんらがとてもキュートでした。何かあるんでしょうか。道端で佇んでいると、3人の男子グループが車で通りかかり、助けに入ります。

 ここで、オリジナル字幕をONにしていると、吹替セリフがどれだけ凄いのかがよくわかります。男子らは車から降りると誰も口を開かず字幕らないのに「よっしゃオッパイだ!オッパイだ!」と吹替えます。また男子の1人が「パンクかい?オレはタイヤ屋の店長なんだ。」と字幕ってるのに、「オレはデリヘルの店長なんだ。働かないかい?」と吹替えます。勿論、演技はオリジナル音声を元に進みますので、チアガール達の冷静な反応からすると、もの凄く滑ったように見えてしまい、それはそれで可笑しい空気になっています。

 山のキャンプ場では、先の3人を入れて総勢12人のチアガールが登場し、華やかな特訓シーンが拝めます。と期待したかったのですが、やはり予算は大変厳しいようでした。黒人さんを除いて、どうにもこうにも・・・容姿が・・・。それと鬼軍曹の女コーチ、結構腰の入った吹替えを決めてくれます。後でゾンビの餌食になるのは間違い無しなんですが、あまり顔面のアップはいらないかなと思いました。


(バナナンボ♪バナナンボ♪左にスィング♪右にスィング♪・・・ポンポンは使わないんですか)

 特訓は女コーチの息子が担当します。元男子チアリーダーのチャンピオンでオカマです。一番華奢な体格してます。オカマらしい振付けと吹替えを炸裂し、チアガールがそれに倣います。「バナナンボ♪ バナナをむいてパクリンチョ♪ イエ~イ」。ここは一部字幕もそうなっているので、オリジナル音声もそう言ってるみたいです。こういうチアリーディングもあるのか。凄いな。どう見てもグダグダなんですが。

 カメラワークにもあまり工夫が無く、ちょくちょく固定したカメラ視点が入ります。画面の左から右に車がブイーンと横切るだけとか。ゾンビリスに噛まれた男子が何やら叫びながらカメラの前で右往左往すると、ゾンビリスが「上手から下手へ・・・下手から上手へ」と吹替えたりします。ゾンビリスがです。オリジナルの欠点、というか全てを吹替えで補ってる感じです。やはり吹替えしかないでしょう。素晴らしいです。

 肝心のゾンビは、オーソドックスで顔色の悪い程度のゆっくりした動作で登場します。特殊メイクも所々で血飛沫が派手に上がったりしますが、全体的にはチープです。1人のチアガールゾンビがオッパイを出したまんまのサービス状態で首を撥ねられるのですが、この時横たわった首なしボデーの様子はデジタル処理を施しているのか見事なカットだったと思います。

 が、その後に登場する撥ねられたダミーヘッドが思い切り紙粘土で適当に固めたようなヤツで、それまでの見事なボデー映像を台無しにしてました。これならボデーも紙粘土で統一して欲しかったな。でも、フォローのごとく吹替えが付いてくるので、そんなに嘆く必要もありません。

 伏線を配置してあって(いっちょ前に)クライマックスでは「あ、そうか」とちょびっとだけ感心したりもするのですが、まあオリジナルの作品自体としてはゴミ映画行きは間違いないでしょう。ゾンビと生存者との攻防戦!みたいな展開は殆どないし。実際に作り手はどういう感覚で製作したのか聞いてみたいところです。まさかJVD向けに製作してたりとか。それはないか(笑)。


(右端のゾンビチアガール。ポッチャリですがちょっと可愛いかも)

当ブログの映画記事100本目記念がこれかよ。

(C)2008 JAF Productions
【出典】『ゾンビ VS チアガール』/ジェイ・ブイ・ディー

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2013年9月14日土曜日

映画『シリアル・ママ』 ・・・善良な主婦が町のゴミを処分します

●原題:Serial Mom
●ジャンル:コメディ/犯罪/スリラー
●上映時間:93min
●製作年:1994年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:ジョン・ウォーターズ
◆出演:キャスリン・ターナー、サム・ウォーターストン、リッキー・レイク、マシュー・リラード、ジャスティン・ワーリン、ミンク・ストール、トレイシー・ローズ、その他大勢

 9月に入ってました。皆様いかがお過ごしでしょうか?前回更新までの暑さはやっとこさ山場を越えて、涼しさを感じるようになりました。秋ですね。いいですね秋。すぐ冬に突入するんだろうけど。でも寒い方が好きなので問題無。

【ストーリー】
 アメリカ。ボルチモアで平和に暮らす主婦ビバリー。よき妻よき母としてすこぶる評判であったが、実は彼女には裏の顔があった。モラル、マナー、秩序を重んじる一方で、殺人犯を崇拝するビバリーは、気に食わない者がいれば制裁を加える毎日を送っていたのである。そんなある日、近隣住民からイタズラ電話のことで通報を受けた警察がやってくる・・・。



【感想と雑談】
 これ最近になってDVD&Blu-ray化されたのですね。ビデオ時代から結構長いこと再見ができなかった訳です。悪趣味の帝王(笑)ジョン・ウォーターズ監督による、毎度地元のボルチモアを舞台にした、土着感溢れる楽しい作品です。

 駐車場待ちで割り込みされる、ゴミの分別をしない住民がいる、愛する子供を学校に否定される・・・そんな日常で誰もが遭遇しがちな不満事に、キャスリン・ターナー演じる主婦ビバリーが立ち上がります。街宣やビラ配りなんて面倒くさいことはしません。

 ここで、非常に迫力あるキャスリン・ターナーが堪能できます。

 今朝もいつものように笑顔で家族を送り出したビバリーは、自室に戻るとご近所の友人に電話をかけます。相手が出るやいなや、いきなり卑猥な言葉を大連発。下品な笑いも添えて。この豪快なイタズラ電話の様子をスプリットスクリーンで映しだします。



 このイタズラ電話の発端となった駐車場で友人に割り込みされる回想シーンは、まるで観ている自分もそれを食らったかのように怒りとカタルシスを共有できる瞬間です。わかる。わかるぞ。始まって早々にビバリーが大豹変するのでビックリしますが、この急激な転換が後の展開を一気に盛り上げてくれます。

 制作に当たっては、ビバリー役をキャスリン・ターナーにオファーできたことで、かなりの資金を集めることができたそうで、なるほど一見ハリウッド作品のような落着きと華やかさを感じます。が、先のビバリー大豹変から始まる、下品でボンクラで変態で、そして痛快な味付けで爆進する様は、さすがジョン・ウォーターズ監督だと感心するばかり。

 監督は、頑なに出身地のボルチモアを舞台にした作品を撮られているそうで、確かに観た作品はどれも似たような町並みでちょっと垢抜けてない印象を感じますが、一方で地元愛というかどこか温かい眼差しも感じます。コメンタリーで監督が「制作側がハリウッドから干すぞと脅してきたけど、元々ハリウッドなんか相手にしてねーよ」と切り返したところは痛快で笑えました。



 中盤、ノミの市に出店したビバリーは、娘の彼氏が浮気しているところを目撃。制裁モードに突入し、彼氏をトイレで殺害します。この時の彼氏の浮気相手に大注目。演じるのが、出ましたあのトレイシー・ローズなのです。彼氏が殺されたというのに、駆け付けたイケメン刑事に色目を使うトレイシー。この演出からして監督の愛を感じます。実際コメンタリーでも監督はトレイシーは友人だと豪語していました(笑)。しかし、この頃のトレイシーは可愛いかったんだなあ。

 遂に逮捕されたビバリーは、裁判を自分で弁護することを宣言します。世間が注目する中、陪審員と次々現れる証人にビバリーはいったいどう対処していくのか・・・。

 劇中で『血の祝祭日』('63)が度々流れるのですが、監督によるとリアルタイムで観た世界初のスプラッタ作品として特別な存在なんだそうです。メイキングでは『血の祝祭日』の監督ハーシェル・ゴードン・ルイス御大も登場され、映画製作への熱い思いを聴くことができました。大変興味深かったです。因みに、御大監督の『血の祝祭日2』('02)では、ウォーターズ監督が特別出演されていました。



 悪趣味で地場産業な経歴からしてクセはありますが、そんなジョン・ウォーターズ監督だからこそ地元を生かし、本来映画に求められる答えを明快に出せているんじゃないかと思います。ビバリーの言動にハマることができれば、あとは笑いとカタルシスが待ってるだけです。

 キャスリン・ターナーの肝っ玉さに大感服。


(C)1993 SAVOY PICTURES All Rights Reserved
【出典】『シリアル・ママ』/キングレコード

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2013年8月24日土曜日

あまりにも暑かったので、海を見てきました・・・


 最近、天気が悪いので、気持ち気温が下がった感じがしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 先週末、あまりにも暑いので、原付バイクでドライブがてら海を見にってきたのですが、その時に撮った写真が何枚かありますので、今回はこれで更新しようと思います。

 長良川と揖斐川が合流した後の伊勢湾に面する、まあいわゆる河口付近の風景だったりします。ホントに暑い日でした。つい薄着で防波堤をバイクで走ってしまいましたが、熱風が渦巻く中、時折冷たい風を感じた時は気持ちがよかったです。

 ダサい携帯カメラで撮ったので画質よくないですが。

【東の方角】

 河口を挟んで見えるのは、日本有数の遊園地ナガシマスパーランド。最近行ってないので絶叫マシンも色々変わっているかもしれません。夏の時期は毎週末に花火が上がります。イケてます。

【南の方角】

 目の前に広がるのは伊勢湾であります。釣り人エンジョイ中。手前あたり水面の色が違うのはなんでだ?

【西の方角】

 埋立地にそびえ立つのは中部電力の煙突です。その向こう側には全国的に有名(?)な四日市コンビナートが広がります。ゴジラが上陸し破壊した地としても有名であります。


 やっぱじっとしていられないので、風景写真の3段落ちにもしてみました。


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2013年8月19日月曜日

映画『わたしが美しくなった100の秘密』 ・・・ミネソタ田舎娘によるブラックユーモア満載のミスコン物語です

●原題:Drop Dead Gorgeous
●ジャンル:コメディ/スリラー
●上映時間:97min
●製作年:1999年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:マイケル・パトリック・ジャン
◆出演:キルスティン・ダンスト、エレン・バーキン、デニス・リチャーズ、カースティ・アレイ、サム・マクマレイ、アリソン・ジャネイ、ミンディ・スターリング、エイミー・アダムス、ブリタニー・マーフィー、ローナ・ウィリアムズ、松田聖子、その他大勢

 夏の新作大作時期なんですが、やっぱり記事にするのは旧作だったりします(笑)。今回はちょっと作りが特殊ですが、なかなかイケてる作品であります。

【ストーリー】
 アメリカ。毎年恒例となっている化粧品メーカー主催のミスコンテスト。ミネソタ州の田舎町でも全国No1を目指せとばかりに、女子高生らを中心に大いに盛り上がっていた。あるテレビ局がそんなミスコンの裏舞台にカメラを向ける。しかし、そこに映されるのは華やかなイメージだけではなかった・・・。



【感想と雑談】
 昔、深夜枠で放映されたのを観たのですが、これがなかなかの衝撃作。知名度は低いようですが、意外や出演陣が豪華。そしてメリハリあってスピーディな展開。水面下を潜航し続ける隠れた名作に昇華しました。いつか記事にしたいと思っていた作品です。

 田舎町の女子高生らがミスコンに向け奮闘する様と、それを取り巻く大人達の様子が、全編テレビ取材による映像として描かれます。擬似的なドキュメントですね。同時期話題の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』('99)みたいな手持ちカメラのブレブレと違って、本作は落ち着いて見られる撮り方をしています。

 主人公の女子高生アンバーを演じるのはキルスティン・ダンスト。ここでの彼女はとても可愛いのですよ。この時まだ10代だしね。母子家庭のトレーラーハウス育ちという裕福でない環境でありながら、性格はとてもいいナイスガール。趣味のタップを踏みながら、今日も死に化粧のバイトに励みます。おくりびとか。



 元ミスコン優勝者の母を持つ、性格極悪な女子高生レベッカを演じるのはデニス・リチャーズ。彼女、こういう役柄ビタッとハマリますな。その性格から何としてもミスコン優勝を狙いたい彼女は、同じくビッチな母親と組んで裏工作に励みます。母親役はカースティ・アレイ。なんかブクブクになってる。『スタートレック/カーンの逆襲』('82)での士官役が綺麗なお姉さんでファンだったんだけどな。いつの話だよ。

 それと松田聖子がちょこっと登場します。米国かぶれの両親が白人娘を養女に迎えているので、ミスコンに出るのは聖子ではなく白人娘だったりします(笑)。聖子、いったい何歳の役なんだ?まあ女子高生役としても、海外からしたら疑いない容姿だと思いますが。

 あと、最近知って驚いたのですが、あのエイミー・アダムスがドアホなチアリーダー役で登場します。同じくアホな彼氏とエッチに謳歌している様が頼もしいです(笑)。言われないとわからない容姿と若さです。新作『マン・オブ・スティール』('13)が楽しみです。



 他の女子高生らも勿論のこと、そんな彼女らを見守る、というか変に干渉(観賞)しまくる大人達も含め全員キャラが総立ちで、見飽きることがありません。特に、アンバーの母親とその友人が揃って気のいいヒッピーで、レベッカの両親が会社経営の高飛車という、ミスコンで火花を散らすには非常に判りやすい対比となっていて、これに田舎町の住人らが花を添えるような行動を繰り返します。

 ミスコン大会の準備が進められる一方、不自然な事件・事故が起き始めます。ちょっと笑ってしまったのが、レベッカが狙ってるイケメンがアンバーと楽しげに会話をした翌日、そのイケメンがドタマに穴の開いた遺体となって登場するところ。取材陣がライフル射撃中のレベッカにその件を伝えると、「あら、そうなの?」とすっとぼけます。アンバーはアンバーで「仕方ないわ」とあっさりイケメンに死に化粧をするという。切り替えしが早すぎ(笑)。

 また、何十年も前のミスコン優勝者が役場の婆さんだったり、次に古い優勝者がソーセージ工場で豚の血を浴びてたり、前年度の優勝者が重病(白血病か)を患っていて車椅子に乗ってたりと。なんか、どこか触れてはいけないものが全面に出てしまっています。



 選考大会で女子高生らは個人種目(パフォーマンス)を披露し、失笑と喝采を浴びまくり、ついに町の代表が選ばれます。その後、町のパレードを経て、州大会、全国大会へと臨む超展開が始まり、怒涛のクライマックスへと雪崩れ込むことになります。

 脚本を手がけたのは実際ミスコン経験者のローナ・ウィリアムズ。本作ではもの凄く無口なミスコン審査員として出演もされています。本人の経験なのか創作なのかは不明ですが、女性視点だからこそミスコンの暗黒面を面白おかしく描けられたのでしょうかね。

 マスコミの冷めた視点で描かれるのは、美を追求するミスコンではなく、ミスコンを追及する負のエネルギーと、そのなれの果て。惨めさ愚かさをブラックな笑いと共に痛烈に批判した傑作だと思います。

 90年代最後にいい作品作りましたね。キルスティン・ダンストにイマイチ踏み込めない方も、これを観たら一発OKになること間違いないでしょう。


 やったぜ、キルスティン。


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【出典】『私が美しくなった100の秘密』/ポニーキャニオン

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