クラフトワークは'70年代から活動されてるテクノの王様(笑)だけあって、音作りが一味も二味も違います。'75年に発表されたアルバム『放射能』は初期の作品にして既にクラフトワーク節が大爆発。宙を飛び交う電磁波をシンセサイザーと極度に歪ませたボイスで表現していて、音楽というよりもラジオからのノイズを延々聴かされる感じ。ヘタすると戦慄のどん底まっしぐらです。悪夢に近いです。色気が微塵にも感じられません。他のアルバムではアウトバーンやヨーロッパ特急なんかもテーマに挙げていますが、まだ聴きやすく音楽的ながらも淡々としていて無骨なイメージが大半です。
アルバム『放射能』は、暗くてとっても不気味です。電磁波をボイスのみで表現した「エネルギーの声」や「ウラニウム」は、音楽というよりも受信機が発する異世界住人のメッセージ。これを部屋暗くして一人で聴いた場合のダメージは計り知れません。でもね、これがクラフトワークのいいところなんですよね。大好きです(爆)。一貫してテクノロジーの発展していく様を硬い電子音で表現していく姿勢は表現主義のドイツならではだと思います。
そんなクラフトワークのイメージをイラストにしてみました。といっても、『放射能』のライナーノーツや収録曲「Antenna」のPVに流れるイメージ丸パクリなんですけどね。何気ない輪っか状の電波を発するアンテナも、クラフトワークにかかるとどことなく不気味に感じます。そんな思いをイラストにしようと色々考えたのですが、表現力が乏しいので結局はPVのアンテナをまんま模すことにしたのでした。”だからなに?”な感想が大半でしょうけどね(笑;)。

『Kraftwerk - Uranium 』('75)
一曲紹介。ウラニウムが何か喋ってきます。これに尽きます。部屋を暗くして聴いてみよう。
こんばんは、タイトルバック?も変わりましたね。 そうか、プロフィールのアイコンもそうだし、イラストを描かれるんですね。 しかも3D系ですね。 アンテナの背景の雲もエアブラシとかで描かれているんでしょうか、テクスチャーでしょうか。 。
返信削除こんな初期のクラフトワークは知りませんでした。 Model は何ともデカダンな雰囲気で好きでした。 いまでもときどきお風呂で口ずさみますよ^ ^
あれ、応援のボタンがないですね。 左上から入れておきます^ ^
こんにちは~★
返信削除クラフトワークのCD最後に買ったのが『エクスポ2000』、番外編で『ツール・ド・フランス』のラテンカバー曲のCDも持ってます(笑)
でもやはりクラフトワークはレコードで聴くのが趣きがあって良かったなぁーと思います。
それにしてもumetramanさんのグラフィックデザインは素敵ですね!
テンプレートも毎回カッコいいしあやかりたいです~。
今度お時間のある時にでもBLOGデザインの方法を是非教えていただきたいです。
応援してます・ガツン!
>kiona様
返信削除こんばんは!
はい、変えましたタイトルバック。今まで流用してきた文字も一新しましたが、どうでしょうね。ある人物だけは相変わらずなんですが^^;
最近は殆どフォトレタッチソフトで作ってるんですよ~。背景の雲もソフトのフィルタ機能で作ってます。昔は直接手描きでやってましたが、最近はPCオンリーなんです。エアブラシって難しいんですよね~><
おおお、クラフトワークのModelを風呂で口ずさむとは@@!さすがでございます^^
私もこの曲が入った「人間解体」からハマりました。いいですよねぇ。
「放射能」はボコーダーの気持ち悪さが逆に新鮮ですよ(笑)。
応援ボタン忘れてました!すみません><
応援コメント、ありがとうございました♪
>Benny様
返信削除こんばんは!
なんと、Benny様も極めておられましたか?!「エクスポ2000」に「ツールドフランス」ラテンカバーまでも。参りました^^
私もファンではありますが「THE MIX」止まりなんです。やっぱり'70年代の曲にいっちゃいますね~。
そうそう、私もクラフトワークの大半がレコードでした。CDのクリアな音質よりも、ノイズの混じったアナログ音質で聴くのが一番だなと思います♪今回の「放射能」は特に(笑)。
グラフィックは今回バッサリ作り直しました。そう言って頂けると嬉しいです♪
グラフィックは作る人の個性が出て面白いと思いますよ。手描きが苦手でもPCが扱える方なら、すんなり作れるのではと思います。Benny様もひとついかがですか^^?ペイントソフトがある程度クリアできれば幅が広がりますよ。写真を加工するだけでもいいし、それをブログに使えば更に楽しくなりますね♪
応援コメント、ありがとうございました♪