
●ジャンル:犯罪/アクション/スリラー
●上映時間:114min
●製作年:2007年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:クエンティン・タランティーノ
◆出演:カート・ラッセル、バッドガールズ(大勢)
◎評価:★★★★★★★★★☆
もうサイコーの一言である。
ロザリオ・ドーソンの踵落とし。これである。
ある意味『フロム・ダスク・ティル・ドーン』みたいな一粒で二度美味しい展開に”ええええ”となったが、これでいいのだ。ヴァネッサ・フェルリトがカート・ラッセルとやたら絡むし、彼女だけシートベルトしてたので、後のキーになるのかとつい思ってしまったが、これでいいのだ。パンツを噛む程の逞しいヘソ周りには当然の運命なのだ。
スタントマン・マイク(カート・ラッセル)はナチョスを美味そうに食べ、なんともさり気なく隣に座ってる娘をナンパしたりと(引用①)、大変勉強にもなる(何。
冒頭からいきなりバッドガールスのお喋りが始まり延々聞かされる訳だが、お喋りの内容を理解しようとしてはダメである。ここは仲良し組がいつもの世間話をしているのだ程度に留めておこう。 出来ればお気に入りの娘を探すのもいいかもしれない。ここではチアリーダー役のメアリー・エリベス・ウィンステッドがイチオシである(引用②)。
クライマックス付近、スタントマン・マイクがメソメソしながらウィスキーで傷口を消毒し一気に飲み干そうとするが、ここでバッドガールズの突進をバックミラーで見た瞬間にウィスキーを噴出すカットはかなりウケた(引用③)。こういうドリフ的演出ってアチラ産ではあまり無いように思えるのだが、この辺りさすがタランティーノといったところか。コンマ数秒間の中でよくもあそこまでカマしてくれるものだ。
ちなみに口に含んだものを噴出すカットを拝めた他の映画は『酔拳2』だ。それよりも古い昔のジャッキー映画にも沢山あったかもしれないが覚えていない。香港映画ではよくありそうなネタではある。
この映画、グラインドハウス企画としてもう1本の『プラネットテラー』がセットになっている訳だが、残念ながら『プラネットテラー』は微妙に鼻に付くところが多くて、いまひとつ燃えることができなかった。一見ヨダレが出るくらいカマしてくれそうな映画なんだけどな。同じコンビが放った『フロム・ダスク・ティル・ドーン』は未だに最強の部類に入る作品なんだけど。
とにかく『デスプルーフ』はバッドガールズのグダグダなお喋り攻撃をちょっとだけ我慢すれば、後半にはひっくり返したような怒涛の展開が待っているという、とても楽しい作品なのであった。もうラストのラストはホントに大爆笑ですよ(引用④)。

①カート・ラッセル、良い味出してますね。男なら一度はこういうナンパをしてみたいものです。

②メアリー・エリザベス・ウィンステッド、いつ見ても可愛いですね。

③ウィスキーをブーッ!!と吹いたところです。

④この直後に男の天国が待っているようです。
© 2007 Back to Back Films,Inc./ Warner Bros. Records Inc. Motion Picture Artwork and Photography © 2007 The Weinstein Company,LLC. Made in U.S.A.
出典】『デスプルーフ』/ジェネオン エンタテインメント株式会社


こんばんわ!
返信削除この映画、ラストは本当に痛快ですよね!!
かみさんと見てて途中何度か止めようかと
思いましたが思いとどまってよかったです(笑)
他のレビューもゆっくり読まさせて下さい!!
それでは!
>take51様
返信削除こんばんは。コメントありがとうございます!
デスプルーフは最強の映画ですね。昨年の
1位にしましたよ、コレ(笑。
バッドガールズのヨタ話も何度か観ていくと
クセになるかもですよ。何度も観続けましょう(笑。
アホなブログですけど、よろしくお願いしますね♪
こんにちは!初コメさせてもらいます。
返信削除先日はご訪問とコメありがとうございました。
私もこの映画お気に入りで何度も見ました、
最初女の子達の会話シーンから始まって
中盤でクラッシュ!!仕切り直してまた
同じことやるのかと思ってると大どんでん
返し!!
タランティーノさんに見事にはめられましたw
また寄らせてもらいますので、よろしく
お願いします ^^
>エレファン様
返信削除ご訪問ありがとうございます!
「デスプルーフ」は強烈でしたね。バッドガールズの会話とカーアクションの2要素のみという。ゾーイのボンネット乗りを見た瞬間07年ベストに決定しました(笑)。
タランティーノ面白いですよね。
また遊びに来て下さい♪
コメントありがとうございました♪