●ジャンル:アクション/アドベンチャー/SF/スリラー
●上映時間:144min
●製作年:2007年
●製作国:アメリカ
●言語:英語/スペイン語
●カラー:カラー
◆監督:マイケル・ベイ
◆出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・ボイト、
ジョン・タトゥーロ、ジョシュ・デュアメル、その他大勢
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皆さんいかがお過ごしでしょうか?もうすぐハロウィンですね。今回は全然関係のない『トランスフォーマー』です。
とりあえず持っていたDVDですが、何故かとてつもなく面白いんじゃないかという期待が膨らみだし、久々に引っ張りだしてしまいました。今まで劇場やDVDで散々鑑賞してきて、ダメダメ烙印を押していたというのに不思議な感覚。とにかく鑑賞(笑)。
【ストーリー】
アメリカ。地球に飛来したロボット生命体。それは善と悪に分かれていた。航空機や車両に擬態化し活動する彼らの目的は大昔の地球に飛来した巨大物体キューブを手に入れること。キューブには宇宙を容易く支配できるパワーが秘められていた。そんな彼らの争いに、高校生のサムとミカエラが巻き込まれることになる・・・・・・。
【感想と雑談】
冒頭、カタールの米軍基地にヘリコプターに擬態したロボットが登場し、大暴れする様は大迫力だ。ちょこまか逃げ回る兵士達のすぐ脇に戦車がすっ飛んできてゴロゴロゴローッと転げまわる。戦車に戦闘機そして輸送機を木っ端微塵にされ、重要データのハッキングまでされる米軍基地。掴みはOKだ。
その後、舞台はアメリカに移り、高校生サム(シャイア・ラブーフ)の青臭い青春が描かれる。サムは同級生のミカエラ(ミーガン・フォックス)をナンパしたりする。この時サムはミカエラの元彼ジョックス野郎と一悶着起こすのだが、これの決着が後で描かれないのは残念。ここは一つロボット軍団に脅され大失禁するか、踏ん付けられてペチャンコになるジョックス野郎の姿が望まれるところだ。
サムの家族がこれまた平和(というかボケ気味)で楽観的すぎるのが印象的。パパはサムにポルシェを買ってやると思わせ、オンボロ車の中古屋に連れていく。ありそうな行動が笑える。問題はママだ。ロボット連中が取り囲む家でサムが祖父のメガネを必死に探しまくるという本作最高のドタバタ劇。その真っ最中にママが放つ戦慄の一言・・・。気になって日本語吹替えで聞いてみたら同等レベルの台詞だった。皆に攻められ「ハッピータイムと呼べばいいの?」とトドメを刺すママ。実に潔い。ファミリー鑑賞するには危険すぎる作品でありましょう。
とにかくロボット軍団が変身する時のCGが素晴らしい。何万ものパーツで構成されたロボットだそうだが、あまりにも激しすぎて、当初ILMのサーバーがパンクしてしまったらしい。それくらい凄いのだ。 しかし、地球にやってきた時は普通のロボットのはずなのに、近くにあった車両を分析してそれに擬態するなんて、一部パーツを液体金属にでもしないと不可能なんじゃないのかな。
という細かいツッコミは置いといて、とにかくスゲェースゲェーという思いで観続ける。
舞台がダム地下の秘密基地に移ると、エリア51ネタみたいに昔からの機密事項としてのキューブが姿を現す。ここでラジカセ擬態ロボットと米軍が撃ち合いする映像が面白い。現場を中心にカメラがグルグル回る感じで。国防長官(ジョン・ボイト)もショットガンをぶっ放し奮闘。その後にサムが乗るスポーツカーを守れと米軍がワッショイワッショイする。
ここら辺りから怪しくなってきた・・・。
ロボットが小さくしたキューブをサムがどこかの街中に持っていく。それを追いながら高速道路で激突する善と悪のロボット軍団。忙しいアップが鼻に付いてきた。街中に入り本格的に戦闘が開始されると、もう訳がわからなくなってしまった。ロボットがガチャガチャ入り乱れて何が映っているのかよくわからない。ミカエラがトラックを発見して負傷したロボットを引きずっていくのだが、何をするのかと思ったら普通に敵を倒すだけだった。
この大乱闘中に悪のロボット頭領が「ヘドが出る!」とかいって通行人を指ではじくところは笑えてよかったが、この通行人は監督のマイケル・ベイだったらしい。悲鳴がそうなのか。
サムが抱えるキューブを巡って善悪のロボット頭領がガチャガチャ一騎打ちをする。そしてサム本人の必殺技で悪のロボット頭領が倒される。倒されるのはいいのだが、なぜそんな倒され方をしたのかがわからない。アクションは適度なものだと観易く丁度いいのだが、盛り上げようと過激なものにすると目も当てられない。また、ちゃんと台詞を聞いていれば話の筋はわかるのだろうが、煩い映像のせいで右から左へと抜けてしまう。マイケル・ベイ監督には一度冷静になって3歩ほど手前で見直して欲しい。
と思ったら、既に続編を撮り始めているのだそうな。同じことが繰り返されそうです。ただ何度も観たせいか、初めて観た時よりもちょっと愛着が沸いた気がします(笑)。つまらないと思った作品も間を置いてから観ると意外や面白く感じるものかもしれません。
ちなみにトランスフォーマーという配給会社がありますが関係ないですね。『ターミネーターX』を出してるところです(笑)。