2013年6月2日日曜日

映画『96時間/リベンジ』 ・・・リーアム・ニーソン最強伝説の2発目

●原題:Taken 2
●ジャンル:犯罪/アクション/スリラー
●上映時間:92min
●製作年:2012年
●製作国:フランス
●言語:英語/トルコ語/アルバニア語
●カラー:カラー
◆監督:オリビエ・メガトン
◆出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレース、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、リーランド・オーサー、ジョン・グリース、D・B・スウィーニー、その他大勢

6月といえば梅雨ですね。そろそろ雨続きが始まるのかな。しかし、ここ数年は中途半端な雨模様だったりしますが、今年もそうなのでしょうか。水不足にならない程度に雨は降って欲しいですね。という訳で、ジメジメ吹き飛ばしの景気づけにアクション作品です。

【ストーリー】
アメリカ。元CIAのブライアンは、別れた元妻レノアが現夫との関係に亀裂が入ったことを知り、気晴らしにと娘キムも連れトルコはイスタンブールへの旅行に誘う。娘と元妻に囲まれウハウハなブライアン。しかしそんな幸せは長続きしなかった。かつてキムを誘拐したことでブライアンにボコボコにされた人身売買アフィアが、恨みを晴らそうとイスタンブールまで追ってきたのだ・・・。


(奥のマフィアが・・・)


【感想と雑談】
『96時間』('08)の続編です。前作も観ていましたが、本シリーズの記事は今回が初めて。この中途半端なところがここならでは。

前作はとても面白かったです。あのリーアム・ニーソンのまさかの無双ぶりに猛烈感動。そうとう歳いってるだろこの人。カット割は細かめだったものの、本人が長い手足を繰り出す格闘や銃撃は見ていて気持ちがよかった。背後から撃とうが容赦なしというところも。絶対にポストセガール狙ってるな。

実はリーアム以外にも気になる役者がいました。それはファムケ・ヤンセン。前作から既にブライアンと別れた元妻レノアを演じていました。初めてファムケを知ったのは『007/ゴールデンアイ』('95)で、その時の女殺し屋ぶりがハマりすぎ。股で首を絞められるピアース・ブロスナンは絶対にご褒美だよなあれ、と思ったくらい。



ファムケにそんなイメージが焼き付いたまま、その後の出演作を見ていくことになりましたが、本シリーズでは相変わらず強面の一方で、実は涙もろいという良き妻役が更なる萌えポイントに。笑顔もいいです。ハートを鷲掴みにされました。

因みに古いですが『パラサイト』('98)という学園SFホラーでは気弱な女教師を演じていて、エイリアンにスナッチされるとウルトラビッチな女教師に豹変するという、一粒で二度美味しいファムケが堪能できました。実に素晴らしい女優だと思います。ファムケ祭りになりました。

で、続編のリベンジがどうかというと、今回は元妻まで巻き込まれる新要素はあったりしますが、うーん前作と比べるとイマイチな出来かな。まあそれでも見所はありました。元CIAブライアンの能力がまた凄いんですね。マフィアに元妻レノア共ども誘拐されると目隠しされて車で移動するのですが、その最中に秒数をカウントしながら、車の動きや環境音から自分の位置を把握していくのです。



また、誘拐されずに済んだ娘キムにこっそり電話して手榴弾を爆発させ、その爆音が聞こえる時間差からキムとの距離を測ります。いろいろ計算しながらキムに指示を出し、何度も街中で手榴弾を爆発させ(笑)、最終的に救出してもらうブライアン。それまで被害を被ったイスタンブールの立場は。

冒頭でのキムが自動車学校に通うシーンが伏線となって、彼女が運転する車でカーチェイスが始まったりします。これが狭い街中でドリフトしまくりのテクニックでちょっと無理がありましたね。貨物列車をギリギリ突破するお約束もあったりで、勿論のツッコミどころです。この後、未だ誘拐されたままのレノアを救出すべくブライアンは無双を発動します・・・。

今回はオリビエ・メガトンって監督。メガトンって凄いな、芸名みたいなもんか。本名だったりして。ちゃんと前作の雰囲気を受け継いでるようですが、アクションの演出がちょっと弱い感じです。カット割りが更に細かくなったようで、これがなんとも気持ちよく見られないのです。



アクション性やスピード感を出すのにカット割りを細かくするのも常套かもしれませんが、私には何をやってるのかわかり難いし、手抜きだろと思えたりします。アクションは長めのカットでじっくり見たいのです。前作も細かいながらリーアムの格闘や銃撃する様がよく見えてスッキリしました。作り手は”今回も凄ぇーだろ”と問いかけるかもしれませんが、私なら”うん、凄ぇーダサい”と答えます。

更に、前作が96時間内に娘を救出するだけというシンプルな緊迫感と疾走感で溢れていたのに対し、本作はマフィア側にも家族感を強調することで幅を利かしたはずが逆にテンポを削ぐという残念な結果に終わってます。悪側のヘタな言い分は不要です。娘一途のブライアンがモラル無視で悪をブチのめすだけという潔さが最大の魅力なのですね。

とはいっても前作がツンで本作がデレという、ファムケ・ヤンセンのツンデレが通しで堪能できたのでヨシとしますが。


(C) 2012 EUROPACORP M6 FILMS GRIVE PRODUCTIONS
【出典】『96時間/リベンジ』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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2013年5月25日土曜日

映画『デビルズ・バックボーン』 ・・・スペインの内戦時代、とある孤児院で大変なことが起きます

●原題:El Espinazo del Diablo
●ジャンル:ドラマ/ホラー
●上映時間:106min
●製作年:2001年
●製作国:スペイン
●言語:スペイン語
●カラー:カラー
◆監督:ギレルモ・デル・トロ
◆出演:エドゥアルド・ノリエガ、マリサ・パレデス、フェデリコ・ルッピ、フェルナンド・ティエルブ、イレーネ・ビセド、その他大勢

 すっかり暖かくなりました。といいますか暑いくらいでしょうか。もうそんな季節なんだということで、今回久々の映画記事はホラー作品を挙げることにします。

【ストーリー】
 ’30年代スペインの内戦時代。荒野に建つとある孤児院に連れてこられた少年カルロスは、他の孤児らとなんとか打ち解けようと懸命になる。リーダー気取りの少年ハイメはカルロスに冷たく当たるが、どこか後ろめたさを隠しきれずにいた。一方、孤児院の女院長カルメンに老教師カザレス、そして使用人ハシントの大人組は、内戦の余波がやがて押し寄せることに思いをはせる毎日を送っていた。そんな大人組のことなどお構いなしに、孤児院を満喫するカルロスだが、ある夜のこと謎の少年を目撃したことで、彼の生活は一変してしまう・・・。



【感想と雑談】
 『ヘルボーイ』シリーズでお馴染み、ギレルモ・デル・トロ監督の古め(初期頃)の作品になります。前々から気になっていたものの、手を伸ばさずにいたのですが、先日やっとこさ観てみることに。

 なんだこの情緒溢れる出来栄えは。もっと早く観ておくんだった。

 スペイン内戦の時代。舞台は荒涼とした土地のど真ん中に建つ孤児院。昼間は太陽の光が照り付けていて、明るく牧歌的な雰囲気を醸しています。これ本当にホラーなのか?しかし、孤児院に到着するなり少年カルロスがある物を目にすることで、いきなり不穏な空気が漂うことになります。

 それは孤児院の中庭に突き刺さった不発弾。デカいです。この爆弾の意味するところは何?思い出したのが、海外ゲームの『Fallout3』。これにも不発弾(しかも核爆弾)が突き刺さったままの町が出てくるのですが・・・まあ、関係ないんだろうな。とにかく不発弾の存在感に掴みはOK。



 建屋に入れば当然、薄暗くもなるし嫌な空気も流れます。そんな中、カルロスがやたら遭遇することになる謎の少年霊。遠くからはぼやっとした姿で、近づいてみれば青白い顔に割れた額から流れ出る血。その血は垂れるのではなく空中に舞う感じ。カルロスが手で触れると煙のように消え、指先には血がベッタリ残ります。そんな少年霊は誰かを襲うでもなく、ただカルロスに何かを訴え続けるようです。

 一方、何かに悩み何かを企んでいる孤児院の大人連中がまたいい味を出しています。老教師カザレスは女院長カルメンに気があるも紳士な態度を崩さないが裏では変な酒を飲んでいる。カルメンは使用人ハシントから禁断の関係を迫られている。ハシントは内戦のどさくさに紛れて孤児院に隠されるお宝を狙っている。そんな交差する人間関係が単なるホラーだけで収まらない深みを与えています。

 カザレスが飲む酒というのが奇形児のアルコール漬け。背骨が飛び出したその様はまさに悪魔の背骨。本作のタイトルでもありますね。紳士なおっさんがこんなのをケロッと飲むものだから、それまでの印象とのギャップに少々混乱してしまいます。因みに飲む時、効能の暗示として、人差し指を80度くらいにおっ立てますが、それを見せられたカルロスがどう思ったのか、気になるところです。



 やがてカルロスは、少年ハイメの告白と、少年霊との交信から、過去に起きた事件の真相を知ることになります。それは使用人ハシントが絡む事件でした。カルロスとハイメは手を組み、内戦の余波から孤児院が混乱しだす中、ハシントに戦いを挑むことになりますが・・・。

 ギレルモ監督はメキシコ人ですが、その歴史からしてスペインを題材にするのも当然なのでしょうね。もともと特撮畑のお方でホラー系ファンタジー作品を撮り続けておられますが、その総合的な演出力はそこらのドラマ作品よりも、かなりハイレベルなものと思います。

 少年霊の表現には、影の多い空間に佇むだけの姿を見せることで想像力を掻き立てる恐ろしさがあって、ハリウッド的アホなホラーよりも、日本的ホラーに近いものを感じます。その上、少年や大人らの行動や心情、戦争の残酷さも丁寧に描かれていて、ホラーと日常風景が重厚なドラマとして成立しているところが大変素晴らしいです。



 DVDパッケージ裏の解説では力一杯に気持ち悪さを強調していて、これはこれで観る人は観るんだろうけど、もうちょっと間口広げたアピールをした方がよかったんじゃないかな。損してますよこれでは。勿体ない。因みにDVD特典のメイキング映像から、本作のキーワードが”琥珀色”であることがわかりました。鈍い自分は本編だけでは気付けなかったです(笑)。

 同監督による『パンズ・ラビリンス』('06)も、スペイン内戦に翻弄される少女の夢物語でしたが、これも実に素晴らしかった。戦争とファンタジーを両立させるのってスペイン血統の芸当なんでしょうかね。それともギレルモ監督の稀にみる才能なんでしょうか。

 最新作の『パシフィック・リム』('13)は巨大怪獣と巨大ロボの戦闘を描いてるそうですが、これもギレルモ監督ならではの出来となりそうですね。映像は文句なしに保証されてるんで、とにかく監督の丁寧な演出と人間ドラマを期待したいです。


(C) 2001 All Rights Reserved.
【出典】『デビルズ・バックボーン』/角川書店

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2013年4月23日火曜日

スロベニア発Atomik Harmonikの新作がきてました


 このブログだけで日本の需要をほぼ占めているという、スロベニア発の音楽ユニットAtomik Harmonik。なんと今年の新作がとっくに出ていたではないですか。気付くのおせーよ。
 
 1月頃発表された曲のようですね。タイトルはSkoči (スコッチと発音するらしい)で、PVではスキーをやってるので、てっきり意味はスキーだと思ったら、ジャンプのことでした。まあ、たしかにスキージャンプしてるわな。因みにスロベニアには世界トップクラスのスキー選手がたくさんいるそうですね。

 前回の記事からメンバに変更はないみたいですが、このユニットは女子ボーカルがころころ入れ替わるので要注意。しかし、このPVではユニットの持ち味バカエロが健在のご様子でまずまず。

『ATOMIK HARMONIK - Skoči - Planica song (Official HD Video)』


 うーむ、雪国アピール度では、ビールがお友達みたいな、以下の曲(3年くらい前)の方が勢いあって好きですね。この女子ボーカルが在籍していた頃が頂点だった気もする。昔の方が女子ボーカルの歌声が心に響いたし、体格も豊満で見応えあったしな(笑)。

『ATOMIK HARMONIK - Pivo mi dej.wmv』



 映画は。


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2013年3月31日日曜日

ひとり『Anything Goes』まつり開催中


 3月も終わりですな。この月末は桜もいい時期だったみたいで、皆さん花見で満喫されたのではないでしょうか。私は花粉症なので外での花見などもってのほかですが(笑;)。

 さて、今回もちょっと動画紹介で更新したいと思います。

 まずは、アメリカ産の『FallOut3』というジャンルはRPGのゲームをプレイ中のことです。これ、第三次世界対戦(核戦争)後の荒廃した未来のアメリカが舞台なんですが、50年代に抱いていた未来像にまんま発展していった舞台設定なので、SFなんだけどもやたらレトロな雰囲気が漂っていて、ラジオからガンガン流れるのはホントに実在の昔の楽曲だったりするんですね。

 で、ラジオからある楽曲が流れた時、そのフレーズにあっと思ったのが、コール・ポーター作詞・作曲の『Anything Goes』という曲でした。自分にとってこのフレーズはまさに『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』('84)のオープニング曲として刻まれていたのです(笑)。コール・ポーターは1900年代初頭からミュージカルや映画に楽曲を提供してきた偉大なお方だったのですね。しかし、知識が薄すぎるぜ自分。。。

 という訳で、Youtubeで早速、コール・ポーターの原曲と、『インディ~魔宮の伝説』アレンジ版を探して聴いてみました。原曲を聴くと、『インディ~魔宮の伝説』版では導入部のフレーズをすっとばしてサビの部分から入っているのがわかります。なんだ。。。そんなことしてたのかよ。。。しかし、『インディ~魔宮の伝説』を初めて観てからほぼ30年もの間、何をやってたんだろうか自分は(笑;)。

 そんな感慨にふけりながらYoutubeで『Anything Goes』を聴いていると、他の動画ラインアップにも同じタイトルが並んでいるのが目に止まりました。サムネがなんか舞台っぽい。ちょっと再生してみると。。。

 先に書いたようにミュージカルにも楽曲を提供してきたコール・ポーターによる『Anything Goes』は、まんまそのタイトルでミュージカルとして昔から上演されてきたのですね。ミュージカルは何でもかんでも観る訳ではないですが、この『Anything Goes』の数々の動画は久々に見入ってしまうほど素晴らしいものでした。曲を知っていたことも手伝ってのことですが、『インディ~魔宮の伝説』がなければ永遠に知ることのなかった世界です。ありがとう、ルーカスとスピルバーグ。

 なんでも、このミュージカル『Anything Goes』は迫力あるタップでも有名なんだとか。たしかに歌姫も含んでの大勢でのタップは迫力満点。外人さんガタイがいいものだから、生で聴いたら腹に凄く響いてきそうだ。表情やチームワークなんかも観ていて気持ちがいい。こういうエンタテイメントが普通に絵になるアメリカって、やっぱ凄いですね。

『Fallout 3 Soundtrack - Anything Goes 』
 コール・ポーターの原曲です。こういう楽曲をSF設定のゲーム内で自然に流せるって凄いことだと思う。


『Indiana Jones - Temple of Doom Opening (Anything Goes) HD 』
 解説不要のオープニング場面ですね。いつ観てもこのワクワク感!(笑)。よく考えたらここでもちゃんとタップ場面入れてるんだった。アメリカでは普通に知られてきたミュージカル楽曲なんですね。これって中国語で歌ってる? 


『Anything Goes performance on the 2011 Tony Awards』
 ミュージカルです。『インディ~』版と同じくいきなりサビから入ってますね。他では原曲通りのものもあるので、時によってカットしてるってことかな。これ30年代の時代設定なのか、役者らがちゃんと時代劇メイクで様になっているのも見逃せないです。古きよき時代ですね。


『In Rehearsal: Sutton Foster Sings "Anything Goes"』
 これはもう大トリでいいでしょう。リハーサル風景なんですが、本番を目の前で観ているかのようなこの迫力。メインで歌うサットン・フォスターはブロード・ウェイでは有名な歌姫なんだそうです。タップもやってこの声量は凄すぎ。それにしてもこの盛り上りようはいったい。9分近くの大作ですが必見だと思います。因みに、俳優のジョエル・グレイも参加されています。『レモ/第一の挑戦』('85)で韓国武術シナンジュマスターを演じたお方です(笑)。


 という訳で、ちょっと最近、『Anything Goes』日和な自分ですが、暫くしたらまた元に戻ると思いますので、その時は映画バカ記事で更新したいと思います。


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2013年3月3日日曜日

Youtubeで懐かしい音楽を検索してみました


 昔からよく聴いてる音楽がありますが、これのPVやらライブ映像なんてのを、たまに見たくなったりします。今回、Youtubeで検索してみて、懐かしかったり面白かったりと、いくつか発見がありましたので、更新ネタにしてみました。

『黄金の時間(live)-ZELDA』
 ZELDAです。任天堂のゲームじゃないぞ。’80年代のインディーズシーン(死語か)から独特の存在感を出しまくっていた、伝説のギャルズバンド(死語なのか)です。埋め立て地や工場、コンビナートといった殺風景な光景を幻想的なものに昇華させ歌にするボーカルのサヨコ。その不思議な感性には随分とハマってしまいました。これのおかげか、今では工場萌の私だったりします(笑)。

 劇中ZELDA本人役として出演(演奏含)された邦画『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』('86)のエンディングに使用された曲です。割と抑揚なく淡々と歌い演奏する印象のZELDAですが、それが逆に時代を感じさせない不朽の存在になっていると勝手に私は思っています。メディアにあまり出ず、弄られなかったのもよかった。もう30年近く聴き続けている色褪せないバンドです。

 この動画、’90年前後あたりのライブかと思いますが、アカペラから盛り上げてくアレンジが実にいいです。しかし、サヨコの声がイマイチ出ていません。ハードワークすぎる時期があったとも聞いていますので、これがその時だったのでしょうか。本当、お疲れ様でした。因みに後年はジャマイカ?方面へ傾倒していき不思議感性は薄まっていくのでした。
 
『David Bowie - Miracle Goodnight』
 デビッド・ボウイです。出ました。もう解説なんていらないですね。世界を代表するこれぞ伝説のカリスマアーティスト。今ではすっかりお爺ちゃん。しかし、カッコよすぎだなあ。

 このPV、’93年のボウイですね。舞台やパントマイムもこなしてきただけあって余裕の一人演技。シュールな要素も相まって何度も観たくなる中毒性があります。ボウイのカッチョいいパフォーマンスに見とれていると、突然カラフルなカウガールが暴れだす(オッパイが気になる)という。この後半のグルーブ感には魔力を感じます。誰だこんなPV考えたヤツは。素晴らし過ぎます。


『【365歩のマーチ】インドのスター達が元気づけてくれる動画』
 もともと世界一ダサイPVシリーズを検索中に見つけた動画です。結構前から話題になってるMADなのかな。見事過ぎるシンクロ率。今更ですけど爆笑できたので挙げてみます。ホント元気がもらえる楽しい動画ですね(笑)。



・問
 「しかし、ここは映画もそうだけど古いのばっかだな、楽曲でリアルタイムに聴いてるのは無いのかよ?」

・ベストアンサーに選ばれた回答
 「それはたぶん、Atomik Harmonikになると思います」



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2013年2月10日日曜日

映画『ドライブ・アングリー』 ・・・ニコラス・ケイジが邪教集団に挑みますが、何か変です


●原題:Drive Angry
●ジャンル:アクション/犯罪/ファンタジー/スリラー
●上映時間:104min
●製作年:2011年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:パトリック・ルシエ
◆出演:ニコラス・ケイジ、アンバー・ハード、ウィリアム・フィクナー、ビリー・バーク、シャルロット・ロス、デビッド・モース、トム・アトキンス、その他大勢

 やべえ。今年ももう2月だよ。実は1月からいきなりバタバタし出してしまい、その上体調不良にも陥ってしまいました。幸いインフルエンザではありませんでしたが。皆さんもご自愛くださいませ。
ということで今回は、仕事を選ばないニコラス・ケイジの作品です。

【ストーリー】
 アメリカ。邪教集団によって最愛の娘を殺され、孫の赤ん坊を連れ去られた男ミルトンは、今日も元気にチンピラ信者を血祭りに上げる。邪教集団が満月の夜に孫の生贄イベントを開催することを察知したミルトンは、ウェイトレス女のパイパーを仲間にし、アクセル全開で燃えまくる。警察も巻き込み一大騒動へと発展するが、そんな状況にミルトンを執拗に追跡する謎の男が現れる・・・。



【感想と雑談】
 一見、ニコラス・ケイジとカーアクションの組み合わせだけのようで興味が湧きませんが、たまたま予告篇を見た時、かなりの衝撃が走ってしまいました。何だこの漲るヘンテコ感は。速攻で借りてみました。

 作り手の、ヒーロー、アクション、そしてセックスに対する熱い思いが、普通の映画に見られない志で暴走しています。常にパワフルで後先考えない展開。ファミリー鑑賞では気まずさ満点。だからバカ映画と呼びます。

 開始早々、胡散臭い主人公ミルトンと邪教集団の下っ端信者の戦闘が描かれます。ミルトンのショットガンでいきなり手首や足を吹っ飛ばされる信者。その場を去るミルトンの背後で車がズガーンと爆発したところでタイトルバック。のっけから飛ばしてます。ミルトン演じるはニコラス・ケイジ。幾つになってもこんな役をやるケイジは素敵だと思います。



 ミルトンが一服つけるレストランでは、ウェイトレスのパイパーが登場します。同僚と下品な会話をする一方で、一杯のかけそば的ファミリーには心優しく大サービス。スケベな店主のキンタマを握り潰し、中指おっ立て自ら退職するナイスなヒロインです。演じるのはアンバー・ハード。素でタトゥー入ってそうな強気の姉ちゃん風味。美人さんです。

 ミルトンとパイパーがレストランから去ると、謎のスーツ男がどこからともなく出現。店主に「おいそこのデブ」と言います。ユーモアめいた言動で痛快。以降、何か揉め事がある度に、目の前でコインを真上に放り投げる謎の男。落ちてきたコインを掴んだ直後、ズバンと突き出す手に握るのが、FBIの身分証明だったりします。手品か。

 普通、落ちてきたコインを手の甲で隠して裏表どっちを選ぶ?を期待しますが、結局、FBIであることをアピールするだけという。コインの立場は。こういうところがとってもバカだと思うのです。謎の男を演じるはウィリアム・フィクナー。善人から悪人まで何でもこなす好きな役者です。



 やたらとアイテムやらオブジェやらが、飛んできたり、突き出されたりするのですが、これって3D映画だったのですね。後になって気づきました(笑)。もともとのバカ演出でインパクト大のところに3Dは余計なんじゃないかな。むしろ邪魔になってる気もしますが。劇場鑑賞された方はお疲れ様と思うです。

 印象的だったのが、ミルトンがバーの女をナンパした後の出来事。モーテルの一室で全裸のバー女が、服を着たままのミルトンに乗っかり喘いでいます。

 バー女   「脱がないの?」
 ミルトン 「銃撃戦の前は脱がない」
 バー女   「・・・」

 その直後、部屋に突入してきた信者連中に、ミルトンは銃とウィスキーを掴み応戦します。バー女と合体したまま。薬莢がヒュンヒュン音立てて画面を横切ります。アホか。

 このモーテルの合体銃撃戦もそうですが、どっかで見たような場面が多く、過去の色んなB級作品のオマージュやらリスペクトが込められてる気がします。邪教集団が田舎町の住人で占めていて、キャンピングカー中心のカーチェイスや生贄イベントをやるくだりから、全体的に『悪魔の追跡』('75)の要素を最も思い出しましたが、実際どうなのでしょうか。



 中盤以降、ミルトンと謎の男の尋常でない素性や関係から、本作がアクションだけの作品ではないことがわかってきます。まあ、これはオープニングからでも予告篇からでも何となくわかるんですけどね。しかしまあ、役者揃いだと思います。前述の3人以外にも、トム・アトキンスやデビッド・モースなんかも出てきますからね。デビッド・モースはとにかくガタイが凄い。何頭身なんだよこの人。

 クライマックス。満月の生贄イベントに間に合ったミルトンは、会場を車で爆走し信者を粉々にしていきます。果たしてミルトンは、孫の赤ん坊を教祖の手から奪還することができるのでしょうか・・・。

 結構な役者らが意気揚々と演じているようで潔いです。バカ映画であることを分かりきってるのだろうな。密接な関係にあるミルトンと謎の男の設定が両極端すぎるところが、特にバカ映画としての見せ場であるといえましょう。たまにこういうのを観ると幸せになれます。


 何も残りませんが。


(C) 2010 M4 FILMS,INC.All Rights Reserved.
【出典】『ドライブ・アングリー』/Happinet

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2013年1月6日日曜日

新年明けました。という訳で・・・


 あけましておめでとうございます。新年ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 正月はご多分に漏れず大食いをしてしまいましたが、その分、色々と歩き回ったので、ちょっとは消費できたかな、なんて思っています。どこを歩き回ったかは秘密にしておきます。しょうもないコースなんで(笑)。

 さて、本年一発めの更新は、コラージュで決めたいと思います。久々に巨大ナースをやってみました。めでたい正月に相応しい巨大ナース。富士山と鷹との夢のコラボ。



 しかし、正月、正月いってるけど、もう1月6日なんだよな。今更感が漂ってるなあ(笑;)。まあ、いいか。

 そんなこんなで、本年も宜しくお願い致します。

 
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