2012年1月29日日曜日

いったいこれは・・・な動画を発見してしまいました

・  
 もうすぐ2月ですけど、まだまだ寒いですね。当然ですかね。
 
 久しぶりにYoutubeでスロベニアの雄(笑)、ATOMIK HARMONIKを巡っていたのですが、その際に一見なにこれという動画を発見してしまいました(またか)。たぶん同じスロベニア発だと思うのですが、なんかの音楽PVの撮影風景みたいなんです。
 で、その音楽ユニットのメンバーとおぼしき4人の女の子らがシャボン玉を一心に吹かしているのですが、それが間抜けなんです。どんなPVでも撮影風景は間抜けだと思うのですが、今回の動画はそれを更にパワーアップした感じで特に間抜けなんです。
 
 メンバ全員「せぇーのぉー・・・ふぅーーーー」
  シャボン玉がピロロロロ~
 メンバの一人「いい感じ、いい感じ、せぇーのぉー・・・ふぅーーーー」
  シャボン玉がピロロロロ~

 
 こんな感じ。あまりにもシュールなノリで、最初見た時は誰得なんだ、と思ったのですが、何度も見るうちに笑いのツボを突いてくるようになりました。たぶん、シャボン玉と彼女らの体型にツボがあると思うんですよね。
 
『Not pa ven』
 タイトルも翻訳するとまた笑わせてくれるみたいな。意味は「意味不明」らしいです(笑)。


 動画に付いたコメントを自動翻訳したら秀逸すぎたので引用してみます。
 「しかし、彼らは3つ(4つ)若い豚、Cunk、RoziとBajs、(とベーコン)ウォルトディズニーのアニメ映画の一つであり、彼らは喜んで、彼らが食べるしようとしている学習する日までの農場で飼育ライブ。」

 ・・・完成したPV見てみたいんだけど、全然わかりませんわー。


にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
ブログパーツ

2012年1月14日土曜日

映画『血まみれ農夫の侵略』 ・・・こんなホラー映画に騙されたのもいい思い出です

●原題:Invasion of the Blood Farmers
●ジャンル:ホラー
●上映時間:84min
●製作年:1972年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:エド・アドラム
◆出演:ノーマン・ケリー、タンナ・ハンター、ブルース・デトリック、ポール・クレイグ・ジェニングス、ジャック・ニューベック、リチャード・エリクソン、シンシア・フレミング、トム・エドワーズ、ルーシー・グラント、その他大勢

 日が伸び始めていますが、まだまだ寒いですね。その上、花粉の季節も近づいているので、いっそう健康管理には注意していきたいものです。
さて、本年1発めの作品記事ですが、旧作も旧作、古い上に大問題ありの作品でキメたいと思います。まあ、当ブログらしい選定でありましょう(笑)。

【ストーリー】
 アメリカ。どっかの田舎町。酒場に血まみれの男が入り込んできて絶命する事件が発生。ここ最近、町の住民が行方不明になっており、男もその一人であった。検死から採取した男の血液が異常増殖することにロイ博士は驚き、助手のドンと共に盛り上がる。この一連の事件は太古からの邪教集団ドルイドの手によるものだった。ドルイドの眠れる女王を復活させるべく、司祭が信者の農夫を使って住民から血液を採取していたのである。血液が増殖するのは採取の際に呪いがかかる為であった。ロイ博士とドンが警察と共に奔走する一方、女王復活の日は刻一刻と近づいていた・・・。



【感想と雑談】
 突然、コレが思い浮かんだので挙げることにしました。初めて存在を知ったのは80年代のビデオ全盛期で、スプラッタ関連も乗じて盛り上ってた頃です。スプラッタ表現の要である特殊メイクにも興味を覚えたので、色々と書籍を買い揃えていましたが、その中のあるムック本で本作が紹介されていたのでした。

 数多く並ぶスプラッタ作品の紹介写真の中で、ひときわ異彩を放っていた本作。貧相な格好した男達が、死体から引きずり出した内臓にかぶり付いてるという1コマ。昔風にザラ付いてるくせに、血をぶちまけたような色合いに内臓がクッキリ映えていて、インパクトは相当なものでした。この写真だけで「これは絶対観る価値ありだぜ」と勝手に思い込み、それが罠だと知る由もなかった80年代。

 結局、念願叶ったのが2004年頃でしょうか。オープンしたてのレンタル屋に並んでいたので、速攻会員になってレンタルしたのでした。遠距離にある店なのに(笑)。ちなみにこの当時はビデオ版でした。それでは、以下にざっと紹介したいと思います。この超低予算でヘボい作品を。



 冒頭、ヨロヨロ歩く血まみれ男と、酒場で飲み交わす男達が交互に映されます。ここで飲み終わった男が「グッナイ」と言って去りますが、外は思いきり真っ昼間です。白夜なのかと思ったりしますが、実はこの作品、昼のシーン夜のシーン、全て昼間に撮影しています。どう見ても夜じゃないのに夜のシーンとか。低予算の成せるワザのようです。

 その後も非常にチープな映像と演出が爆進します。ドンがロイ博士の研究所を訪れると、そこはまるでキッチンに小学生の理科セットを配置したようなもので、ビーカーに入ったピンク色の血液がポコポコ増殖しています。その様子を外から覗いていた農夫が犬に見つかり追っかけられます。森の中をコマ落としの高速で走っていく農夫と犬。非常に滑稽ですが、恐らく撮影した後でテンポ感がないのに気付き、のちの編集で小細工をしたのでしょう。

 余談ですが、編集を担当したのは、作ったもののあまりにつまらくてお蔵入りしていたポルノ作品を、別の制作によって後に話題となる殺人映画『スナッフ』('76)に改変されてしまったマイケル・フィンドレイです。



 旅行にやってきた一組の若いカップル。モーテルに入ると固定したカメラ視点で延々とカップルを映します。ここで彼女がいったん奥の浴室に消えて、下着姿になって彼氏の前に登場するところ。ちょっと可愛いと思いました。顔のアップがないのは残念ですが。で、この後シャワータイムになるのですが、やっぱり予算はないので、裸になるのは彼氏に決定です。男のシャワータイムでマイナスお色気大サービス。ここで先の農夫が『サイコ』よろしく忍び寄ってきて棒で彼氏を猛打。

 農夫は誘拐した住民や旅行者を納屋に運び込み、なんかのポンプを使って血を抜きます。太い透明チューブの中を血液がジュルジュル流れていくのを延々と映します。この時の音がちょっと気持悪いかな。役者はブルブル体を振るわせ奇声を上げるだけです。

 ホントに安い作品ですけど、因みに農夫役の役者はホンモノの農夫を起用したらしく、ギャラは缶ビールの6本パックだったそうです。



 警察(警官ただ一人)を絡ませるも、抑揚のまったくない演出で、ラストに突入します。遂に山の崖っぷちで復活の日を迎えたドルイドの女王。司祭や農夫らは女王を囲み、途中誘拐してきたロイ博士とその娘を生贄にしようと盛り上がります。そこに駆けつけたドンが、これも途中作り上げていた血清(?)を連中に振り掛けると、全員フニャフニャ倒れこんでしまいます。退治されたらしいです。なにそれ。

 この何ていうのか、初めからそうですが、ハンパない脱力感が凄まじいです。一応、事件は解決となりました。ロイ博士、娘、ドンの笑顔で画面は暗転となります。

 なんともヘボすぎる作品でありました・・・・・・じゃなくて、ちょっと待って。

 例の内臓むさぼりシーンはどこにあった??そんなシーンは一切なかったぞ。どういうことなんだ??レンタル屋に並んだパッケージの裏面にもはっきりと「貧相な格好した男達が、死体から引きずり出した内臓にかぶり付いてる」写真が載っていたのに。これは一体。凄いモヤモヤ感で満たされたのを覚えています。

 実はこれ、配給会社によってデッチ上げられた写真なんだそうです。ビックリしました。こんなことやっていいものなのか。思いっきり詐欺なんじゃないのかと。JAROに通報してもいいレベルですよ。しかし、当時の配給会社もどんだけ必死なんだよって感じですよね。その後のブーム崩壊で殆どの配給会社は消えてなくなりましたが。

 まあ、エクスプロイト(搾取)映画の底辺に触れられた貴重な経験ということで、いい思い出にしてますけどね(笑)。

 因みに、こちらが写真が掲載されたムック本「特殊メイクの世界」です。一応、自前のものから撮影しました。(今ではこういう本ってないですよね)


 で、こちらが大問題の掲載された写真です。こんなシーン、どっこにも出てこなかったよ!と叫んでも無駄です。あれ?この時のタイトルは『血まみれ農夫の襲撃』になってる。しかし、これを堂々と紹介してるってことは、筆者は作品自体観てないってことになりますな。まったく。


 なんだかんだ、いい時代でした(笑)。

(C)1972

にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
ブログパーツ

2012年1月7日土曜日

新年あけました


 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
 
 2012年になりましたね。皆さんの年明けはいかがでしたでしょうか?暴飲暴食に陥ってないことを祈りますが(笑)。
 今年は滅亡の年ネタで盛り上がったりしてますが、そんなの実際に当たったりしたら大困りですよね。確実にハズレてもらって大歓迎です。何事も起きずに平和な良い年でありますように。
 
 新年1発めは、この間紹介したイタズラ動画シリーズが大好評であることを信じて(笑)、もう1本紹介してみたいと思います。
 
『Stanley Cup Ruined by Girlfriend 2010 』
 なんかホッケー観戦中の彼氏にヒドいイタズラをかます彼女です。たしか仏映画の『アメリ』でもこんなシーンがありましたね。不快になった方には申し訳ないですが、私はこういうパターンにはドハマリするので大笑いしちゃいました。最後の彼女の笑い声には多少イラッとしましたが。

 ・・・両人ともS&Mの素質を持った珍しいカップルなのかもしれません:p。
 

 そういえば新年っぽい写真を撮ってきたので、口直しに挙げておきましょう。あんましきれいでないですが(笑;)。

 
 
 今年も笑われる(笑えるでなく)ブログでいきたいと思いますので、皆様どうぞ宜しくお願い致します。


にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
ブログパーツ